ソース 52 ▲ テングお好みソース
このソースは…はじめて知りました。
アホげの台所事情を察して茶友が広島みやげにとこんなソースを買ってきてくれました。有り難いなぁ助かるなぁ…と言うことはさておき、広島と言えばオタフク、カープ、ミツワくらいしか知らん私にとっては「お〜これはこれは」って感じ。その名も“テング”…なんとも言えんそのオタフクに対抗している様なネーミングにこのマーク…よろしいなぁ。
こんなソースがあったんかと早速ネットで調べましたがテングにはホームページがありません。このご時世にHPを持ってないというのもこれまたくすぐられます。
ではとりあえず、そのまま味わってみましょう。
まず風味。ちょっとビタミンっぽく濃い感じ。あ、明らかに関西のそれとは違うなぁといった印象です。瓶から出してみますとこれ、かなりの粘度。トロンとしています。ただ、寒い気候故固まって可能性もあります。そして味わいは…うん、やっぱりかなりいつも食するお好みトンカツ系とは違って味が濃い印象です。甘味というより旨味がタップリな感じ。その中にふとシナモンっぽい香りを秘めています。「この味の濃さは…あれこれエキスを加えてるんやろな」と思いレッテルの原材料名見るも、その手のもんはいっさい入っていません。ということは野菜果実がふんだんに使われているということなんでしょう。
さて次はいつも通り焼きそばにしてみて食すと…やっぱりソースのまま味わった印象のまま。ただ、かといって素材の美味しさをマスキングすることなくソースの旨味も材料のそれも味わえると言った感じです。
広島の地で何度かお好み焼きで頂きましたが、総じて「甘濃いなぁ」と感じておったんですが、このテングもやはりその傾向のソースやなといったところです。
他所の地のソースを味わうことで関西のソースの特徴がちょっとわかった様なそこまでいかん様な。ま、そんなことよりソースが旅の土産って…ほんと嬉しいですわ。おおきに茶友。また頼んまっさ…ってタカリはいけませんな。
名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(トマト、りんご、 たまねぎ、その他)、醸造酢、糖類(砂糖、ぶどう糖果糖液糖)、食塩、香辛料、コーンスターチ、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、ステビア、サッカリンNa)、増粘多糖類 製造者:中間醸造株式会社 広島県三原市西町1丁目2番10号
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コメント
この「おてしょ」
いつ見ても気になります。
波に千鳥?かわいいわ。
「理容会館」「アラ!」「魚屋さん」と
「青」が続きますね。
その昔、青い絵ばかり描いていました。
いつのまにか青のことなど忘れてしまっていたのに、
最近、また青に惹かれます。
なんでかな??青・蒼・藍…
投稿: mita | 2015年12月28日 (月) 17時40分
広島って、意外と(と言うたら、広島人の友人たちに袋叩きに遭いそうなんですが)「おお、これは!」と言うものに巡り合うことが多いですよね。
確かに、広島のお好みソースは甘い目。お酒は辛口やのに、なんでなんでしょう?竹原の「誠心」、美味しかったなあ。
投稿: 天王寺蕪 | 2015年12月30日 (水) 21時24分
●mitaさま
おっ、“おてしょ”ときましたか。これも関東煮やかしわ、煮抜きに通じる死語ですな、いまや。
で、かわいいでしょ。これ、深川製磁のヤツですからきっと手に入ると思います。
さ、このおてしょに青の絵の具入れて描きましょや。
●天王寺蕪さま
え?広島のお酒ってその昔は甘口で通ってましたけど。余談ですが“竹鶴”は“苦口”って思いました。通好みの味なんでしょう。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年1月 9日 (土) 18時47分