川の中に井戸がある 2
総持寺からうろうろと歩きますれば、小川の中に…ん?
防火水槽? いやいやこれはどう見ても井戸ですな。川の中に井戸って…普通は水がないところに井戸を掘るもんやと思いますが、こういう風なこともするんですね。
この小川、元々は農業用水路で、川の水が不足した時にここから汲み上げて水路に供給していたのやないかと想像しますが、どうでしょう? このあたり、あんまり縁がないので昔を知らないのですが、そこここに水路が残っているところをみると、かつては農地やったと思われます。
井戸の蓋からパイプが一本…もう使わなくなって久しい様子。もう井戸としての使命を終えつつも何となくそこにある…まぁ名水が湧くとも思えませんな。
(於:高槻市) 住宅地に残る用水路に転落して命落とす人が割と多いと先日ニュースで見たけど…
※関連記事:
『川の中に井戸がある』 2009年2月 記
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コメント
阪急総持寺駅は茨木市ですが、直ぐ東は高槻市です。
昔は西が茨木庄・東が富田庄、摂津富田の地名は「屯田(天皇家の御領田)」に由来するとか…
私が住んでた40年前頃は、団地の周辺は一面の田圃や畑で“井路川水路”が多数残っていました。
きっと昭和台町なんかもその地名のとおり分譲された住宅地なのでしょう。
>>住宅地に残る用水路に転落して命落とす…
今でも地域によっては“水利組合”の力が強く、全てに防護柵を設置するには予算に限りがあって難しいとかなんとか…
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年12月 3日 (木) 12時51分
飲み残しの缶ジュース、化石化!
投稿: mita | 2015年12月 4日 (金) 09時25分
やっちゃんさま、そうそう、水利組合!
昔住んでいた堺の家の辺りの用水路は、水利組合が管理していて、そのどぶさらいや草抜きすらうかつにしたら色々問題が発生していました。府や市に苦情を言いに行っても「そこは水利組合の管轄なので・・・」と言われ、ご近所の大人の方が往生しておられました。なんか、ややこしいですよね、その辺り。
投稿: 天王寺蕪 | 2015年12月 7日 (月) 00時43分
●難波のやっちゃんさま
●天王寺蕪さま
富田は屯田からですか…なるほど。確かに“とんだ”を変換するとどっちも出てきました。そらそうですか。
田畑なくなっても水利組合なり土地改良区の管轄やってのもおもろいはなしです。それだけ“水”が貴重やったんですね…ってまぁ、今もでしょうが。
●mitaさま
わっ!ホンマや。そう見ると、それにしか見えませんな。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年12月31日 (木) 21時41分