諫早湾
長崎へ行ってきました。
いつも通り行き先知るも詳細はうちのひとしか知らん旅…って別に教えてもらえんのでなく、あんまり下調べとかに興味を失ってこうなる訳です。
伊丹から飛行機での長崎入り。幸い窓際の席が空席やったのでそこに移動。飛行機から外の景色見ないのは損なこと。長い長い人類の歴史の中で、空から景色見ることができるやなんてたかだかここ100年くらいのことですわ。そんなこと思いながら景色楽しんでましたら、平野の成り立ちもよくわかるなぁと。川から流れ出した土砂が堆積してできるという事実がまさにそこに広がっているって感じ。そんな中にちらほら違和感ある田園が。へぇ、埋め立て地と言えば臨海工業地帯とばかり思い込んでましたが、田畑の為にも…そうか、八郎潟はじめ干拓事業ってありますわな。ま、頭で知ってること以上に目で見て感じるって、すんなり頭に入っていくもんです。
おもろいなぁ空から見るのも…と楽しんでましたら…ん?、海の色がまっ二つに分かれているエリアを発見。もしや、あれか。乗った飛行機には飛行位置を地図上で示すサービスがなく、どこをどう飛んでるのかわからんでしたが…コレが諫早湾干拓事業ってヤツですね。きっと新聞やニュースでその映像は見てるはずですが、これもやっぱり肉眼で見ると「…えらいことになってるで」を実感しました。
こじれにこじれまくってどうしてええのか他所もんが口を挟む問題やないかと思いますけど、これは…死んでますなぁ、海が。淡水化…聞こえは清いものの、こんな状態なんです…ね。
良かれと思って始めた事業なんでしょうきっと、時代が変わるまでは。「なんだかな?」と思いつつ遂行せんならん人らもおったんでしょう。で、いま、これ。人間って、ちょっと変わった動物と言えるかもしれませんな。
(於:長崎県諫早市、雲仙市) なんぼ情報過多気味な今日でも、実際を見んとピンと来んもんや。
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コメント
“もしもし、そこのあなた。たまには空から日本を眺めてみるのはどうじゃろう。”てな番組冒頭のナレーションが面白い!
初代ドイツ帝国宰相ビスマルクが「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」と言ったとか。
失敗は成功の基とも云いますが、取り返しのつかない失敗もあります…日本はこれが実に多い!
私なら、アホげに学べ!なんてね…。
投稿: 難波のやっちゃん | 2016年7月31日 (日) 15時36分
うわあ!
これは・・・ものすごい興味深いものですね。と、だけにしておきます。
投稿: 天王寺蕪 | 2016年8月 2日 (火) 20時26分
このカフェオレだけはいただけません!
投稿: mita | 2016年8月 4日 (木) 16時20分
●難波のやっちゃんさま
なんのことかいなと調べますとテレビでそんな番組があるんですね。何か楽しそげ…と思いつつ最近はGoogleで俯瞰図もカンタンに見ることができて…便利ですけど、それでええんかなぁと。
●天王寺蕪さま
ぜひ肉眼にてご覧ください。
●mitaさま
カフェオレはグリコだけで充分です。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年8月16日 (火) 22時47分