ソース 53 ▲ ハグルマお好みソース 関西風
“ハグルマお好みソース 関西風”…見た感じマヨネーズかケチャップのみたいなパッケージ…概ねこの感じのソースは“ダシ入り”の類いのモンが多い様に思います。個人的にはこの手のソースはダシ醤油同様、あんまり好きではないんですが、ま、うちのひとが買うてきましたんで食してみることにしました。
印刷面が多いのもあるのでしょう、“こだわり仕立て”に“どこどこのかつお節に昆布使用”、“化学調味料・カラメル色素不使用”など、あれこれウンチクが書かれています。なんか…もうこの時点でいわゆる“地ソース”な風情がなくて…まぁ、ええでしょうか。
今回もいつもの様に焼きそばにして味わってみました。まずはそのままで。
見ての通り、カラメル色素不使用の割に深い色合いで美味そげ。品の良い茶色をしています。香りは…あっ、あれ。ほれ、お好み焼屋さんの鉄板横に置いてある鰹粉と青のりの入ったステンレスの箱、あの蓋を開けた時に立ち上がるあの香ばしさを感じます。さすがは焼津のかつお節が入ってるだけのことはあります。次に口に含んでみますれば…おっ、何なんでしょ、デーツ由来かプルーンっぽいというか、黒砂糖っぽい味を強く感じます。後味にあの鰹粉と青のりっぽい香味を感じるも…やっぱり黒砂糖っぽさが前面に出ていて「甘口やなぁ」な印象です。
焼きそばにして味わった印象は…これがね、あんまり印象に残らなんだんです。そのままを味わった時のインパクトに比べると「まぁ美味しいんちゃいます」という程度で。まぁ、基本そのまま味わうモンではないわけですから、調理してみて素直な味に仕上がるってのは、ええ味付けなんでしょうね。
ハグルマ…地ソースの範疇で語ってはいけないメーカーやということがわかりました。安心素材でええソース仕込んで社会貢献…かな。ジャンキーな地ソースもイロイロあってそれも面白いものの、お子にはこういうのを食べてほしい様に思ったりもしました。
名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(トマト、りんご、デーツ)、糖類(ぶどう糖果糖液糖、砂糖)、醸造酢、食塩、かつお節粉末、しょうゆ、でん粉、香辛料、昆布、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、 (原材料の一部に小麦、大豆を含む) 製造者:ハグルマ株式会社MH 和歌山県紀の川市西三谷717 “化学調味料不使用”で“たん白加水分解物”もちゃんと不使用。筋がとおってるな。
※関連記事:
『ソース 44 ▲ ハグルマお好み焼ソース』 2014年11月 記
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コメント
“焼津かつお節/利尻昆布”とトップブランドを使用してはる!
興味持ちまして探しますれば、某大手GМSで“かつおと昆布のうまみがきいた”たこ焼きソースがありました。
企画・設計から販売にいたるまでそのスーパーですが、製造所所在地はハグルマ紀の川工場でした。
販売者・商品は違うとは言え、グラム当たりの税込み価格はほゞ同様、かつお節粉末/昆布の産地表示してるお好みソースより産地表示の無いかつお節エキス(さばを含む)/昆布エキス及びアミノ酸使用のたこ焼きソースの方が少し高いとは、なんだかな…。
“伊吹いりこ”のエキスでも入ってんのかな(笑い)。
投稿: 難波のやっちゃん | 2016年6月14日 (火) 16時55分
●難波のやっちゃんさま
この手の中堅メーカーは、結構PB商品手がけてはりますが、そういうところに差があるんですね。やっぱり…ハグルマ印やないと。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年6月18日 (土) 14時46分