“清酒日本城”まで再現とは…和歌山市美園町2の修復済町名看板
仕事で和歌山へ。待ち合わせまでいつも通りの探索。ある公園に何とも懐かしい遊具見つけ、ここはどこかと町名看板探しますれば、何かえらい味ありまっせ。
近寄ってよく見ますればこれ、手書き。その形状から見ますと元々あった町名看板が劣化したものをキレイにしはった様子ですわ。
それより…ですわ。この下の広告部分、ここもちゃんと手書きで書いてある…律儀というか何というか。町名のそれに比べてちょっと弛れた感じがこれまた書き手の気分が現れていてよろしいなぁ。“城”の“ヽ”の書き忘れがまた、その気分を物語っている様で。
で、元はどんな感じやったのかとストリートビューで見ますと、2009年のモンにありました。それを見ると…もうほぼ判別不能。元々深茶色やったものなのか、錆びてそうなっているのかもわかりませんなぁ。てなわけでオリジナルに忠実に再現したというより、別モンになった様にも思います。
ま、でもそれで良し。スペインのほれ、キリストさんがサルになった修復は笑てええんかどうかビミョーですけど、これは…全然よろしいわ。
ここまでしてもらってるって、日本城の蔵元さんは御存知でしょうかね。いいなぁ。“律儀でおおらか”な和歌山の県民性が見事にビジュアル化されてるって感じ。とか何とか。
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コメント
我が岩出の友、玉ちゃんが今年は“車坂純米吟醸・秋あがり”を送ってくれました…私が酒呑めん体やちゅうのん知ってて送って来よる…律儀な男ですワ(笑)。
清酒日本城蔵元、吉村秀雄商店2015年が創業100年とか…和歌山県人が日本一のお城と自慢する“虎伏城”です。
このお方、余程住所地と郷土のお酒をこよなく愛しておられるのでしょうネ!
そう云やぁ、今話題の女性“吹石一恵”さんのお父ちゃん徳一氏も和歌山県人(日高郡みなべ町)ですワ…
「江夏の21球」に代走で登場したシーン想い出すナ…
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年10月 7日 (水) 14時51分
当社の名前がみごとに復元されている看板を見つけていただいてありがとうございます!
和歌山の皆様の温かさに感謝ですね(^^)
早速、復元看板の写真を撮り行きます。復元していただいた方にもお会いできらお礼をいいたいです!!
写真をとったら当社からもみなさんにお知らせしたいと思います。
このおおらかさが和歌山らしくていいですねぇ~
投稿: 吉村秀雄商店 | 2015年10月 9日 (金) 18時22分
●難波のやっちゃんさま
玉ちゃんええ人ですなぁ。で“車坂”ですか。なるほど、ちゃんと時代に合ったもん贈ってくれはって。せめて香りだけでも…ってそれは呑めるのに呑めん身体には余計に堪えますか。
で、そうか…100周年なんですね吉村秀雄商店さんは。記念すべき年にええもん見つけたもんです。この調子で100年後もあり続けてほしいもんです、町名看板も。
●吉村秀雄商店さま
おっとこれはこれは日本城醸造元様より直々に書き込みを有り難うございます。
御社のサイトは昔の看板なんかをちゃんと紹介してはるページもあって何とも言えん日本酒業界が活気あった時代を感じられて前々から時折楽しませてもらっていました。
きっとこの町名看板の存在も知らはると興味持たれるのではないかと思っておりましたら…やっぱり。
訪問されてどんな人がどの様な想いで修復しはったのか…その辺のことも御社のサイトで見れる日を楽しみにしておきます。
追伸:今度和歌山行くときには、和歌山駅地下で日本城、車坂を味わわせてもらいます。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年10月 9日 (金) 22時15分