朽ちた民家、軒先にサボテン。
先日は淡路某所で仕事。立体駅舎への造り替えもずいぶん進む淡路駅一帯ですけど、何があるのか今だマンマの家が一軒。その痛々しい有り様をよく見てみますれば…こんなところに。
見ての通り軒の上からアロエっぽいツンツン植物が上に、サボテンが下に向いて生えてまっせ。
なんでこんなところに自生しているんでしょう。風に吹かれてタネが飛んできたということなのか、誰かが人為的にここへ多肉植物を投げ込んだのか…朽ちかけの人造物と妙に溶け合っているところが、余計に気色悪いと言うかおどろおどろしいもんがありますわ。
そう言えば下へ垂れてるサボテンって、かつても同じ様なシチュエーションで見たことあるでと調べますれば…やっぱり同じ種類のやつですわ。朽ちかけ家屋で繁殖するのが使命やということなのか…こいつに気に入られたらえらいことです。雑草同様、早めに対策を講じんと…あ〜怖いこわいの気色悪い。
※関連記事:
『妙なところでサボテン増殖気色悪。』 2013年4月 記
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コメント
やがて消え去りゆく昭和の怨念を感じます。
阪急京都線と千里線、二つの巨大橋脚に追い込まれる様に廃業した随宏会館、麻雀屋も昭和の遺物かな…
新京阪の本線(京都大宮~天神橋)・支線(淡路~十三)の折り返しホームの名残りで欠番とした一番線、淡路駅高架化により昭和29年以来の復活となるかも。
投稿: 難波のやっちゃん | 2016年2月29日 (月) 09時59分
うらめしや~、どこぞにわてが繁殖できそうな朽ちかけた建物はないやろか・・・
おお、ええところにあったで。よっこいしょっと。
ほお、ええ感じに古い家から栄養いっぱい吸い取れますなあ。奥さんの愚痴、おばあちゃんの嘆き、旦那さんのため息、ご近所さんの悪口、いろんなもん、詰まってまっせ。しばらく、ここであんじょうやらせてもらいまっさ。ええ感じだすなあ。
へ?工事で立ち退きでっか?まだ、もうちょっとさきな感じするよってに、まあ、ここの家の栄養が尽きた頃には、立ち退かなあきまへんかな。
てな、声が聞こえるとかなんとか・・・
投稿: 天王寺蕪 | 2016年3月 5日 (土) 07時12分
●難波のやっちゃんさま
あぁ確かに“昭和の怨念”って感じがします。で、これは麻雀屋さんでしたか。
しかなしながら“新京阪”を知るお方ってどれくらいおられるんでしょうかね。私はもちろんリアルでは知りませんけど、最初知ったとき、かなり「へぇ」と思ったもんです。
●天王寺蕪さま
うん、確かになんかそんなもんを栄養にして生きてるみたいな雰囲気がありますわ。あぁ恐ろしや。サボテンに気に入られん様に生きたいもんです。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年3月29日 (火) 07時31分