屋敷の角の波乗りウサギ
立派なお屋敷の塀の角に、ウサギが載ってますわ。
そないに年代物って感じでもないし、まぁかわいいからやろかいな程度に思うも、まぁそれなりに理由があるのやろと帰宅後調べますればこれ、波に乗ってるウサギで火事よけのまじないの瓦とか。
そもそも“波に兎”は“竹に雀”やら“梅に鶯”“松に鶴”みたいに昔より好まれた決まった意匠のひとつやとか。はぁ…そんな当たり前らしいこと知らなんだということで、皆さんにしたら「それで?」な記事でスンマセンでした。
あ、あと“波に兎”は“繁栄、飛躍の象徴”ということもあるそうで、ま、この瓦は、火除けと繁栄、両方を兼ね備えた存在なんでしょうな。
(於:高槻市) 時には為になる発見もあるなぁ…って、本来知ってて当たり前なんやろけど。
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コメント
ほほう、兎がサーフィンしてまっか(笑)。
波兎の由来は「古事記」に出てくる“稲羽之素菟”或は謡曲「竹生島」からとか…因幡の白兎は他人(鮫・和邇)を騙して荒海を渡る狡い兎、竹生島はイメージの飛躍(月に住む兎が湖面に映ってゆらゆらと漂う)なそうな…
海や湖上の波を駆け回ってる、そんな元気な姿が家に魔物や疫病が入ってくるのを防ぐ“可愛い鍾馗さん”、ついついその様な想像をしてしまいます。
投稿: 難波のやっちゃん | 2016年5月23日 (月) 20時29分
可愛いですね。
ウサギと言えば、いつも思い出すのが、ピーターラビットの絵とお話が載っている食器シリーズ。ディナープレートに載っているお話の一説が「でも、ピーター、マクレガーさんの庭(畑)に入ってはだめよ。あなたのお父さんは、あそこに行って捕まってしまい、マクレガーの奥さんにウサギのパイにされてしまったのよ」と言うもの。それを読んでいて、イギリスのお子達は、その日の晩御飯にウサギ肉のパイが出てきた時、「ねえ、お母さん。このウサギのパイって、ピーターのお父さんなん?」なんてことを言いながら、食べるんかなーと、いつも思ってしまいます。
投稿: 天王寺蕪 | 2016年5月25日 (水) 20時10分
●難波のやっちゃんさま
その空想、かなりええ感じ。可愛すぎ
●天王寺蕪さま
こわっ。お国違えばですな。英語読めんでええこともあるなぁ…とかなんとか。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年5月27日 (金) 11時05分