一匹で三猿
ま、今年は申年ということですから、一応サル写真でも。
年賀状に手みやげもんに掛物によく目にしますわなぁ“見ざる聞かざる言わざる”でおなじみ三猿の図。「あぁ、なるほど」と思ってましたけど、結局のところ世に背を向けて生きたらええねんってことちゃいますのん…ってアカンあかん。
何かね、このサルの背中見てたらまるで三猿を実行してる図に見えてきて「そうか、男は黙ってなんとやら」ってのと一緒かも…とか何とか。
しかしよく耳に目にするこのコトバ、wikiを読みますれば日本発祥の様でありながらじつは古代エジプト発シルクロードを伝い中国に入ってきたという説もあるとかなんや広く深い歴史がそこにあるみたいですな。
で、“見ざる聞かざる言わざる”。まぁそれができたら苦労はないわけで、そのことを日々思っとかんと手のつけようのないことになってしまうのが人間の性でっせってことでしょう。頭も心もドロドロで煩悩まみれ。それを自覚して2016年も生きていくとします。ま、しょっちゅう「見まっせ聞きまっせ言いまっせ」となることでしょうけどね。
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コメント
なんか、哀愁ありますねえ、この背中。
猿、特にニホンザルって、物凄く親近感を覚えます。実際のところ、DNA的にはチンパンジーの方が人間に近いらしいんですが・・・
「見ざる聞かざる言わざる」ですか。
けど、それもいいけど、「見て聞いて言う」って言うのもええんと違うんかなとも思う今日この頃です。
投稿: 天王寺蕪 | 2016年1月 9日 (土) 22時24分
●天王寺蕪さま
そもそも背中だけ見るとどんな動物も哀愁漂って見えるんかもしれませんなぁ。
私は天王寺蕪さんと逆でずっと「見まっせ聞きまっせ言いまっせ」とやってきて、ようやく最近「おとなしくしてるのもええんかも」と思える様になってきました。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年1月16日 (土) 11時02分