鈴木イチロー さん
こんなところに連絡所。
(於:滋賀県野洲市) 松井イチローさんとええ勝負や。
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仕事で南港へ。ニュートラムは南港東駅まで4区で320円…案外遠いところやなと改めて思いつつ何もなさそげなこの埋立地に作られたこのまちに降り立ちますれば…そこは、森。
南港と言えば人造地で鉄骨とコンクリという無機質なまちの印象を強く持ってましたので、なんか意外。まぁそもそもは植樹から始まってるんでしょうが、植物の生命力ってすごいもんやなとか思いながらふと見ると木の股に別の木が根を下ろしてますわ。こんな調子でどんどん勝手に緑化が進んでるんですね。
思えば野鳥園も元々人工的にこさえたもんかもしれませんけど、今では鳥の楽園として自然豊かな…なんか少し南港のイメージが変わってきました。とは言えまぁ、自然発生的な街の方が好みであることには変わりないんですけど。
(於:住之江区) 森閑としている風に写真見えるも、実際はかなりの喧噪。
※:関連記事:
『ヤナギの股からキリが生えてる』 2016年1月 記
『クスノキにシュロが生えてる!』 2010年6月 記
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神戸市北区某所で仕事。三田駅からバス…と言うことでしばし三田の旧市街地を探索。
静かな街並みに昔ながらな家もちらほら。虫籠窓のある家には新緑が青々と茂り、青空との取り合わせがなんとも清々しくてええ感じ…などと愛でるも「え?どこから生えてんの?」。隣接する土地から生えてるにしては妙な感じやなと近寄ってみますれば…わっ、これ、瓦屋根の下から生えてまっせ。
見ての通り壁も瓦も新しくしはってまだ間もない感じ。やというのに鳥が運んだか南天がしっかり軒に根を下ろして…これは大丈夫なんでしょうかね。
「お〜これはこれは」と愛でる気持ちはとってもよくわかりますけど、私やったらさっさと抜いてしまいますけど…やさしい粋(すい)なお方ですな。いやぁ、おかげでええモン見せてもろてスッキリ…って、まぁ今後どうなるんやろと思うと、モワモワした気分も湧くんですけど。
(於:兵庫県三田市) 結構幹も太いなとストリートビューで見ますと2013年にはもうこの状態。根はどこまで…
※関連記事:
『屋根の上から木が生えとる』 2009年5月 記
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そもそも片町線に縁がないので、大阪市内にして放出駅もその名はカタカナ(ハナテン)で知るも、行ったことがありませんでしたが、なかなか昔ながら感の残るええ街やことで。細い商店街も健在でええなぁと歩いてますれば、ちょっと寂れつつあるエリアの一軒に「?」なプラ看板発見。
ニチボー…何げに「あぁニチボーね」とカネボウ程度に思いましたけど、ニチボーって…
帰宅後調べますればあぁ、あの、“東洋の魔女”とか言われるほどバレーボールでその昔一世を風靡した“ニチボー貝塚”のニチボーですがな。
ニチボーが日本レイヨンと合併してユニチカとなったのが1969年ということですから、まぁ半世紀ほど前には“ニチボー”は姿を消しているわけで、それを思うとこの看板、めちゃ状態がよろしいですね。あまりにキレイやったので、何となくニチボーって今もあるもんやと錯覚した様です。
今もその名を変え“ユニチカ毛糸”として売っているのか…ですが、調べてもどうももひとつわかりませんでした。世の中にはあるみたいですが、デッドストックを売っているのかもしれません。
で、そうそう、ユニチカの本店は尼崎にあるとのこと。いったいどこにあるのかいなと調べているうちに気づいたのはニチボーの大元は尼崎紡績で、それは朝ドラ「あさが来た」のヒロイン広岡浅子の夫が初代社長やったという…あぁそうなんですね。ちょっと遅かったですが一応タイムリーな発見やったかも。で、どうやら本店はそこにある“ユニチカ記念館”のことの様です。
余談ですが“ユニチカ”っていうそのけったいな社名は何かいなと思いますれば“ユ”はユナイテッドのユ、“ニチ”は日本のニチ、“カ”は会社のカとか。へぇ、知りませんでした。
“ユニチカ三幸”てな会社もあったこと思うと、カネボウ同様、脱紡績に未来があると思われた時代があったということですかね。それが吉やった企業もあればそやないこともあって…てなこと思いますれば白雪の小西酒造とか何百年と続いている会社って…すごいことですな。
(於:鶴見区) 東洋紡はトーヨーボーでもトウヨウボウでもなくTOYOBOでしかありえませんな。日清紡は…
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阪急は塚口駅降りたら電柱に昭和がこびりついてました。
チロリアンの方はさておき、千鳥饅頭のこれは、何とも言えんもんがありますなぁ。色合いといいドンと丸ゴシック4文字で…正直あんまり食べとなる雰囲気が漂ってへんなぁと思うんですけど、どうです?
とまぁ思いつつ近くを見ればそこに千鳥屋。ですがこの千鳥屋、チロリアンも千鳥饅頭も売っていないとか。まぁ後者はその名ではなく“本千鳥”と改名したそうで…と言うことはこの看板、ふたつとも意味ないやんってことですな。
ちなみに先日倒産したのは東京の千鳥屋(千鳥屋総本家)で、ここ関西の千鳥屋さんではありません。何で倒産しはったのかは知りませんがチロリアンやら千鳥饅頭に頼っとったら先細ったってことやとしたら、関西の千鳥屋(千鳥屋宗家)はたいしたもんです。破談になったものの、一時期はえら老舗の総本家駿河屋を買収するという話もあったくらいですし。
千鳥屋名乗るも4つ別々の会社…代替わりうまくいかんで分裂って…京都のカバン屋はんみたいな事例は割とあるもんなんですな。千鳥屋さん分裂のことは“羅針盤なき事業承継~それぞれの"千鳥屋"の行く末は”をお読みください。
(於:兵庫県尼崎市) “千鳥宗家”と“屋”の付かん店も時折見かけるけど、一緒か?
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自由業ゆえ、健康診断もろくに受けんままずいぶんな年月が経って…そんな状況を見かねて父親が誕生祝いにと“人間ドック”を提案してくれました。
有り難いこっちゃとハルカス21階へ。受付済ませて言われるがままに順番待っては検査してもらう…自分の意思問われず何も考える必要ない時間を過ごすっていうのも楽しいと言うかなんと言うかその案外開放感があってええもんですなぁ…って、採血と胃カメラさえなければの話ですけど。
で、その胃カメラ。今回はじめて鼻からのヤツでしたが、まぁ楽と言えばラク。ですけどなんとも言えん心理的な気持ち悪さがあってそらぁそれなりに苦しい…んですがね、さすってくれてはるんですよ、看護師さんが検診中背中を。これがね、どんだけ安心感を与えるか。「あんなもん気休めやがな」と心のどっかでずっと思てましたけど、こないに助かるもんやとは知りませんでした。ちょっとした大発見。そうか、これからしんどがってはる人見たらさすってあげよ…って思いましたけど、これ、おっさんではパワー発揮せん気もしますな。
すべての検査を終え、現時点でわかることだけ結果を聞きますれば「何も問題ありません」とのこと。 良かったヨカッタ…の様な何やなんともなかったのに検査料払うことにアホらしさを感じたり。いやいやまぁ良かったんです、うん。
てなこと思いながらハルカス21階から阿倍野の街を眺めつつ「どうしてるんやろ」と。いや、この街のどっかに住む仕事仲間が半年ほど前に脳梗塞で倒れ、数日前に退院の知らせを聞いたところ。退院したとてなかなかな不自由生活を余儀なくされているはず。五十路にもなるとまわりで色々あって…全然他人事やないわけです。たまたまうちのひとが選んだクリニックがその人の住居の近くやというだけですけど、「何の問題もありません」の結果で有り難いんですけど申し訳ない様な気分にもなったり。あ、今日はアホげ率ゼロなことで…すんません。
(於:阿倍野区) 視覚聴覚の検査あれど、なんで味覚・嗅覚のそれはないんやろ?
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立派なお屋敷の塀の角に、ウサギが載ってますわ。
そないに年代物って感じでもないし、まぁかわいいからやろかいな程度に思うも、まぁそれなりに理由があるのやろと帰宅後調べますればこれ、波に乗ってるウサギで火事よけのまじないの瓦とか。
そもそも“波に兎”は“竹に雀”やら“梅に鶯”“松に鶴”みたいに昔より好まれた決まった意匠のひとつやとか。はぁ…そんな当たり前らしいこと知らなんだということで、皆さんにしたら「それで?」な記事でスンマセンでした。
あ、あと“波に兎”は“繁栄、飛躍の象徴”ということもあるそうで、ま、この瓦は、火除けと繁栄、両方を兼ね備えた存在なんでしょうな。
(於:高槻市) 時には為になる発見もあるなぁ…って、本来知ってて当たり前なんやろけど。
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昨日の午前中は東大阪市某所で仕事。荒本駅で降りたらええんですけど、近鉄分の運賃ケチって地下鉄は長田駅から行って帰って。道すがら真ん中には東大阪ジャンクション。ここがね、入る前は「…いややぁ」と思うも、いざ高架下を歩きはじめると何とも言えん非日常さにちょっとした感動を覚えます。
行きは北側、帰りは南側を歩き、それぞれに「ええなぁ」があったんですが、今回は、これ。機能美というのか構成美というのか重厚感があって排ガスで煤けて…カッコよろしいなぁ。あ、ちなみにグリーンに染まった橋脚は、新緑の写り込み。コンクリだらけかと思うも、案外まわりに緑地帯が設けられているもんやなと改めて気づいた次第です。
工場萌えやとか橋脚マニアとかそれがブームになると「そうでっか」となる性分ですけど、ま、気持ちはわかりまんな。
(於:東大阪市) それでも徒党を組んで鑑賞ってのは、性に合わんわ。
※関連記事:
『八戸ノ里駅、改札口出てすぐの景色。』 2015年9月 記
『大阪市中央区、阪神高速高架下の図午後3時。』 2015年9月 記
『りんくうタウン駅の橋梁』 2015年5月 記
『JR三ノ宮駅の橋梁』 2015年5月 記
『ジャンクション下の静寂』 2014年4月 記
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午後は豊中市某所で仕事。はじめて降りる岡町駅、駅舎は今日的ながら一歩外へ出ますと…昔ながらなええとこやこと。とは言えそないに時間もなくてまぁクルッとひとまわり。半世紀以上前の建売住宅っぽい一角にこんな状態を発見。
まぁ気の毒というかなんというか。運悪くフェンスの真下から芽を出して何十年(?)、幹も内外別々の生長を余儀なくされ、一部の枝は「こっちがええわ」と領空侵犯。そのありさま、何とも痛々しくて気の毒な…とか思うよりやっぱりおもろいなぁ、すごいなぁって感じ。これからの生長にも期待が集まるところです…が、どうもここは空家の庭っぽかったのが気になるところ。今が見納めなんかもしれません。ま、この状態を愛でる様な新しい家主に出会えて命拾いすることを期待しておきましょうか。
※関連記事:
『木から針金のヒゲが』 2016年1月 記
『軟体動物の様な象の鼻の様な木』 2015年11月 記
『エアコン室外機、木に取り込まれる。』 2015年11月 記
『幹だけ残されてもなぁ…でもオモロいな。』 2012年9月 記
『完全に木と一体化していた看板が…なくなってる。』 2012年5月 記
『「根っここっち、葉っぱ向こう」に思う。』 2011年7月 記
『金網で分断されつつ一体化する木。』 2010年5月 記
『完璧に一体化した看板と街路樹!』 2008年6月 記
『よくある光景と言えばよくある光景。』 2007年10月 記
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今朝は高槻某所で仕事。街行けば最近まま見かける電車の格安切符の自販機が。「これはええわ」と阪急の時差割買って…「あ、これ使えるまでに仕事終わるやん」。てなわけで10時まであたりを探索しますれば、こんな塀のお宅が。
これ、全部石臼。1個や2個城壁に入ってるのは見るも、こないにドヤッと石臼が使われているのは、珍しいですなぁ。その数ゆうに100個以上ですなぁ。
それで、見ておわかりの通りこれらの石臼、全部同じ形状のもの。その整然と並んだ感じがまた圧巻。元々製粉業か製茶業を営んではったとかでしょうかね。そう言えば以前、社中の遠足で見せてもらった某製茶やさんの抹茶作る工場で何十という石臼がグルグル回っていたのも圧巻でしたが…そういう業者から今もへたった石臼が出回るのかもしれません。
もう日々の生活から完全に姿を消した石臼をこういう形で見るのは少しさみしい様にも思いますけど、なかなかうまいこと使ってはって街のええ景色になってます。時差割切符買ってしもて…ええもん見つけられました。
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正面から見ると、普通なんですけど。
裏から見ると、「え?」な感じ。
今日は岸和田市某所で仕事。南海は春木駅での待ち合わせ前にいつもの通りしばし探索していましたところ、この看板が目に入りまして。
最初見えたのが裏側からの状態。遠目に「…ようわからんな」と近寄ってみましたが、もひとつよくわからん状態。妙に歪んだ立体に見えるもホンマの立体かどうかもわからんし気持ち悪いなぁと表に回って見上げますれば、いたって普通の立体看板でした。
そもそも妙なデザインの広告塔ではあるんですけど、このデザインを普通に四面続けて描いたらこうなっただけのことなのか、“だまし絵”的効果を計算してこの様なモノに仕上げはったのかは…もひとつよくわかりませんが、どうなんでしょ?
…ってこの写真見て「なにがどう妙やって言うねん」と思わはる気もします。現場で現物見たからそう見えて仕方ないのかもしれません。それでもやっぱり…いびつな広告塔に見えるなぁ。
(於:岸和田市) 現場を訪問しますれば仕事キャンセルって…あのなぁ。
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駅前はすっかり今日的にスカッとしたJRは尼崎駅前。ですが少し北へ行きますと地道の多い昔ながらな街並みがあってええ感じ…てなこと思いつつ行きますれば、妙なまんまるもんが。
その姿、昔ながらなマイクの様なアイスクリンの様な。その丸さだけでもおもろいんですけど、下の幹部分まで葉っぱに覆われていて、妙さ倍増です。
よく見たところこれ、別段何か工夫されているわけでもなく一種の木が、この様に剪定されている様です。
奥を見ると“中古貸家”の文字。ストリートビューで見ますと一年以上前から空家の様子で昔はこれほどまん丸な状態やなかったみたいです。きっとこれは大家さんがせっせとまんまる化してはるんでしょうなぁ。
根元には大きめの石と小さいそれが置かれていて小さな庭っぽさも感じられます。半分街路樹、でも庭木…よろしいなぁ。ぜひこの丸い木保全のためにもさっさと借り手見つかります様に。
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先日は門真市某所で仕事。地下鉄は門真南駅で待ち合わせ。だだっ広いロータリーにドーム型のスポーツ施設に「ここらはなぁ」と期待薄。てなわけで第二京阪をくぐって北へ行って見ますれば…そこに公園。
小雨降る午前、誰もおらん公園に妙なオブジェが。砂場上にあるそれは何なんでしょ。ワニの様な…でも足の本数からするとバッタ系の虫の様な…とか思いましたけどその前にこれは…遊具ですわな。遊具を空想上の爬虫類に見立ててるんですな。皮膚の質感なんか、まさにワニって感じです。
てなこと思いつつも「な〜んか妙やわぁ」とぐるっと回って向こうから眺めてみますと…は!
「え?」って感じ。これ、倒木やったんですねえ。まったく想像してませんでした。“足”に見えたのは“枝”やったとは。
木とわかって改めて見ると表面の凸凹は松の木のそれに似ています。うむ…かつてここらに松の名木があって、この公園整備で伐られてしもて、そのメモリアルとしてこの様なオブジェ兼遊具にして設置したということなんかもしれませんな。
ワニか松か…ずっと見てますとこれ、意図的にワニっぽく見える倒木として作ったとしか考えられません。出来合いの全国共通な遊具が普通な昨今、ここまで「どやっ!」と作品性を主張しているそれは珍しいのではないでしょうかね。市の担当者の遊びごころか落札した業者の洒落っけか職人の意地か。たかが公園の遊具、されど…ですわ。一見の価値あり。アウトレットのはなぽーとブロッサム行く前に、寄ってみるだけの価値はあると思いまっせ。ここ“下三ヶ島公園”です。
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西大寺、浄瑠璃寺に続き岩船寺へ参って近鉄奈良駅で解散。シュッと地下に潜り、前々から入ってみたかった“蔵元豊祝”へ。
高めの気温でノド乾いて「ビールビールっ」とドンドン飲みたいところですがここは日本酒の宣伝酒場、やっぱりお酒飲まんと悪いしと低アルコール微発泡のを注文しましたところ、瓶ごとこんなんが出てきました。
味のことは…まぁええんです。気になったのは、このレッテル。何とも言えん昭和な感じ全開、ネーミングも…しかり、ですな。
蔵元のサイトを見ますればこれ“新感覚の微炭酸にごり酒”とありますので、どっちかというと近年売り出されたモンの様ですが…何なんでしょ。
きょうびの若い衆のセンスがこれで、「はて?」と思うこっちがすっかり時代から取り残された存在なんかもしれません。けど…なぁ。
(於:奈良市) もう一本の“碧”は今っぽい。“澪”そっくりやが、松竹梅の。
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浄瑠璃寺境内にはネコが何匹かいましたが、どいつもたまらん弛緩状態。そらまぁ平和な場所で春の昼下がりを過ごすとそうなりますわなぁ。
どうです、この状態。まるで休日のおっさんそのものって感じ。姿勢は当然のことながら、顔が妙に人間っぽいっていうのかネコらしくないと言うのか。かと言って“人面猫”てな感じとも違うんですが。可愛いくないネコにもそれなりの魅力があるもんなんですな。ホンマモンのネコ好きにしたら「そらそうやがな」な話でしょうけどね。
ま、黒いおっさんネコだけで充分と思いつつも引き立て役として白い子ネコも載せておくとしましょうか。とは言えこれも…“カワイイ♡”ってな感じとも違う微妙な表情。結局、2匹とも何や疲れ果ててますな。
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大茶盛を西大寺で楽しんだ(?)後は浄瑠璃寺へ。見事な仏像の数々に感銘を受け…は、アホげ的にはまぁスルー。それより観光地と言えば…ひと昔前はフイルムの広告。その広告入りベンチは、まだ時折見かけますけどこれは…もう滅多に見かけません。
見ての通り“フジカラー”の看板。左のものはまだしも、右のそれはあまりにも錆サビでそもそもどんな色合いやったかもわからん状態に劣化、そこにある“カラーのSS”が、泣かせます。
“SS”…その筋のモンにはわかるもきょうび「エスエスって何なん?」てな感じでしょう。これは白黒時代の定番フイルム“ネオパンSS”の“SS”のことですなぁ。
ISO…当時は“ASA”と言う規格で記されていた感度表記“100”それがSS。カラーで言うとフジカラーN100みたいなもんで、まぁ言うと「高感度の定番でっせ」言うことを“カラーのSS”というコトバにしていたんでしょうなぁ。ちなみにASA200のをSSS(スリーエス)、50のをSと言ってました。
…と記しているうちに「ん?SSって、何の意味やろ?」と長年知らんと使っていたことに気づきました。“S”の数が増えるに従って感度が高くなる程度にしか思てませんでしたが…何なんでしょ?
調べますれば“S”は“Sensitive”で“敏感”のこととか。なるほど。で、Sが多くなるほど敏感やということか…と思いますれば“SS”は“Speed Sensitive”、“SSS”は“Super Speed Sensitive”のことやとのこと。はぁ…40年近く知らなんだなぁ。平成の今、写真はデジタル主流になって、高級機なら何万というISOまで感度上げても平気な時代に。いったいいくつS付けたらええねんとか思てましたけど…そうやなかったんですね。
それで、このみやげモン屋さんにフジカラーは売ってたのか?ですよね。そこをうっかりチェックしてこなんだわけで…スンマセン。まぁ売ってても“写ルンです”でしょうな、知りませんけど。
(於:京都府木津川市) 私はコニパンSS→サクラパンSS→コニカパン100を愛用してましたが。
※関連記事:
『観光地にはフジやコニカのベンチが必ず…も昔話やね。』 2008年5月 記
『6月1日に思う。 2010』 2010年6月 記
『組み立てられずに朽ちゆくフジカラーベンチ。』 2013年1月 記
『寒霞渓からの見事な景色、そばにサクラカラーのベンチ。』 2014年12月 記
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西大寺での所用というのは、これ。
はい、大茶盛。時折テレビで見かけるあれですわ。あれに社中の遠足で参加させてもらいました。
「あれっ?、先日ニュースでやってたけど…」と思ってましたら30名以上の団体で申し込むと、一服頂けるとのことでセンセがお膳立てしてくれはった訳で…何も知らんで参加だけして、アカン社中ですわ、ほんま。
写真の様にお茶碗は当然のことながら、釜から水指から茶杓、柄杓、茶器、茶筌に至るまですべてがビッグサイズ。茶巾も然りでその様子が…まるで雑巾。そらまぁそうでっしゃろと思いつつあんまり直視せんときました。
そんなことあれこれ思てるうちにお茶が運ばれてきました。
で、茶碗のビジュアルからして「これはひとりでは飲めんで」とばかり周りの人わぁわぁ言いながら助けてお茶をいただく訳ですけど、これがね、案外“余計なお世話”なんですよねじつは。意外と軽い上に、皆に手伝うてもらうとチカラ加減がよくわからん状態になってかえって飲みづらい状況におちいる訳ですわ。茶碗の重さよりも口の横から溢れることの方が難儀なわけで…と、わかったとて、ひとが飲んではるのを知らん顔する訳にもいかんから、何となくみんな手伝ってる様に振舞っていたのかもしれませんな。さっすが、お茶習ってはるお方ばっかりやことですわ…とかなんとか。
大茶盛式のこと自体は西大寺HPのここを読んで頂くとしてこんな催し(?)、テレビの向こうの話やと思い込んでましたけど、この様に体験させてもらえて…やっぱりええ先生やなぁとしみじみ。習い事はセンセ次第なんやろなぁと改めて思いました。あぁ感謝感謝。
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ブロック塀の穴が、ええ感じ。
通気口か排水口か、ある民家の塀にいくつかこの様に穴が開いているんですが、何とも言えん味があるなぁと思いまして。
近寄ってよく見ますとこれ、丸い瓦(風切丸と言うらしい)3枚で構成されています。3枚の同じ形のものをちょっとずらして配すことで渦巻いている様に見えて…いやぁよろしいなぁ、よう考えてはりますなぁ。こう配することでグルグルと動きが生じてます。
その質感からすると別に建て替えの際に生じた旧家屋のそれをメモリアルとしての再利用風情でないところもまたええなと思う要素です。平成の今も、遊び心ある職人さんは健在やねんなと、ちょっと嬉しいなりました。
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今日は所用で西大寺へ。
はよ着いていつもの探索。ここらは…うん、35年ぶりですなぁ。高校生時分になんや本格的なカメラ機材持って歩いたなぁと思いつつその頃の景色ないかいなと思えど…どうも印象が違います。そらまぁそうですわ、35年という歳月、世間も変われば記憶も変わる…てなこと思いつつ歩きますれば、こんな物件がありました。
“HAITU”…この表記は今回の物件で2度目となりますな。見ての通りその名“万葉”ですから、確かに“HEIGHTS”の方が妙な感じに見える気もします。てなわけで、あえてこの表記やと思います。とは言えこのハイツ、どうやら学生マンションの様ですから、教育上この表記でええのかどうかという気もしますが…って、そないに学生のこと見下したらあきませんな。
(於:奈良市) MANYOU…マン ユーと、ここ英語やん…とか何とか。
※:関連記事:
『外国語のローマ字表記 13 ◇ K.Y HAITU』 2012年12月 記
『外国語のローマ字表記 15 ◇ HAITSU SHUWA』 2013年2月 記
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改めてこう書かれると、そうなんやって感じ。
天六あたりを歩いてましたら地面に“大阪市里道”なる表記を発見。どうやら隣接地にマンションが建って里道部分もキレイにした結果、こう記さんとマンションの一部に見えかねんということでこうしたのでしょう。自発的にこうしてはるのか行政指導なのかはわかりませんが。
ま、それより何となく世間には細い道ってあるなぁ程度に思ってましたけど、それが“里道”と言って、市のモンやとは知りませんでした。
wikiの“里道”を読みますと、ふ〜んとちょっと勉強した気分。あぜ道やら水路(法定外公共物と言うとか)ってのが、地元集落の共有財産なんかと思ってましたけど、2005年まで国有地やったんですね。
今も昔もこの手の細い道大好きですけど、他所もんの大人が通ると…ちょっと具合悪い感じもありますな。そういう意味では、子供の頃の方がブロック塀を伝ってよそ様の庭にもぐりこんだりできて面白かったなぁと思いますわ…ってまぁ、平成の世ではたとえ子供でもそういうこと許してくれん気もしますが。
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眼科の看板に描かれた目玉と言えば、「ちょっと目、病んでますねん…」なこんなヤツでしたが。
今はこんな感じ。「眼科行って視力スッキリ!」ってなところですかね。これもカッティングシート普及のお陰とも言えますけど、徐々に徐々に時代によっての“良し”って変わっていくもんやなぁとしみじみ。ま、好みとしては昭和の目玉の方ですけど、診てもらうんやったら…こっち行きますわ、ゼッタイ。
※関連記事:
『眼科の定番、“目玉”の看板…かつては。』 2011年10月 記
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もう廃業された様な酒屋さん、イチ押しがこの銘柄やったんでしょう。
酒名は赤で記したモンが酒の看板では多いですが、黒一色で大東一と記されているところに自信の表れを感じられます。
大東一ほか世界一統、祝砲、日本城などスケール感ある酒名の多い和歌山県…これはきっとたまたまではなくて県民性に起因しているんでしょうね。
で、大東一ってどういう意味なのか…調べますれば“大東”とは東の果て(極東)、すなわち日本のことをさすコトバやということ。ということは“日本一の酒”ってことですかね。名実ともに日本一を目指しはったのか、一時期は灘にも進出、“灘の生一本”のフレーズで売ってはった時期あるも、数年前に和歌山に一本化されたみたいです。それでも別ブランド“羅生門”は、モンドセレクション金賞を売りにするお酒の先駆けとして、今も人気高いみたいです。余談ですが和歌山の蔵元は一時期、競う様に灘、伏見に進出していた時期がありました。これも…間違いなく県民性でしょう。
で、こんなんも見つけたんですけど、どうです?
こちら横書き。あのねー、縦書きで成立してるもんをそのまま横にしたら…ね。けどまぁ面白いからええですな。しかしまぁ…なんともマヌケな“一”やことで。
と、ここで終わろと思いましたけど、そもそも先の縦の看板のバランスももひとつですなと。てなわけで完成形の“大東一”で、しめくくり。“ 大 東 一 ”の三文字で△形のひとつの意匠になってます。やというのに横組みにするとは…
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久々に木の電信柱…と思いましたけど“町をあかるく”の銘板が示す通りそれは防犯灯の支柱。ま、それはどうでもええですわ。
見ての通り木のそれですからこんなもんがこべりついていてええ味わい。うち一枚は錆びて下部が消失してまっせ…ってそらあんた、こんなところに貼ると、イヌのションベンでこうなりますやろに。しかし何でまたこんな支柱のネキに付けたんでしょ。かつては過密気味に看板があってここしか空いてなかったとか、めちゃ気の弱いお方が「ここやったら怒られへんかな…」と…妙な感じを後世に残して罪な看板やことです。
とまぁ昭和感全開の支柱ですがふと上を見上げると何や似合わん銘板も。何なにhana-emi花笑み-せんなん。なんのことかいなと調べますればこれ、シティブランド創出事業「花笑み・せんなんプロジェクト」のロゴの様です。で、それ何なんってそれは-“人が微笑み、花を語るまち”を目指して、 花とそれに関わる人々をクローズアップしていく事業-とか。防犯灯もその一翼を担ってる…ということか。あ、なるほどね…の様な何のこと?の様な。
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