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2015年12月

2015年12月31日 (木)

みじん粉はミジンコではないわなぁ

 昨夜は日本酒が縁で知り合った皆さんと忘年会。なんでも知ってはるうまいもんにも精通してはる白さんは食後にとスイーツを手土産に。が、お腹もいっぱいやしともろて帰ってさっき食べよと原材料名見れば…わっ。
Mijinko1 Mijinko2
 そこに“みじん粉”の文字。「これは…食べる前に言うと皆食べんで…」となに食わぬ顔で食べて、密かにパッドで調べますとみじん粉は“微塵粉”で米粉の一種とか。何や…というか、そらそうか。
 で、安心してからその話をするとお子が言います「そんなん“粉”っていう漢字入ってるんやからちゃうのんわかるやん」と。…カシコいなぁ。納得。私すっかり目に見てその響きが増長し“ミジンコ”のことやと思い込んで「どういう用途で使うんやろ?」とそっちばっかり気になってしもてました。

 とまぁ2015年はじつにたわいのないアホげな小発見にて終わり。今年はどんな一年でしたか皆さん。9年目を迎えておりますアホげですがまぁご覧の通り今年も何にも変わらんマンネリでやってきました…というかこれました。これは皆さんが何となくここアホげに目を通してくれはったお陰と感謝しております。
 で、まぁ、今年も同じやった…と思いつつ、ちょっと気になったことがひとつ。こちらの不注意で大事なコメンテーターをひとり失ってしまったという事実。ちょっと…つらい思い出です。やはり基本に忠実、政治・宗教・色もんには踏み込まずにアホらしいこと、毒のないことを心がけて記事を書いていこうと思いますので来る2016年も“大阪 アホげな小発見。とか”をよろしくお願い致します。とは言え、元来毒のある人間ですから…どうなるかなぁ。

 最後に…ほぼどんな記事にもコメント頂けてじつに有り難く思っております。読んでいただくだけで充分うれしいとは言え、やはり反応があると、それなりにもっと嬉しなるのが正味のところです。
 とか言いながらもう全然レスが追いつかずに1ヶ月以上ほったらかしになってることが常習化していて申し訳ありません。2015年に頂いたコメントへのレスは今年中に…という目標も果たせんまま年越しを迎えてしまいますが、ひとつお許し頂けたらさいわいです。レギュラーコメンテーターもスポットのお方も今後ともよろしくお願いいたします。

で、この中村屋製“彩かさね”…和洋折衷のウマウマ。さすが白さんやわ。

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2015年12月30日 (水)

大丸心斎橋店本館 本日で一旦閉鎖

 今日で大丸心斎橋店本館が、一旦営業を終えたそうです。
Daimaru1 Daimaru2
 あの大丸もついに建て替え。そごうがあないなり、梅田や阿倍野の百貨店が次々に増床する中、ここだけはこのままであり続けてほしいと思うも…残念。じつは確かな筋の話として15年以上前から建て替えられると耳にしていましたが、隣接するそごうの建物買収で何とか切り抜けられたかと勝手に安心していましたが、そうもいきませんでした。
 大丸といえばもちろん心斎橋。まだまだ“心ブラ”というコトバに意味があった時代、「百貨店に行く」と言えばここへ行くことでした。坊ちゃん刈りにタイツ姿の半ズボン…そう、いわゆる“よそいき”の格好でエスカレーター乗ってひと混みに酔ってタイツのゴムの締め付けは痒いしでもううんざりしたもんですが、今となっては懐かしい思い出。ただ“大食堂”は大丸のことかよそのことかは思い出せません。かたい切符みたいな食券買ってもろて…ただ、お子様ランチはいややったかな。味が嫌いとかではなくその…半人前扱いされてるのがイヤで…いかにも“お子様”ですなぁ。
 今も「百貨店に行く」はもちろんうちでは「大丸に行く」ことを指します。立地の便利さに加え適度な混み具合にコンパクトなレイアウトがじつに買いモンしやすくてよかったです。地階や中二階の天井の低さもなぜか気にならず…やっぱりしっかりと設計された建物やからでしょうかね。“大阪人の大丸好き”…ま、私は勝手にそう思っています。
Daimaru3 Daimaru4
 建て替え前に7階特設会場で“回顧展”が行われていました。こういう江戸末期の大丸賑わいを再現した模型など見ると…わぁえらい歴史あるんやなぁと思いますが、何か全体的にちょっともひとつ力の入ってない展覧会やなぁというのが実感。それはまぁ見る側のこっちが勝手にこの建物に思い入れがあるからだけでしょう…かね。
 外壁と内部装飾の一部を残す方向性で建て替えられるとのこと。最初は「…そんな残し方はなんかなぁ」と思っていましたけど、完成予想図見ると元そごうの北館と一体化を果たして何かカッコよさげ。いつまでも「昔のまんまで」と思ってることも後ろ向きな様に思えてきました。
 さ、ここはもう本館に「お疲れさんでした」と感謝して次を楽しみとしましょうか。建て替わった時「おっ、こんな工夫があるわ」とその元々の建物がどう凝縮されているのか…ここから大丸はじめ、施工する人々の腕と思想の見せどころですね。建て替わった時、世の中どうなっているのか? 爆買いなんて死語になってるでしょうなぁ。それでも心斎橋は心斎橋であってほしいもんです。

(於:中央区) しかしまぁ午前中の心斎橋筋は…「ここどこの国?」状態。いつまで続くんかなぁ。

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2015年12月29日 (火)

ぶらくり丁で“丸越”に再会

 今回の話題は和歌山市民と…平野区民限定ですかね。
Marukoshi1 Marukoshi2
 先日和歌山はぶらくり丁を歩いてましたら…「あっ!」。これや、これこれ。いや何がこれやといいますとこのマークにこの屋号のこと。◯にコの字、そして下に“丸越”の文字。懐かしいと言うか何と言うかえぇ、40年ぶりくらいに見たなぁって。
 その昔も昔、幼稚園へ行くか行かんかの頃、父親の運転する車の中からこのマークが光る広告塔のあるちょっとした大きいお店を目にしていたはずなんですが、物心ついた頃にはもうその建物もなくなっており「あれは…何のお店やったんやろ?」と長年、折に触れて気になりつつもわからんまま五十路を過ごしていますが…まさかこんなところで見かけるとは。
 ここぶらくり丁の丸越ですが、見た感じ婦人物の衣服や小物を扱ってはる風情でした。調べますればここ、正しくは“丸越百貨店”と言うそうですが、他に支店があるとかの情報は全くわかりませんでした。同じ屋号の百貨店がかつて金沢にあったそうですが、そことは関係なさそうです。
 ま、かなり今回のネタはみなさんにとってどうでもええ話になりましたが、どなたか平野に縁のある方、“丸越”をご存知ないでしょうか。確か平野区は平野東2丁目1−30あたりにあったと思うのですが。赤と青のネオンサイン、画数の多い“越”が明朝体で書かれている視覚的気色悪さもあってかなり印象に残っているんですが。あ、いま思い出しました、その前はほんの小さなお店やったものが大きなビルに変わったものの…って感じやった気がします。

(於:和歌山市) こんな難しい漢字読めんもんやから、勝手に“ココニュー”って読むんやろと決めつけてました。

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2015年12月28日 (月)

クリープの看板、劣化するもアピール全開。

 よく見れば“クリープを入れないコーヒーなんて…”のコトバ、引いて見ればいかにもな自転車…わぁたまらん昔ながらな乾物屋さんですなぁ。
Creap1 Creap2  インパクト大ですから有名な看板の様ですが、スルーするわけにはいきません。
 そもそも“クリープ”をドンと打ち出しているというのも妙ですが、この風合いが何とも言えません。ただの経年変化…とは思えんその味わい。白のペンキだけ劣化が少ないのか“クリープ”の字だけあとで塗り直した様な雰囲気がありますわ。
 で、その…やっぱり避けて通れませんね“クリープを入れないコーヒーなんて…”のフレーズ。確かにそんな時代がありました。よそでコーヒーよばれるといったら、もう最初からたっぷりの砂糖とクリープが入って出てきたもんです。それが角砂糖→スティックシュガーに、クリープ→メロディアンに変わって気がつけばどっちも入れんで飲むのが当たり前になって…
 知らん間にあれこれ変わってますわ。ほれ、イチゴに砂糖と牛乳かけて潰して食べていたこととか、グレープフルーツにも砂糖かけてた…あ、スイカには塩。そうそう、漬物には味の素ってのもありましたなぁ。
 嗜好が変わったと言うのもあるでしょうけど、やっぱりひと手間かけんでも美味しなってるというのもあるかと思います。戦後70年、平成は間もなく28年目…クリープ発売は昭和36年。そうか、半世紀経ってコーヒーは日常品になったとも言えますかね。

(於:兵庫県姫路市) 最後に“全部入ったネスカフェ”よばれたんは…今はなき某酒蔵で杜氏さんに入れてもらったやつでした。懐かしいなぁ。

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2015年12月27日 (日)

ソース 52 ▲ テングお好みソース

 このソースは…はじめて知りました。
Tengu1 Tengu2 Tengu3  アホげの台所事情を察して茶友が広島みやげにとこんなソースを買ってきてくれました。有り難いなぁ助かるなぁ…と言うことはさておき、広島と言えばオタフク、カープ、ミツワくらいしか知らん私にとっては「お〜これはこれは」って感じ。その名も“テング”…なんとも言えんそのオタフクに対抗している様なネーミングにこのマーク…よろしいなぁ。
 こんなソースがあったんかと早速ネットで調べましたがテングにはホームページがありません。このご時世にHPを持ってないというのもこれまたくすぐられます。
 ではとりあえず、そのまま味わってみましょう。
 まず風味。ちょっとビタミンっぽく濃い感じ。あ、明らかに関西のそれとは違うなぁといった印象です。瓶から出してみますとこれ、かなりの粘度。トロンとしています。ただ、寒い気候故固まって可能性もあります。そして味わいは…うん、やっぱりかなりいつも食するお好みトンカツ系とは違って味が濃い印象です。甘味というより旨味がタップリな感じ。その中にふとシナモンっぽい香りを秘めています。「この味の濃さは…あれこれエキスを加えてるんやろな」と思いレッテルの原材料名見るも、その手のもんはいっさい入っていません。ということは野菜果実がふんだんに使われているということなんでしょう。
Tengu4  さて次はいつも通り焼きそばにしてみて食すと…やっぱりソースのまま味わった印象のまま。ただ、かといって素材の美味しさをマスキングすることなくソースの旨味も材料のそれも味わえると言った感じです。
 広島の地で何度かお好み焼きで頂きましたが、総じて「甘濃いなぁ」と感じておったんですが、このテングもやはりその傾向のソースやなといったところです。
 他所の地のソースを味わうことで関西のソースの特徴がちょっとわかった様なそこまでいかん様な。ま、そんなことよりソースが旅の土産って…ほんと嬉しいですわ。おおきに茶友。また頼んまっさ…ってタカリはいけませんな。

名称:濃厚ソース 原材料名:
野菜・果実(トマトりんご、 たまねぎ、その他)、醸造酢、糖類(砂糖、ぶどう糖果糖液糖)、食塩、香辛料、コーンスターチ、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、ステビア、サッカリンNa)、増粘多糖類 製造者:中間醸造株式会社 広島県三原市西町1丁目2番10号

ここの中濃ソースは“半とんかつ”と言うとか。

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2015年12月26日 (土)

姫路のモノレール跡

 先日行った姫路。駅から南を歩きますれば…否応なしに目に入ってくるのが“モノレール”の跡。たくさんの人々が話題にし写真に収めてはるからアホげではもうええかと思ってましたが、せっかくやしとあれこれと。
Himejimono1 Himejimono2
 青空を背景に映える白いビル、これをよく見ると3階部分くらいまでが妙な感じ。この部分にモノレールが走ってたというのですからいやぁ驚き。しかもここは“大将軍”というたった2年という寿命の駅やったとか。必要以上にデザインしてないそのシンプルさとこの薄っぺらさがまたたまらんよろしいな。
 ですけど見るからに耐震性なさそげなその出で立ち。結果的に阪神淡路の大震災後に補強工事が必要とされて解体が決まったとか。まぁ…そこにモノレールが走ってなければ、そういうことになりますわ。
Himejimono3 Himejimono4
 で、他の高架下はどうなっているかといえば、こんな感じ。いかにも昭和チックな街並みがモノレールの橋脚とともに静かに時を刻んでいます。天気は晴れていても、どことなく湿度を感じるのは“終わった”という現実が理由なんでしょうかね。
 しかし何です、たった8年しか稼動してなかったもんがその後40年も残っているとは…奇跡ですな。
 そんな昭和遺産の駅兼集合住宅も近々解体されるとか。
 目論見はずれてこうなってしまった物件ですからあんまり現状を愛でるのもどうやかとも思いますが、播州に行かはることがあったら立ち寄り目に焼き付けておくのもええかと思います。昭和も遠くになったもんですな。

(於:兵庫県姫路市) ラーメン屋の屋号“兵庫軒”って…シャレか本気か。

※参考サイト:wikiの『姫路市営モノレール

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2015年12月25日 (金)

室外機むき出し、冷蔵庫の。

 今年最後の現場仕事は和歌山市某所で。せっかくやし昼ごはんは中華そば食べよと歩くも全然お店見つけられず…はどうでもよろしい。あれこれぶらくり丁あたりを歩きますれば…静かな街でウンウンと音が。見上げますれば…おっ、むきだしやん。
Mukidashi1 Mukidashi2  神棚に何や小さなプラントが…いやいや室外機が稼動音を立ててるわけですが、見ての通りカバーもなく中身だけになってますやん。「えぇ、こんな状態になっても動くもんなんや」と感動してましたけど…これは、そもそもこんな状態のモンみたいですな。
 ひいて見ればここは魚屋さん。ウンウン音を立てているのは冷蔵庫の冷媒を冷やしているんでしょう。
 まぁそれにしてもモーターやらの機器や配線ってこんな風に覆いもせんと雨ざらしでも平気やとはって感じ。そらまぁそうなんかなぁ。熱もこもらんからこの方がええってことですな。実質本位…2基も備わっていて…結構かっこよろしいな、この魚屋さん。

(於:和歌山市) 結局ぶらくり丁角で“”なるお店で中華そばを。旨かった…もうそれだけで充分。早寿しまでは手が出ん。

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2015年12月24日 (木)

アラ!

 今日は姫路で仕事。朝テレビ見ると東海道線で人身事故…「これは山陽電車で行く方がかたいわ」と阪神梅田から直通特急乗って…しかし長いなぁ、2時間弱かいな。まぁそれでもそれだけ乗せてもろてJRより安いと思えばそれも良し。てなこと思いながら姫路市内に入って車窓を眺めてましたら…「アラ!」。
Ara1 Ara2
 「確かこの辺にあったで」と思いつつ歩くもなかなか見つからなんだんですが、何とか発見。で、まぁ、見ての通り“アラ!”の広告塔ですけど、ずばりこの奇妙な商品名だけが記されているだけというのがその…いかにもブンセンっぽいなぁとか何とか。そのマヌケさがヌケの良い青空のもとでなんとも脳天気に見えるのがよろしいなぁ。
 とまぁ関西人には「あ、あれな」ですけど、これ、他所モンには結構「何やろ?」やないでしょうかね。知ってるから“アラ!”と読めますが、知らなんだら“P5!”と読むかもなぁ。ま、それだけ。

(於:兵庫県姫路市) 食品にして寒色系の青い意匠というのも変わってるなぁ。

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2015年12月23日 (水)

業界団体の会館 81 ◆ 大阪理容会館

 今日は伊丹の美術館へ。道すがらの信号待ち。ふと見ると、そこに“会館”の文字。
Dairikyo1 Dairikyo2  ここも何度も前を通ってましたけど、全く気づきませんでした。まぁその名の通り散髪屋さんの団体“大阪府理容生活衛生同業組合”が入る会館です。が、奥に見える看板に“大阪中央理容美容専門学校”とあります。と言うことはここで“美容”も教えてはるんですな。ちなみにパーマ屋さんは美容として“大阪府美容生活衛生同業組合”の別組織があり、会館も別にあります(参照:『業界団体の会館 63 ◆ 大阪府美容会館』)
 でもまぁここはあくまでも大阪理容組合立やということみたいです。よく似た校名で“大阪美容専門学校”というのもあるそうですが…ま、どうでもよろしいか。
 昔は散髪屋さんとパーマ屋さんが隣り合わせにあって夫婦で営んではるというのをよく見かけましたが、そういう人々って、この学校で出会ってはったんかなぁとか思ったり。ま、共に“月曜休”の職種として、出会うことが多いというのもあるんやもしれませんな。

(於:北区) 髪結いの亭主は…散髪屋さん。

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2015年12月22日 (火)

手すりに“T U N A c I M A”

 今日は松原駅近くで仕事。駅前南はシュッと近代的な感じですが、少し入ると…昔ながらな雰囲気が残っていてええ感じ。個人商店もまだまだあってそんな一軒をふと見上げますれば…おっ、ええ感じ。
Tunacima1 Tunacima2 Tunacima3  二階窓の手すり、ちょっと錆びつつもなかなか粋(すい)やないですか。風を感じる様な涼しげな意匠…その真ん中にはアルファベットがありますわ。“T U N A c I M A”…ツナシマさんですね。“S”やなくて“c”となっているところも、それなりに粋なもんです。出来合いのアルミ製とはやっぱり違って…ええもんですな。
 服から建材からそのほとんどが既製品を用いる時代になったもんやなぁとしみじみ。それを思うと“すき焼きのタレ”はじめ鍋料理のスープとか、おでんの素、ドレッシングなどなどの商品がたくさん売られているのも当たり前ですか。まぁうちではあんまり使いませんのですが…と思いましたがポン酢に麺つゆ、カレールーやらパーポー…使てる使てる。それ思うと“手づくり”の範疇はずいぶん広なってる様にも思いますなぁ…って、何のこっちゃ。

(於:松原市) 既製品の組み合わせの中からオリジナルを作り出すのが今日のデザインって考えがあるそうやが…納得かも。

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2015年12月21日 (月)

アホげ史上最高の繁茂ぶり…

 こんもり茂った大木にはちがいありませんけど、根元見ると…
Schefflera3 Schefflera4 Schefflera5  今日は平野区某所で仕事。行きは何も気づかなかった立派な木、帰りに根元をふと見れば…わっ。葉っぱをまじまじと見るまでもなくこれも、アレですわ。
 アレってってのは、今までにも2回「うわっ」っと思った観葉植物シェフレラ(カポック)。この物件もよく見ますと根っこ上部に灰色のプラ植木鉢が残っています。と言っても原型をとどめることなく完全に取り込まれてしまってます。
 家屋の3倍、電信柱の高さまで…こんなに生長するとは。これまでにもこの手のネタはいろいろありましたが、それらは完全にかすれてしまいました。恐るべし外来種の観葉植物、みなさんくれぐれも部屋から外へ出すときは、こうなることをお忘れなく。あ〜怖いこわい。

(於:平野区) このサイズでなんで倒れへんのやろ?

※関連記事:
みどりに覆われた家屋の根元は』 2015年2月 記
ここの家もあの8枚葉に覆われてまっせ』 2015年2月 記

追記:“繁茂”と言えば、こんなんもアホげ史上最高でした。
朝顔似“オーシャンブルー”、10月下旬にしてこの茂り様。』 2011年10月 記

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2015年12月20日 (日)

“RICOH CX5”より、“Canon PowerShot G9X”へ

 今春、旅の途中に“RICOH CX1”を落下で壊してしまってから8ヶ月、うちのひとから“RICOH CX5”を借りてしのいでおりましたカメラですが、いよいよ返す時がきました。
Img_0086 R0019759
 今度からキヤノンにシフト。リコーはこの手のコンデジ市場から撤退とあって「FUJIFILMのもええな」と思っていたものの、RAWでの撮影も可能となると、仕事で使うのと同じメーカーの方がソフトの使い勝手もよかろということで、これにしました。
 ほな、「気に入らんけどキヤノンやし買ったのか?」っていやいや何のなんの。まずカッコがよろしい。その上高性能にして今まで同等のコンパクトさ…ちょっとこれ、仕事にも使えそうでっせ…ってまぁ、あんまり大きい声では言えませんけど。
 「さ、ええの撮るで撮るで」と盛り上がっておりましたが箱を開けると…。何でカメラの取扱説明書ってそのやる気を無くさせるんでしょうかねぇ。同じ印刷物でもパンフレットは見てワクワクするというのに、トリセツは…あんなこともこんなこともできまっせで…もうええわってなりますな。Macの製品みたいに、取説なしで使える様にならんのでしょうかねぇ。
 てなわけでまぁさっぱりどんな機能がどう使えるのか理解できんまま。しばらくはRICOHのを借り続けての併用になるでしょうなぁ。ま、どうでもええ記事でスンマセン、いつもですが。
 今回も“引き継ぎ式”ということで、リコーでキヤノンを、キヤノンでリコーを撮りました。うむ、やっぱりどっちもキレイに撮れてるわ…と言いたいところですが、今度のは暗部の描写もええ、そこそこ感度上げてもザラつかん…日進月歩ですなぁ。まだまだデジカメは発展途上の様で。

老眼がひどなって小さい字や記号が認識できんのでトリセツはイヤやという現実もあります。


※:関連記事:
“NIKON COOLPIX P2”より、“RICOH CX1”へ衣替え』 2009年10月 記

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2015年12月19日 (土)

木箱に“ルービンリキ”

 大和郡山のやなぎまち商店街にある酒屋さんの軒先は、カラのP箱がぎっしり。その上部を覗きますとそこには木箱が。よく見たら…かなりの年代モン。
Rubinnriki1 Rubinnriki2 Rubinnriki3  見やすく少し加工しましたけど、それでもわかりにくいですかね? これ“ルービンリキ”と記されています。
 いや、もちろん“キリンビール”のことですけど右から左に記されているって…いったいいつの時代のモンなんでしょうかね。
 見た感じ、近年ここに置かれたというより、ずっとこの軒下で過ごしてきた様ですけど…と思いつつストリートビューで確認しましたら2013年にはここには置かれていない様です。
 ちょっと残念に思うも…そらそうですわな。いやあまりにここに溶け込んでいたもんで。
 しかし何です。缶ビールもない時代にこの箱にどうビールを詰めて出荷していたんでしょう。大瓶が5本入るか入らんかって感じでしたが。ま、ビールがかなりの高級品やった時代でしたら、その程度の仕入れで充分やったんかもしれませんけどね。

(於:奈良県大和郡山市) 年代モンの割にテキトーに扱われているアイテムがほかにも見え隠れ。

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2015年12月18日 (金)

三股は珍しくも、二股のは普通なんや…

 諏訪ノ森での仕事が終わり「さ、ご飯食べよ」と見渡すと、これといったおみせないなぁ状態。名の通るとなりの浜寺公園まで行ったらなんかあるやろと駅を 目指しましたが…えぇ、全然ないやん状態。何とかファミレス見つけるも昼過ぎにしてお客1〜2組のさみしさで…結局ローソンでサンドイッチと豚まんの買っ て浜寺公園での昼食。寒い寒いと思いつつ一面にそびえる松を見てましたら…そらまぁなんというか変わった枝ぶりの松だらけ。へぇ、そやったんですなぁ。
Kuromatsu1Kuromatsu2
今まで「へぇ〜」っと思っていた木々の枝ぶりは…たいしたことやなかったんやって感じ。二股に分かれたヤツなんか全然珍しくもなくこんな三俣のモンまであって…ってさすがにこれは珍しいのでしょう、まわりを丸く杭で囲われておりました。しかもうまいこと均等に分かれてどの枝(?)幹(?)も立派に生長してますわ。こういうのはやっぱり真ん中が“幹”で左右のは“枝”なんでしょうかね。
Kuromatsu3 Kuromatsu4
 中にはこんな枝ぶりも。急に直角以上に折れ曲がっています。近寄って間近で見ても別に幹が伐られて枝が太くなったということでもなさそうです。しかしなんでまたこんな風な枝ぶりになっているんでしょう…とまぁ思たんですが、これは人間…というか自分が「木はまっすぐ生長する」と思い込んでいるだけで、彼らにすれば「いや、こんなもんでっせ」なんでしょうなぁ。
Kuromatsu5_2 Kuromatsu6 Kuromatsu7
 ご覧の通り二股なんかざらにあって…ま、珍しくないのですが、この二股の松の木々ってまるで人間の脚みたいに見えますな。上半身が土に埋もれてヘソくらいから下がニョキッとそびえている様な感じに。
 思えば40数年ぶりに来た浜寺公園ですがこんな松だらけの林やったとは…知りませんでした。一本一本見ていけばかなり長いこと楽しめそうなそのけったいな枝ぶりに、ちょっと自分の思考が硬直化していることを気づかされました。

(於:堺市西区) 幼少期に連れてきてもろた浜寺公園は…中の“交通遊園”やったんかなぁ。

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2015年12月17日 (木)

看板咥えるウバメガシ

 今日は堺は諏訪ノ森で仕事。せっかくやしと旅情味わいつつの現地入りで南海乗らんと船尾まで阪堺電車のチン電で移動…ってまぁ、電車代ケチったってのがホンマのところ…かも。いやいやチン電を“乗って応援”ってのもありますけど。で、いつも通り現場あたりをさまよいますれば…
Agoha2 Agoha1
…ウバメガシが受け口アゴ状…アントニオ風に剪定されてますわ。なんやけったいななぁ…と近寄りますれば、あぁそういうことね、看板が隠れん様にこうカットしてあると。
 ま、それだけですけど看板の位置を変えるという方法をとらずに葉を刈ることで対処してはるのがちょっと変わってる気もします。
 で、いつの頃からこうなってるんやろとストリートビューで2010年にタイムスリップしますと…アゴ状ではなく“おにぎり状”。正確には“南伸坊”さん風。昔の方がええ感じ…ではありますが、やっぱり目立ってナンボの看板のこと考えてこの様に刈らはったんでしょう。そらそうですな。

(於:堺市西区) 仕事の行き来でチン電に45分×2費やすのは…ちとヒマ人っぽいな。

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2015年12月16日 (水)

見上げればそこに小便器

 今日は西本町で仕事。はよ終わったしと歩いて家路につきますれば、そこに解体中のビルが。で、ふと見上げますれば…何とも言えんもんが見えまっせ。
Benki1 Benki2
 はい、見ての通り小便器がそこに。まぁそらこういうもんもあるわいなぁと思いつつ、何が「へっへ」って思ったのかいなぁと今考えますと…そうか、小便器は見下すもんで普段見上げることがないから妙なオモロさがあるんでしょうなぁ。
 まぁそれ以外にも普通隠されているもんが天の元さらされていることとか、きょうびあまり見かけん昔ながらな丸っこいヤツやとかも妙さの要因ですな。
 まぁそんなこと思たんですが、何となく自分がションベンしてるとことを見られてる様な気恥ずかしさも感じられるんですなぁ。不思議といえば不思議な感じです。

(於:中央区) 西本町って“西区”やったとは…知らなんだ。

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2015年12月15日 (火)

かわいい社章、’60年代ぽいかも。

 クルマで信号待ち。ふと前の軽トラ見ますと…ちょっと変わったマークがそこに。
Yone1 Yone2
 躍動感あるデザインの中央部に“ONE”…何かいなと社名見ますれば全体で“YONEDA”やと。あぁ…確かに。
 一世紀弱の歴史を誇る会社の様ですがいったいいつの頃に制定された社章なんでしょう。どことなく’60年代な雰囲気を感じますが、案外平成なモンも感じたりする様なせん様な。
 しかし何ですわ、ビリケンさん作(?)の五輪マークにケチついていま仕切り直ししてる訳ですけど、あんな“”の図案化だけのマークに比べたら、よっぽどこっちの方が親しみ持てますわ。まぁどっちが洗練されているのかと天秤にかけると…そらまぁ“T”なんかもしれませんが、洗練の度合いより、オリジナリティとか親しみやすさの方が大事なんやないでしょうか。そういう点においてこのYONEDAマークは…ええ仕事してはるなぁと思いましたわ。いやほんま。

(於:東大阪市) “ONE”はたまたまなんか意味があるのか?

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2015年12月14日 (月)

和泉中央であれこれ思たこととか

 千里中央は“せんちゅう”言いますけど、和泉中央は“いずちゅう”とは言いまへんのかな。
Izuchu1 Izuchu2 Izuchu3  今日は和泉市某所で仕事。某所は“テクノステージ”にあり…ってこの町名、何とかならんのん? あ、スンマヘン他所もんが。
 てなわけで泉北高速は和泉中央で待ち合わせ。「興味ないなぁ」と今まで探索したことなかったんですが、まぁちょっと見てみよと20分ほど歩きますれば…なかなかええ街並みやないですか。とは言えネタはなさそげ。そう思てましたらこんな木発見。
 見ての通り立派な木やというのに、これまた立派な(?)添え木がしてあり、そのせいで枝がねじれてしもて、添え木も枝やと勘違いしとるんちゃうか…なワケないですわな。
 こんな無造作に立てられた添え木は見たことありません。シュッとしたこの街でちょっと異彩を放って…ま、ある意味バランスがとれてますかね。
 振り向けばそこに桜の木。青空のもと、数枚残る葉がよろしいなぁ。学校帰りのお子たちのアホらしい会話を耳に「なかなか住みよい街なんやろなぁ」とちょっと思ったのでした。

(於:和泉市) 今月5日から“泉北ライナー”って登場したみたいやけど、29分にして特急料金510円は…酷やなぁ。

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2015年12月13日 (日)

長尾街道沿いの味わい深い店舗付住宅

 藤井寺駅降りて北へ。商店街を抜けると…これは旧街道ですなぁ。やっぱりそこに流れている空気が違うわと行きますれば…ええ物件が。
Kashiisho1 Kashiisho2 Kashiisho3  朝日に照らされて古いながらも凛としたモンを感じますなぁ。立派な瓦屋根はもちろんのこと、軒のテントもかすれた看板もみごとに調和して…あ、エアコンの室外機も生活感を漂わせていてええ仕事してますわ。
 帰宅後調べますればこの前を通る道は堺から當麻町へ至る“長尾街道”とか。ここは看板どおり貸衣装屋さんの様ですが、他にもええ感じの建物がいくつか残っており、喫茶や貸しスペースとして活用されその街並みの良さが保たれていました。
 街並みの持つ風情は味わいのある建物があるか否かやなぁとしみじみ。これからもずっとここでええ雰囲気を醸し出す存在であったらええなと、思いました。ま、よそもんの勝手な希望ですが。

(於:藤井寺市) 建物の維持は…大変やなぁ。

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2015年12月12日 (土)

高架下の川面で一夜を過ごすショベルカー

 ただでさえ薄暗い東横堀川。
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 冬の日の日没後はこんな感じ。流れなき川面にうつる雑居ビルに橋脚に…ってまぁそれより重機積んである台船がよくもまぁ沈むことなく佇んでるなぁと思って。高速道路の下の川の上で冬の一夜を過ごすショベルカー…何や沁みます。

(於:中央区) 写真にするとえも言えん黒いドブ川に見えますな。

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2015年12月11日 (金)

昭和なプラ看板 116 ● SHISEIDO

 もう上がるかと思いきや、ずっと雨の一日で。いつも通り仕事前の探索もできんなぁと思いつつ小雨になってちょっと高野線は金剛駅前だけ探索。すると…地味ながらもええもんありまっせ。
Shiseido1 Shiseido2
 白地に灰色の線画、右下に小さく“SHISEIDO”…なんと渋いプラ看板やことで。
 百円ショップみたいな屋号に「何の店かいな?」とよく見ればそこは美容院。そうか、線画だけでそれをあらわしてさすがは資生堂ですなぁシャレてますなぁ…と言ってもこのタッチは…うん、’70年代って感じでしょうか。何とも年代を感じさせるモンとなっています。
 常に時代を先取りせんならん業界の看板は…長持ちせん方がええんかもなぁと思ったり。もっともこのお店はもう営業されていないみたいですが。

(於:大阪狭山市) 最近“SHISEIDO”って…どうなんやろ?

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2015年12月10日 (木)

“大割引の藤井寺に出現”が、出現。

 隣店なくなり、こんなんが出現。
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 何重かになってる様でコトバが変ですけど“大割引の藤井寺に井寺に出現”の文字。続いて“永久的大割引”…まぁ意味はわかりますわな。何年くらい前に書かれたものなのか…何となく40年くらい前って感じでしょうかね。
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 引いて見たらこんな感じ。それは商店街に面した薬局でした。消えた部分には“くすり”とあった様です。
 気がつけば“ドラッグストア”と名を変え安売りが当たり前になって久しいこの商売ですけど、ここはその先駆けやったんでしょう。チェーン店化されていく前の…そうそう、“バッタ屋”ってコトバがあったあの時代のあやしさ(?)が感じられますなぁ。
 さ、どんな感じで商いされているのかいなと店へ向かいますれば…そこは青物店。え?“永久的大割引”ちゃいますんか…ってまぁ“的”が付いてますか。ほな、しゃない。

(於:藤井寺市) ここの駅前の商店街もちょっとさみしげ。かといって再開発”ってのもつまらんなぁ。

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2015年12月 9日 (水)

糺ノ森、見上げれば…

 最近のアホげは、植物ネタが多いなぁ…ですが、今回は素直にその美しさを愛でましょか。
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 今日は夕刻より仕事。昼のうちに展覧会見に行っとこと出町柳から下鴨神社“糺ノ森”を通り、ふと見上げますれば…よろしいなぁ。秋冬は、こんな様子やったんですね。そうなんや…もうかれこれ30年以上何度となくここを通ってますけど、全然知らんかったかもしれません。ただの“森”やと思ってましたわ。
 何で気づかなんだのか…まぁ日が暮れてから通ることが多かったというのもあるでしょうけど、きっとさほど植物やら自然に興味がなかった様にも思いますね。
 そこそこの年齢になって、アホげもあっていろいろ観察して…そうそう、この紅葉の美しさ以外にもいろいろ見てなかったもんがたくさん。連理木っぽいものなんかもいっぱいあって、全然何とも思わんと今まで見ていたことにも気づかされました。
 その年齢にしか見えない、わからないものってあるんやなぁと思ったり思わなんだり。しかしながら…はやいなぁ。ちょっと前まで学生やったはずやのに。

(於:京都市左京区) そうか、いつもネタ探して下向いて歩いてるからや。

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2015年12月 8日 (火)

“美陵町”…?

 藤井寺市某所で仕事。帰路、駅へ向かう途中ふと見た消火栓の蓋に…見慣れん町名が。
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 は?美陵…びりょうちょう?これは今まで見たことも聞いたこともない名前です。どこぞの自治体の中古でも使ってる可能性もないとは言えんなぁとか思いつつ帰宅後調べますれば…これは“みささぎちょう”と読み、市政に移行する前の町政時代の名前とか。これはホンマ知りませんでした。その名の由来は、もちろん古墳にあるそうです。
 美陵町以前は藤井寺道明寺町と言い、この“美陵町”の名は1960年から7年弱使われ1966年に市政で美陵市、そして即日“藤井寺市”になったとか。
 となりの羽曳野市がその直前の1日のみ“南大阪市”だったことは知っていましたが、ここにもそんな歴史があったとは…知りませんでした。
 ちなみに市内に残る“藤本雅一酒造釀”からは近年“美陵の郷”なるお酒が発売されたとのこと。この蓋に出会う直前に蔵元でそのお酒も買ったというのに何も気付きませんでした。いやその…ついつい昔ながらな“冨士正ゴールド”のレッテルにばっかり気を取られていたもんで。

(於:藤井寺市) 藤井寺の地酒はかなり個性的。いずれ記事にしよ。

※関連記事:
“河内市水道消火栓”の鉄蓋』 2015年8月 記

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2015年12月 7日 (月)

木の扉の赤い唇〒

 先の土曜は所用で大和郡山市へ。柳町商店街を歩きますれば…なんとええ街やことで。「何ぞあるでこれは…」と思ってましたら…あったあった。
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 木の扉に赤い唇…まぁなんとかわいい郵便受なんでしょ。
 まぁ当初はただただ隙間が開くのみやったんでしょうがだんだん理解されん様になってこの様に赤い線を貼ったんでしょうがええセンスしてはります。これが「郵便物はこの隙間に…」みたいなこと書いて貼ってあったら全然ですわなぁ。しかしながら、通常のそれよりかなり下にあって…まぁそれが何とも“口”っぽくて…なおよろし。

(於:奈良県大和郡山市) 逓信省の“”から。民営化を機に“”に変更とか…ウソ。

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2015年12月 6日 (日)

路側の溝に生える3本のウバメガシ

 昨日は送別会で5時間に及ぶ飲酒で今日は朝からヘトヘト…はどうでもよろしい。ぐたぐたのままお茶の稽古して帰路ふらふらになって歩いてますればこんな一角が。
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 3本の木が何や好き勝手に草の様に生えて…これはウバメガシですな。何が変なんやろと根元を見ますと写真ではわかりにくいですが溝から生えてますわ。こんなもん勝手に生えてくるんですな…って、そう言えば3年前に見つけたウバメもやっぱり勝手に生えてました。
 この前は普段通らん道。ま、ふらふらでついうっかりいつもと違う道へ向かったと思うと、二日酔いも悪ないなぁ…っていやいや、かないまへん。

(於:八尾市) ガス風呂の釜の熱気を好んでここに生えてきたんかもしれん。

※関連記事:
道端の勝手木を坪庭に。』 2012年11月 記

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2015年12月 5日 (土)

整列するカイヅカイブキ

 何げない町の一角。休日の空気が漂っている…
Kaizukaibukies
 総持寺から阪急富田までお子と歩いた先日の日曜は…何かええ時間やったなぁ。
 

(於:高槻市) いっしょの散歩、最終章なんかもな。

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2015年12月 4日 (金)

富田町三丁目11に立つ純粋柱

 何も支えん柱が一本。
Tt3a Tt3b  あちこちに昔ながらな風情が残る摂津富田の街並みにじつに溶け込んでそこに立っていました。てっぺんちょには腐り止めのカバーまでしてありますけど、これ、何のためのもんなんでしょ?
 見た感じ元々は電信柱やないかと思いますが…あ、そうか、“富田町三丁目11”を示している限り必要やということでしょうかね。どぉってことない存在ながら、なかなかええ仕事してますわ。

(於:高槻市) 銘醸地は、どこもええ感じやなぁ。

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2015年12月 3日 (木)

公園に、連理木。

 総持寺から富田へ阪急沿いに歩きますればそこに公園。「ブランコ乗ろ」とお子。大きなったとは言え、まだまだ子供。
Renriboku1 Renriboku2 Renriboku3  乗って漕ぎ出し前の木見ますと…おっ、分裂後またひっついている木が。「あぁこれな“連理の木”言うてな…」とお子に説明するも、すっかり遊具に気がいって、それまで真似してあれこれ一緒に撮っていたのにこれはどうでもよかったみたいです。
 しかしながらなんでこういうことになるのでしょう。かなり不思議…ではありますが“連理木”を検索しますとビックリな状態になっている木がいっぱいあって…ま、この程度ではもひとつですな、ネタとして。

(於:高槻市) どっちが幹で、どっちが枝か?

※関連記事:
木の幹、分岐の後に一本化してる。』 2011年9月 記

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2015年12月 2日 (水)

川の中に井戸がある 2

 総持寺からうろうろと歩きますれば、小川の中に…ん?
Kawaido1 Kawaido2  防火水槽? いやいやこれはどう見ても井戸ですな。川の中に井戸って…普通は水がないところに井戸を掘るもんやと思いますが、こういう風なこともするんですね。
 この小川、元々は農業用水路で、川の水が不足した時にここから汲み上げて水路に供給していたのやないかと想像しますが、どうでしょう? このあたり、あんまり縁がないので昔を知らないのですが、そこここに水路が残っているところをみると、かつては農地やったと思われます。
 井戸の蓋からパイプが一本…もう使わなくなって久しい様子。もう井戸としての使命を終えつつも何となくそこにある…まぁ名水が湧くとも思えませんな。

(於:高槻市) 住宅地に残る用水路に転落して命落とす人が割と多いと先日ニュースで見たけど…

※関連記事:
川の中に井戸がある』 2009年2月 記

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2015年12月 1日 (火)

コンクリ詰め一斗缶、バラ線仕上げ。

Togeisu1Togeisu3    東大阪西部で仕事。ちとはよ着いたしとふと見れば屋根付きモータープールの脇に腰掛けるのにちょうどええモンがありますわ。
 と思いつつ近寄りますれば…わっ、何やこれ、有刺鉄線で覆われてますやん。
 うっかり座っとったらえらいことになってたところ…ってまぁ、見たらわかるんですけどね。
Togeisu2  側溝の上、一斗缶にコンクリ流し込んでバラ線巻いて…最初は「ふ〜ん」程度に見ていたんですがそもそもこれ、何なんでしょう? まぁここに路上駐車されてはカナンとここに設置しはったもんかと思いますが、何でこんな風に仕上げてはるんでしょうなぁ。やっぱりここに腰掛けられてもイヤってことでこの様にやってあるのか…いや、これは駐車したろと思てる輩への視覚的威圧効果を考えてのことなのか。なんてことない様に見えて、案外「はて?」な物件です。

(於:東大阪市) 錆びかかってるその色合いがまた、効果バツグンな感じ。

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