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2016年2月

2016年2月29日 (月)

防火水槽 169 ■ 東淀川区菅原5−6−2

 「防火水槽ひとつでもあったらネタ助かるんやけどな」てなことふと頭をよぎりましたら、おっ、あるやん。
Suiso169a Suiso169b
 いやぁ“念ずればそこに防火水槽ひとつ”って感じ。淡路一帯、ありそでないなと思っていたらいきなり第169号となるこれがそこにありました。
 電柱と建物の間に挟まれた側溝の上というシチュエーションがいかにも追いやられているという感じ。こんなところにある訳ですからいつも見かけるそれらより小振りなのが「ほんまに防火水槽かなぁ?」と思ったりもしましたが、どう見てもそうとしか見えんなということで勝手に認定しました…って、いつも“勝手に”なんですけど。
 ストリートビューで見る限りつい近年までゴミ放り込まれたり草が茂ったりとまぁほったらかされていて防火水槽にありがちな余生を過ごしていた様子。ですが今はご覧の通りのフタ付きで、ちょっと本格派っぽい風情になっています。電柱には“消火栓”を示す看板が一つ…そうか、小さいながらもやる気満々…って、あ、消火ね。ということは中にホースでも収納してあるんかもしれませんな。まぁそれなりに存在理由を感じて今日も生きていることでしょう。

(於:東淀川区) 眠くて意識朦朧。言い回しおかしな日本語になってましたらひとつお許しを。

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2016年2月28日 (日)

朽ちた民家、軒先にサボテン。

 先日は淡路某所で仕事。立体駅舎への造り替えもずいぶん進む淡路駅一帯ですけど、何があるのか今だマンマの家が一軒。その痛々しい有り様をよく見てみますれば…こんなところに。
Alosabo1 Alosabo2  見ての通り軒の上からアロエっぽいツンツン植物が上に、サボテンが下に向いて生えてまっせ。
 なんでこんなところに自生しているんでしょう。風に吹かれてタネが飛んできたということなのか、誰かが人為的にここへ多肉植物を投げ込んだのか…朽ちかけの人造物と妙に溶け合っているところが、余計に気色悪いと言うかおどろおどろしいもんがありますわ。
 そう言えば下へ垂れてるサボテンって、かつても同じ様なシチュエーションで見たことあるでと調べますれば…やっぱり同じ種類のやつですわ。朽ちかけ家屋で繁殖するのが使命やということなのか…こいつに気に入られたらえらいことです。雑草同様、早めに対策を講じんと…あ〜怖いこわいの気色悪い。
Alosabo3

(於:東淀川区) “1番ホーム”の欠番は継承されるか?

※関連記事:
妙なところでサボテン増殖気色悪。』 2013年4月 記

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2016年2月27日 (土)

主菓子の包み開けたら雛だらけ

 茶の湯の稽古。今日は混みそうやなぁと思って早めに稽古場に向かいますれば一番乗り。「茶巾絞ったらお菓子盛ってくれはる?」と先生。食籠に主菓子をと桜屋ヱ門さんからの包みを開けると…わっ。
Hinadarake
 まぁ毎年この季節になると頂くお菓子ではありますが、この様に箱いっぱいに並んでるとそらぁインパクト大ですわ。これを味わえるのは一番最初に開封したモンだけですわな。今日の早起きは大正解ですわ。
 かわいいの∞…の様でこの顔、じつに癖モン。黒ゴマの置き方ひとつでなごみ顏にもさみし顔にも怒り顏にもなるわけですけど…こうやって見ると概ね癒し顏してますな。さすがは桜屋ヱ門さん、ぶれることのない仕事ぶり。ま、私やったら、仕事しつつ遊んでしまうことでしょう、うん…って、二流やなぁ。

(於:八尾市) 衣は羊羹、アザラシは薯蕷。

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2016年2月26日 (金)

街路樹の幹に直接“ごみ捨てるな!!”

 今日は新大阪駅近くで仕事。乗り換えでの利用はすれど街へ出たことがないこの駅界隈、せっかくですしと歩きましたら先に見える街路樹の一部が妙に味わいある感じになってまっせ。
Gomisuteruna1 Gomisuteruna2
 看板が付けられてるんかいなと近寄ってみると…そこには“ごみ捨てるな! !”の文字が直接記されてますわ。
 まぁ、別にええ様にも思いますけど、ちょっと配慮が足りませんな。
 よく見ると白地の部分も黒い字にもヒビの様な筋が入ってます。と言うことは木の生長に伴って、この看板も成長してるってことでしょうな。
 デリカシーに欠けるも何となくやっぱり味ありますしまぁよろしいか。これが落書きなら、嫌な気分になりそうですけども。

(於:淀川区) 看板くくりつけられて針金めり込むよりええ気がするな。

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2016年2月25日 (木)

見上げれば昭和と平成混じってええ感じ

Ikekanhi  今日は北区某所で仕事。天六の駅から飲食店多い道狭い昼間から呑んでるええなぁよろしいなぁなごちゃっとした街を通って目的地へ。ふと見上げれば…これまたよろしいなぁ。なんぼピカピカのマンション建ててもこの辺のごちゃ感は電線を伝ってごちゃっとしたまんま。やというのに妙に調和してるというかなんというか。あちこちで電線の埋設化が進んでますけど、こういう光景を見るとやっぱり「これでええやん、この方がよろしいで」と思います。
 とまぁ呑気なこと思ってますけど、福井では古い原発が再稼働。何十年も前に完成って、そらもう恐ろしいほど何もかも変わったと思うんですけど、そんな昔の最先端が基本のモンでほんまに大丈夫なんやろかと思いますな。その間に技術面もそうですけど、人の心も考え方もコロッと変わって…てなこと思いつつ写真をよく見たら、あ、ここに写ってる人、待ち合わせしてた人ですがな。気づかなんだふりしてこっち見てはる…水くさいヤツ。と思いつつ邪魔せんとこと思うその気持ちに感謝。そや、電気にもね。

(於:北区) 電線もトランスもええですけど、看板もまたよろしいなぁ。

※関連記事:
「これも文化遺産やで」--電柱のある光景。』 2009年11月 記
味気ないビルの谷間を潤してるなぁ、電柱って。』 2009年11月 記
電線いっぱいや。』 2010年1月 記

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2016年2月24日 (水)

和歌山駅ホームの駅弁、うどん屋が…閉じてた。

 先の和歌山は下津への仕事は13時半集合ってことで昼食は、駅弁。本来は…違ったはずですけども。
Ekiben1 Ekiben2
 和歌山駅で阪和線から紀勢本線に乗り換え。当初街へ出て中華そばでも食べて行こかいなと思っていたものの、阪和線名物(?)の遅延発生。異音原因の確認で15分遅れとなって「そうか…そしたらホームでうどんか中華そばや」と思ってお店見ましたら…
Ekiben3 Ekiben4 Ekiben5 …シャッター閉まってますわ。「今日は休みか…」と思いつつ貼り紙読めば、何と先月末で閉店とのこと。え?ショック。仕方ないわと向かいのホームのそれ見てもシャッター閉まって何かの貼り紙。こっちもか… 「ぶらくり丁の凋落はここ和歌山駅の立ち食いうどんにまで及んだのか…」という風に思いましたけど、う〜ん、これ、またJRが自社系列以外の業者を締め出しを図ってこないなことになってしもたんやないんでしょうかね。そう言えば天王寺駅構内の立ち食いうどんに一杯呑み屋も最近なくなってしもたこと思うと、やっぱり…そういうことが原因なんちゃうんかなと。岐阜の会社の手に渡ったものの復活を遂げた八角弁当でおなじみ水了軒も破産前、売り場を随分隅っこに追いやられていたとかで…まぁ、もちろんコンビニの台頭にデフレ経済ってのも原因なんでしょうけども。
 そうそう、この売店は共に駅弁屋さんの手によるもので、もちろん駅弁も売ってはったんですが、閉まってしもたら買えもせんわけで、改札出てすぐの売店で和歌山水了軒の駅弁を。仕事の合間とあっては高いのも気乗りせんわと630円の“熊野牛ちらし”を買い、紀勢線乗車の20分の間に食べました。うん、やっぱりよろしいなぁ。ま、ワンカップでもあればなおよろし…とはいきませんが。
 最後に…お店があった頃の写真で締めくくりとしましょう。この2軒、2、3番ホームと4、5番ホームで別モンで、前者は今回の貼り紙で初めて知ったのですが、“阪和第一食堂”さん、そして後者は“和歌山水了軒”さんが営業されていました。以前何の気なしにどっちもで中華そばを食べた時に「黄そばにうどん出汁ですけど、それでいい?」と聞かれたのが前者、後者のはいわゆる“和歌山ラーメン”でした。もう食べられん…別に日常のひとコマやったわけやないですけど、やっぱりさみしいもんで。仕事で時々訪れる中にちょっと楽しかった“旅情”がまたひとつ消えていきました。
Ekiben7 Ekiben6 Ekiben9 Ekiben8
(於:和歌山市、海南市) 一旦和歌山駅で下車した方が運賃安なりまっせ。

※関連記事:
“八角弁当”の水了軒が…』 2010年4月 記
和歌山行ったから中華そばに早寿司食べてきました。』 2015年3月 記

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2016年2月23日 (火)

“Coca-Cola”と“はちみつ”

Hachimitsu1 Hachimitsu2  何がどうってこともないといえばないのですけど、なんなんでしょ、このすわりのよい様な悪い様な取り合わせ。Coca-Colaはともかく、“はちみつ”はハチミツのことなのか屋号なのか。ただただコーラとハチミツを売ってはるお店というのもちょっと考えにくいですし。ま、純粋に看板と捉えればええんですかね。
…とか思ってみてましたけど、ここらはみかんの里。その蜜で作ったハチミツをここで売ってはるんかもしれません。調べますればちかくに“○○はちみつ園”というのもあるみたいですし。それでもなんでCoca-Colaなんか? ってまぁ、進駐軍よろしくところかまわず看板掲げまくってましたからね昔は。それ思うと…こんなもんでしょう。

(於:和歌山県海南市) 経年劣化でうまいことハチミツ色に化けてまっせ。

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2016年2月22日 (月)

集合住宅の壁面にみかん色のツバメ飛ぶ

 これを見て「あぁ懐かしいなぁ」と思う人ももう四十路以上の人かもしれません。
Maruzen1 Maruzen2
 昨日は和歌山県海南市は旧下津町某所で仕事。紀勢本線に乗って降りるは加茂郷駅。耳にしたことない駅名、多分最初にして最後になるであろうこの駅界隈は、そこそこの規模の駅の割にちょっと寂れた感じの空気が漂っていました。
 まずは目的地へと思いつつ歩き出しましたが道がよくわからんなぁと川べりを行くと、先の集合住宅の壁に、これがあったんです。
Maruzen3
 古い人(?)には馴染みのマーク、丸善石油のツバメマークです。そう言えば下津町は丸善石油の製油所発祥の地。もう精製は止めて久しいみたいですけど今もコスモ石油系列の潤滑油工場がこの地で操業している様です。
 大協石油と合併してコスモ石油になったのが1986年ということですからそれを思うとこの様に堂々ツバメマークが残るのも妙な感じがします。若い衆には何でツバメが描かれているのか…わからんでしょうなぁ。
 地図見るもこの建物、“明和荘”と記されているだけで、コスモ石油の社宅である様なことはいっさい書かれていません。ついでにストリートビューで見ますと…白地に赤でこのツバメマークが描かれています。2013年1月撮影…そうか、つい近年まで丸善石油オリジナルの色あいやったんですね。
 今も社宅のままなのか、売却されて化粧直ししたものの、取ってしまうのも費用がかさむわとツバメ付きのままなのか…ま、いまも丸善時代の名残りがあっていいです。
Maruzen4
 町を歩くとあちこちの畑ではっさくが実をつけていました。そうか…この色あいはこの町に合わせてみかんをイメージしてはるんですね。
 ツバメマークが世間から消えて30年、丸善、大協はじめ10数社あった石油元売りも近々JX日鉱日石(+東燃ゼネラル)、出光(+昭和シェル)の二強になると言われています。どこか取り残され感が否めないコスモ石油ですが…どうなるんでしょ。そう言えばかつて、大阪は長堀橋に本社があるしと丸善石油を応援していたことを思い出しました。近年ずっとコスモで給油してないことを思うと…ちょっと心痛いもんがあります。

(於:和歌山県海南市) 気がつけば国際石油資本は日本市場から撤退。時代ですな。

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2016年2月21日 (日)

撃雨のオガタ通り商店街

 昨日は朝から雨。
Gekiu
 柏原駅から堅下駅への移動中、いっとき止んでいた雨がいきなり激しさを増し肩から鞄から靴の中までびしょくた…と言うか水まみれ。傘も役に立たんなぁ…ってそらぁ骨折れたビニール傘ではどもならん。まぁまっとうなそれでもいっしょですわな。
 てなこと思いつつ街ゆく人々を一枚二枚。雨も暗さも気にせんで撮れるこのデジタル技術の進歩に感謝。とは言えなかなかその撃雨具合は写真からは伝わらんかなぁ…と言うよりいまだに“踏切注意”の道路標示が汽車のヤツというのが妙な感じ。ま、ここらは昔も今もまぁ変わらん街並みですけどその先に汽車が走っていたことはありませんで。それより道の右側に表示されていると言うのも、妙ですな。

(於:柏原市) オガタ通り商店街”のこと、“オカダ…”と記した地図が昔あったなぁ…って“オカダ通り”を検索したら、出てくる出てくる。

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2016年2月20日 (土)

葉なし大根、畑の中。

 今日は羽曳野市山間部で仕事。ワンマン運行2両編成の近鉄電車に乗って駒ケ谷駅で下車。そこは、チョーヤの梅酒の本社はあるもなんとものどかすぎるところ。ひと駅手前の古市とはかなりの違いです。小雨降る中いつも通りしばしの探索。強風に煽られ傘の骨折れて「もっとボロい傘にしといたらよかったのに…」てなこと思てましたら、そこにこんな光景が。
Daikon
 いやまぁそれだけといえばそれだけではありますが、畑の大根は、普通葉っぱ付いててナンボのもんやと思っている感覚からしたら、かなり妙…と言うかちょっと気持ち悪いもんがあります。生足だけそこに残されているみたいに見えるから…って見えませんか。
 素人なんで何故この様にしているのかもひとつわからんのですが、こうやっとくと、生長が止まって出荷調整できるということなんかなと想像したり。売り場で見ても普通なもんがこないキモおもろいもんに見えるとは知らなんだなぁ。

(於:羽曳野市) 電車から眺めるのもおつなもんでしょうな。

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2016年2月19日 (金)

広告塔、錆びサビ…

 本来の目的は果たしてませんけども…
Wcsoi1 Wcsoi2  それでも存在理由がないとも言えませんなぁ。普通のそれより妙にこころ揺さぶられるもんがありますわ。
 そもそもきょうび、この手の広告塔自体あんまり見かけん様になったというのもありますのでまずどことなく懐かしい訳ですが、それが劣化しまくってるという状態やというのが何ともさみしい…なんかね、過去の楽しい思い出を美化することなく直視したらこんな感じでっせってのを突きつけられている気分になるんですが…どうでしょ? ってまぁあえて言語化したらの話ですけども。
 ちなみに何て書いてあるか…なんぼ見てももひとつ読めんで地図で調べますとどうやら“和歌山県中央生花”とある様です。

(於:和歌山市) 先っちょの避雷針もまた郷愁を誘うなぁなんとなく…

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2016年2月18日 (木)

側溝のフタに神戸市のマーク、しかも立体。

 今日は神戸は垂水区某所で仕事。さ、帰ろと清水が丘の停留所でバス待ちつつ足元見ますれば側溝のフタが…ちょっと気になりまして。
Kaube1 Kaube2
 同行者が話しかけてきはるもんですからじっくり観察できずにとりあえず撮っとことってことでいま改めて写真で見ますれば、やっぱり変わってるなぁ。
 フタに市章が書いてあることはまぁ普通ですけど、これ、立体ですわ。ほどよい大きさにちょっと手造り感が漂っていて何ともかわいい神戸市のマークやことでしょう。
 まぁ鋳物で型つくるほどでもないわとこの様な仕様にしはったんかとは思いますがなかなかええ仕事してますよね…って、つまずくおそれもあるんですけど。
 そもそもこの市章自体がどこかかわいいもんがありますね。で、調べますればこれ、“”を図案化したもので、それは神戸の旧仮名遣いカウベのカ…とか。知らんかったですね。そう言われれば…見えてきました、“カ”に。ですがどっちかというと“”に見えますな。ま、いずれにしてもシュッとしつつかわいい意匠ですわ、描きやすそうですしね。

(於:神戸市垂水区) これは…ツマミかもなぁ。

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2016年2月17日 (水)

カイヅカイブキ、オブジェ。

 今日は茨木市某所で仕事…ですが地下鉄は守口駅近くで待ち合わせ。朝から界隈を散歩しますれば、お馴染みのカイヅカイブキが街角に。
Nihongi1 Nihongi2
 これはなんと申しますか植物と言うよりまるでオブジェ。この家に似合わない様なうまいこと象徴としてそこにある様な。ここのお宅の築年数にに似合ってない様で似合ってる様で。その何とも妙な感じが有機的な様で無機的な様な。ま、なんや知らんですがちょっと釘付けになりまして。

(於:守口市) 途中“鉄砲光三郎”さんのお宅も発見!

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2016年2月16日 (火)

めがね橋からの眺め四景

 大正区某所で仕事があった先日、天気もええしと千本松大橋(めがね橋)を渡ってきました。
Senbonmatsu1 Senbonmatsu2 Senbonmatsu3 Senbonmatsu4
 クルマでは何度も渡るも徒歩でははじめて。最初そないに気にしてなかったものの、ふと「えらい高いとこ歩いてるねんで」と思うと徐々に怖なってくるもんですわ。
 とは言ってもそこから眺める素晴らしい景色見てますと怖さも忘れます。梅田界隈のビル群もあべののハルカスも川の向こうにあって、改めて「水都やなぁ大阪は」てなこと思てましたらちょうどそこを渡船が横切り…バッチリです。
 ですけど最後の写真こそが何とも今の大阪っぽいのかもしれません。こんなところにまで落書きしよって…と思うも写真にするとなんとなく収まりがよろしいな…って決して許して愛でているわけではないんですが。

(於:大正区〜西成区) ダンプも重機も煙突もおもちゃっぽくてまるで箱庭。

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2016年2月15日 (月)

泉屋のクッキー

 あぁ、これぞクッキー。
Izumiya1_2 Izumiya2_2
 榮太樓の飴、駿河屋の水ようかんにプリン、そして泉屋のクッキー…手みやげや贈り物によく使われていたのかクッキーの原体験はこれでした。浮き輪みたいな丸いヤツに赤や緑のチョボが付いていて…こいつコイツ。
 バタ臭くなくてあっさりしていて私いまだにその味わいが好きなんですけど、なんかあんまり近年見ません。確かにもっと本場の味わいっぽいもんがたくさん出てきている昨今ですから、どっか蔑まれたポジションに位置している様にも思えますけど…好きですわ、この味。
Izumiya3 Izumiya4
 年末に御歳暮を見に百貨店へ行った折に「これ家用に買お」と購入。うちのひと「あんた食べや」って…あのなぁ。そのニュアンスにはトゲあるも、独占できる喜びもあります。
 見ただけでそれぞれの味を覚えてるもんやなぁと口に含むとやっぱり変わらん乳臭くもバタ臭くもないええ味わい。ま、お子はその形に興味示すも味には…てなわけでますますひとりじめ。嬉しい様な…ちょっと物悲しい様な。
 味も形も昔のマンマ…ですが、違うところがひとつ。そう言えば実家に昔の缶残ってるなぁと思い、撮ってきました。
Izumiya5 Izumiya6
 あ、色がまず違いますね。こっちの方が何か懐かしい色合いに思います。ま、そのことよりここにあるとおり“泉屋京都店”やったんですよね、昔なじんでいたのは。
 何年前か…もう四半世紀ほど前やったでしょうか、京都店は知らんうちにひっそりと廃業しはりました…さほど話題にもならずに。
 泉屋東京店のサイトを見ると、大阪生まれの泉家が和歌山に移り住み、京都で開業し、東京へ移ったとありますが、京都店のことはあまり記されていません。もう別法人になっていたのでしょうね。
 製造元違えど昔と変わらぬ味わい…ちょっと“東京店”ってのが大阪もんには微妙な響きがありますがまぁよしとしましょうか。あ、そうそう、Googleで“泉屋 クッキー”と検索しよとすると、予測機能がはたらいて“まずい”って出ますねんけど…わかってへんなぁ。

美味いも“純欧風銘菓”は…言い過ぎやないかね。

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2016年2月14日 (日)

昭和なプラ看板 119 ● キンキパン

 最近なぜか検索ワード“キンキパン”でアホげへアクセスしはる人が割といるなぁと思ってましたら…復活していたんですね。
Kinkipan2 Kinkipan3  先日行ったイズミヤのパン売場、期限が迫って安売りしている棚をふと見ましたら、そこにこんな商品が。色数少なくしかも縦書きで「何とも言えん昔っぽい雰囲気が漂ってるなぁ」とよく見たら上部に“キンキパン”のロゴがありますわ。
 キンキパンでしかも30%引となるとそら買わん訳にはいかんでしょう…ってそもそも神戸の地パンですから、幼少期に食べた記憶がないので“懐かしい”とか“当時と同じあじわいや!”ってのがないのが残念ですがね。お味は普通に美味しかったです。まぁ焼き立てパン屋さんの同等品に比べますと随分膨らしてあるなぁといった感じはしましたけど。
 “ラ・メール”などのブランドを経て“オイシス”になったのが2000年。キンキパンのブランドは昨年末より復活させたみたいですけど、公式見解はどうもネット上にはない様です。
Kinkipan4 Kinkipan5  ではせっかくですのでキンキパンのプラ看板もここに載せておきましょう。“昭和なプラ看板 4”でもキンキパンのそれを載せていますが、今回の復活版より以前のもので、今度のは新しい方です。ロゴなどは一見いっしょですが、“パ”の“◦”部分に違いが見られます。形も長方形でシュッとして今日的です。
 キンキパンやオイシスのことは、もう以前に記しましたので、興味のあるお方は“昭和なプラ看板 4● キンキパン”の記事をお読みください。
 しかしながらなんでキンキパンのブランドを復活させたのか。アシックスの“オニツカタイガー”ほどのブランド力があるとふんでいるんでしょうか…ね。

(於:兵庫県加古川市) “富士屋パン”と“食産パン”も復活させてもらわんとな。

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2016年2月13日 (土)

十ヵ月払 百貨店 古市駅前通り

 近鉄は喜志駅からのバス通り、ブロック塀の向こうに今も残る看板ふたつ。
Maruei1 Maruei2
 右の“㍿ 岡 証”はまぁ時折見かけます。決して“券”の略ではないでしょう。調べるも現存しなさそうです。
 で、左側の“ 百貨店”の方が気になります。肝心の屋号部分が読めませんのが、よ〜く見ますれば“○英”と書いてある様子。調べますれば古市駅前通りの白鳥に“丸英ビル”というのが存在しますので、これももう廃業しているみたいです。
 昔は月賦販売の百貨店ってのがあちこちにあったのでしょう、調べますれば“全国月賦百貨店組合連合会”なる組織もあった様です。ま、それだけのことですが“月賦”と聞くと、まさに高度経済成長期って感じがします。

(於:富田林市) 月賦の“ゲップ”という響きに反応していたなぁあの頃。

※関連記事:
10ヵ月払 ラッキー』 2015年1月 記

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2016年2月12日 (金)

外国語のローマ字表記 36 ◇ Samansa

 ま、固有名詞ですからこれでええんでしょう。
Samansa1 Samansa2
 道すがら「こんなスペルやったかなぁ」程度に思いつつ帰宅後調べますれば“Samantha”やと。ま、女性名の場合の話ですからここはここでこれで良しか。すんません、見つけてしもたもんで。

(於:吹田市) 旧村まで行かんと江坂は…あんまりないなぁ。

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2016年2月11日 (木)

北花田駅前のビル解体現場見つつ雑感

Kh14a Kh14b  仕事してますとビルの解体現場がそこにあっておっさん3人ついつい立ち止まってしもて。「“おい仕事せぇや”ってなりまんな」と次へ。
 なかなかずっと見てることはないですけど解体ってのも結構大変な仕事ですな。2台の重機を使って時にバラバラ、時に一緒にバランス取りもって作業してはりましたけど、そんなあうんの呼吸がたまらんその筋の専門家やなぁと感じ入りました。
 しかし何です、こういう作業ってのは、計画があってその指示通りに進めるのか、その場その場の現場判断で進めていくのか素人にはわかりませんわ。案外後者の比重が高い様に思えて、そこらのニュアンスがなんとなくかっこええなぁと見とれてしまうんかもと思ったり。
 てなことふと頭ん中よぎりつつも仕事に戻りましたよもちろん。あ、写真は仕事中に撮ったものにあらず、念のため。

(於:堺市北区) ここ元病院とか。医療機関は新しい方がええわ。

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2016年2月10日 (水)

バッサリ伐られて幹枝丸出しカイヅカイブキ

 そらまぁこういうことになるんでしょうけど。
Bassari1 Bassari2
 まぁ見かける植物の有り様ではありますけど、カイヅカイブキがこんな状態にされるとなんとも言えん世知辛さ全開ですなぁ。
 ストリートビューで過去にさかのぼりますれば2010年時点ではそらもうきれいなこんもり状態。剪定でずっとそれが保てなんだもんなんでしょうかね。
 そもそもなんでこんなところに生垣があるんかいなと裏側もチェックてみましたら…
Bassari3 Bassari4
…こんな状態。アーチ状の門、階段を上がると公園っぽい動物のオブジェが並んでますけど…あ、砂場もありますな。公園の程をした私有地でしょうかね。ま、そんなことはどうでもええですな。

(於:堺市北区) 公園風にしたら、税制面で優遇されるとかあるんかな?

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2016年2月 9日 (火)

小径大好き、ですけど…

…ってょ。
Kmettm1 Kmettm2  通るんヤメときました。ちょっと自信なかったもんで…とか何とか。

(於:富田林市) なんかなぁ…

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2016年2月 8日 (月)

ビルに写る空と雲の模様は…

 大阪城梅園の向こうに見えるOBPのクリスタルタワービル。そこに写る空と雲の様子を「あれは描いてあるんやろ」と、お子。真顔で言うてますわ。
Kumonoe1 Kumonoe2
 ちょっと遠回りしてそのビルを下から見て川沿いを自転車で行こうとしますればそこに公園。で、「ブランコする」。ビルに写る雲の図なんかもうすっかり忘れてますわ。ええなぁこの呑気さ。いつまでもこんな調子であってほしい様なそやない様な。いや、ええねんええねんそれで。

(於:都島区) こんな嘘くさい写真になるとは…

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2016年2月 7日 (日)

立春過ぎて…春ですな

 仕事の合間にちょっと梅見に大阪城公園へ。
1602071441 Ukare  桜と違って梅は三分咲きくらいが風情あってよろしいなぁ…って言いたいところですがまだ一分咲きくらいでしたか。とは言えこんな見るからに「春ですなぁ」なのもあって。
 ついつい「これも仕事仕事」とちと本気で撮りだしますれば負けず嫌いのお子、すっかり対決モードで撮りまくってましたけどモニタ見て「何で違うん!」とその差に不満顔。「あのなぁ…」と思いつつも…まぁええか。
 陽が陰って帰路につくと、お子「ダンス習いたいねん」とか言って何や踊りもって歩いてました。結構笑えるその光景、いや、笑たらあきませんが。やっぱり…もう春ですな、はい。

(於:中央区) なんかええひとときやったなぁ。おおきに。

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2016年2月 6日 (土)

のどかな光景に写る木の 根と枝からみ 渾然一体

 昨日は泉南市某所で仕事。途中の空き時間が尋常ではない長さということで自由行動に。とは言え同行のうちの一人「私も行きます」と。ま、それもよろしいかと樽井の町を探索に。小径をの坂道を登って行きますとずっと雅楽鳴ってる神社があったり現役の紡績工場があったり昔ながらな長屋があったりとかなりええ感じ。ですがアホげ物件は少ないなぁ…
Tarui1
…てなこと思ってましたらこんな景色の場所に。田んぼがあって畔があって曲がった小径があって…奥には立派な木が2本。この町の家々が見えるのもたまらんええ景色ですわ。はじめて来た場所にして湧き上がる“懐かしいわぁ”って感情。こういうのって日本人のDNAに組み込まれているんでしょうか。
 ま、それでも“アホげネタ”ってこともないなぁと思いつつ先へ。木を見上げますれば…
Tarui2 Tarui3
…根元というか枝というか幹がないというのかよく見てもなにがどうなっているのかわからん状態です。
 土手を登って裏側から見ますと…うん、これ、やっぱりもひとつ何がなんかわかりませんわ。
 多分2本の木が渾然一体となって入り組んでこないな状態になっているものやと考えられます。
 懐かしいええ景色にしてけったいな状態も備わって…一粒で二度おいしいってのはこのことか。何かちょっと違いますか。

(於:泉南市) 樽井の駅前コンビニもなく…それも良し。ですが酒屋も見当たらんのは…

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2016年2月 5日 (金)

“ポイ捨て止めました”って、それで?

 某ショッピングモールの近くと言えば近く、遠くと言えば遠くの通りにこんな看板。
Atarimae2 Atarimae1
…何が言いたいんか。上部には“イオン”の文字。ほな昔はイオン関係者ってたばこのポイ捨てやっとったってことですかね。何や誰が誰に向かって設置してるんかもひとつわかりませんなぁ…とか思ってましたら同行のひと「そもそもアカンことですやん」と。ほんまほんま。

(於:泉南市) 啓蒙のつもりか…ケッ。

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2016年2月 4日 (木)

大正の、アフリカン。

 嘘くさいのに、妙に溶け込んでますなぁ。
Saruzo Torishika Kirinzo
 まぁ見ての通り。手前の植物が見事に絵の一部になって…ってゴミもまたええ味出してる様な台なしにしている様な。
 ここは工場の立ち並ぶエリアにして幼稚園の斜め向かい。殺伐としたこの場所で、お子想いの社長が何か貢献できんかとアフリカンな空間(=平面とは思えん出来)を提供してはるんかもしれませんな。
 ストリートビューで見ますと少なくとも5年前からあるみたいですが全く色あせていない様子。それもまた素晴らしいです。経年変化も味わいのひとつとは言え、こういうのは生き生きしていてナンボですわな。

(於:大正区) リアル植物の影にも動物隠れてる様に思いますな。

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2016年2月 3日 (水)

煉瓦の煙突残る忠岡町の一角

 通過はしたことありますが、降り立ったのは初めてのこと。
 今日は岸和田市某所で仕事。ですが待ち合わせは南海は忠岡駅。泉北郡忠岡町…あぁそう言えばそんな自治体あるある(失礼)と思いつつしばし探索。
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 駅より海側へ行きますれば昔ながらな感じの集落があってなかなかええ感じ。そこに煉瓦建造物が残る一角がありました。煙突にしては建物より低いですし…ま、でも赤茶けたスレートの状況を見るとやっぱり煙突なんでしょう。
 残念ながら今は稼働していない様で何の工場やったのかはわかりませんでしたが…何となく窯業を営まれていた様に見えます。勝手な想像ですが。
 調べますれば忠岡町は日本一小さい“町”であり、泉北郡で唯一残る“町”とか。泉州でも関空とは無縁でありながら平成の大合併の動きにも乗らず我が道を行く…小さい町もええんちゃいますかね。

(於:忠岡町) 前田健太氏この町出身、あのお方お隣の岸和田市出身…

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2016年2月 2日 (火)

2月2日17時56分上町南交差点あたりの光景

 災害の現場に向けてシャッターを切ることには抵抗がある。
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 ですが、うん、この懸命な消火活動はちゃんと押さえとかなあかんなと思って。
 40台の消防車とたくさんの消防士の皆さんの努力でなんとか鎮火。恐ろしいほど火も煙も凄かったこと思うと彼らのお陰でここだけで済んだんやなぁとしみじみ。ホンマに有り難いことです。
 こういう活躍ぶりを見ると「税金取られる」というその発想が間違っていることに気づかされたり。せっせと稼いで社会基盤の充実に寄与せななぁと。最近ようやくその様に思えてきました。

(於:中央区) おひとり亡くなられた様です。合掌。

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2016年2月 1日 (月)

“フロマージュ”二題

 自転車に“FROMAGE”…
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 フロマージュ…響きはシャレてるんかもしれませんけど「何で自転車がチーズやねん」ですよね。しかもこれがよく見かけますわ。乗ってる本人気にしてはりませんでしたけど、見てるこっちが何とも言えん気恥ずかしぃなりますわ。
 てなこと思ってましたら先日、こんなところにもフロマージュ。
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 はい、こっちはマンションの銘板に“fromage”…
 まぁ外国人が妙な日本語書いたTシャツ着たりしてはること思えばこれでもええ様にも思うも建物の名前が“くさや”とか“鮒寿司”って名乗ってるのと同じやと思うとやっぱり変ですな。
 そう言えば昔サンダルに“indy500”って書いてあったのを履いていたこともあった訳でまぁ今に始まったことではないですけど…と言うか、平成も28年にもなるというのに、何にも変わらんねんなというのが、やっぱりちょっとびっくりですわ。

(於:八尾市、福島区) まぁ日本では外国語表記自体、フロマージュレベルの使われ方で溢れかえってますわな。

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