瓦屋根から南天青々と
神戸市北区某所で仕事。三田駅からバス…と言うことでしばし三田の旧市街地を探索。
静かな街並みに昔ながらな家もちらほら。虫籠窓のある家には新緑が青々と茂り、青空との取り合わせがなんとも清々しくてええ感じ…などと愛でるも「え?どこから生えてんの?」。隣接する土地から生えてるにしては妙な感じやなと近寄ってみますれば…わっ、これ、瓦屋根の下から生えてまっせ。
見ての通り壁も瓦も新しくしはってまだ間もない感じ。やというのに鳥が運んだか南天がしっかり軒に根を下ろして…これは大丈夫なんでしょうかね。
「お〜これはこれは」と愛でる気持ちはとってもよくわかりますけど、私やったらさっさと抜いてしまいますけど…やさしい粋(すい)なお方ですな。いやぁ、おかげでええモン見せてもろてスッキリ…って、まぁ今後どうなるんやろと思うと、モワモワした気分も湧くんですけど。
(於:兵庫県三田市) 結構幹も太いなとストリートビューで見ますと2013年にはもうこの状態。根はどこまで…
※関連記事:
『屋根の上から木が生えとる』 2009年5月 記
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コメント
屋根に生えた草木、普通は速攻で抜きますよ!
立派な虫籠窓と鬼瓦、風水を重んじる当主としては縁あって
小鳥が運んでくれた鬼門封じの南天を除去するなんて出来ない
のでしょう。
鬼瓦の真下で根付くとは、偶然か必然か?
実が赤か白かも興味ありますね。
投稿: 難波のやっちゃん | 2016年5月30日 (月) 10時47分
難を転じる縁起物。
やはり、ここは縁起物に軍配ありでしょう。
投稿: 天王寺蕪 | 2016年6月 3日 (金) 21時48分
●難波のやっちゃんさま
白い実の南天の存在…知りませんでした。で、ここはどっちか?…やっちゃんさんの報告を楽しみにしときます、はい。
●天王寺蕪さま
朽ちかけの御宅ならまぁそれも良しでしょうけども…って、ま、「いざとなったら屋根直したらええか」って思ってはるんでしょうね。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年6月 7日 (火) 09時07分