秋おわり冬はじまる…ほか
どれが枝でどれが影かわからん感じ、そこに電線やら配管まで参戦して…よろしいなぁ。
秋も終わりにさしかかり…ってえらい急に寒くなってもう冬ですかね。桜の枝には少し紅葉が残り、晩秋と初冬への移ろいを感じます。 今日は豊中市某所で仕事。新千里のいかにも'70年代な風情残る市営住宅のまわりや公園には桜の木がたくさん植えられており…なのにその名は“つばき公園”…ってまぁ確かにそのプレートの上でツバキが咲いてますからその通りなんですけどね。
で、このエリアに植えられているその桜ですが、根元見ますと「おっ」って感じ。「これはこれは」と撮ってましたらまぁほとんどの木と言ってよいほど2本3本の幹が入り組んでいますわ。な〜んや、自然とややこしいなったんやなくて植樹したときにあっちもこっちもと遊びつつ(?)施していったということなんでしょうな。まぁ見た感じは趣きがあってよろしいんですが、樹木自体には負荷がかかり寿命が縮まっている様にも思いますなぁ…ってまぁ、ソメイヨシノは樹齢40年くらいから手入れしてやらんと弱ってくるそうです。万博の頃に生まれたであろうこの住宅地の歴史を思うと、植え方に関係なくそろそろ疲れが見え始める時期にさしかかってるということなんでしょうね。
(於:豊中市) 近くにはちょっと変わった年代物の歩道橋があって、これがかなりええ感じ。
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コメント
2015年の小雪(しょうせつ)は11月23日とか…季節は行きつ戻りつしながら進みますが、今年はその行ったり来たりが大きいような気がします…
“つばき公園”…椿と山茶花は同じくツバキ科ツバキ属の植物で花の形が良く似ています。品種のよっては同時期に咲くため区別が難しいですが、葉形と花の落ち方で見分けがつきますネ。
桃山台から天竺川沿いに服部緑地辺りまで観桜や紅葉狩りによく歩きます…
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年11月28日 (土) 09時38分
そういえば、昔お茶の先生が、茶室には山茶花はあんまり生けん方が良いとおっしゃってました。なんでも、その花の落ち方が切腹を申しつけられた利休を想像するからやとか・・・
やっちゃん様、そうなんです。椿と山茶花の違い、ほんま、ものによったらぱっと見がわからないものが多いです。よく、恥をかきました。最近は、ようやくわかってきましたが(笑)英語やイタリア語でも山茶花は”Camelia sazanqua”なんですね。
投稿: 天王寺蕪 | 2015年11月29日 (日) 08時06分
天王寺蕪さま 江戸期の士族には“忌み事”多く斬首の連想から椿を忌避、切腹からウナギは背開き、キュウリは食さず…とか。
椿は花の終わりを“落ちる”と云い、赤い椿の落花は斬首のかたちを想わせます。
利休が愛でた白い椿、侘び数寄が転じて“侘助”になったとの説も…
武士の町江戸のウナギは切腹を嫌い背開き、町人の町大坂では腹開きですネ。
今盛りの山茶花の花弁や葉、茶葉としても使えるようです。花や葉を陰干しにして乾燥させると、生薬として飲めるらしい。
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年11月29日 (日) 20時25分
一枚目、なんとなく影絵のような。
葉が落ちてしまった冬の木々のかっこよさも私は好きですね。
実家の庭に藪椿があったのですが、武士でも茶人でもない大阪のおばちゃんである母は「椿は二度咲く」と言って喜んでました。
投稿: おばちゃん | 2015年12月 1日 (火) 10時36分
●難波のやっちゃんさま
椿と山茶花…そうか、似てるんですね。先日実家であれこれ見て聞きましたが確かに似てる。私今までどっちも“ツバキ”と認識してましたね。
●天王寺蕪さま
山茶花は茶花として×…なるほど。覚えといた方がよさそうですね。今度センセに訊いてみます。
●おばちゃんさま
確かに見ようによってはかっこええですね枝だけってのも。潔いというかなんというか。ま、見る側の心の幅の広さも必要やないかと思いますが。
“ツバキは二度咲く”…知りませんでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年12月26日 (土) 18時39分