大きなビワの木、胴に空き缶用ゴミ箱。
堺市西区某所で仕事。阪和線は鳳駅あたりをしばし歩きますと…どの街にもあるもんですなぁ。
もうえかげん「…またあるわ」って…とは思わんもんです。それぞれの木の生命力というか生き抜くことへの執着の強さに驚かされるというか教えられるというか。
そんな樹木を人間の都合でカンタンに伐ってしもたらやっぱりなんかバチが当たる様に思えてなりませんわ。
で、これですが葉の形状からするとビワですな。酒屋さんの横手に生えていて、植木鉢代わりのこれは、ビールの空き缶入れやと思われます。根圧と経年劣化でまぁはち切れてしもてますが、まだ腹巻としてこの木を守っているつもりでしょう。ま、木にはええ迷惑なことでしょうが。
幼少期に私もビワのタネを庭に埋めましたが、葉っぱ1枚出ただけで枯れてしまいましたが、今になって思えば「絶えてくれてよかった…」ですわ。ペット同様、樹木が生長したときのことを考えてタネ埋めせんとあきませんね。
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コメント
「おかあちゃん、もう腹巻なんかええって」「そんなん言わんとしときなさい。お腹冷えたら、えらいことでっせ」
またしても、そんな会話を思いついてしまいました。
そうそう、ほんまにその通りです。なんでも成長していきますからね。前に、「女の子が欲しいから」と、それだけの理由で6人産んだお母さんと仕事柄話をしたことがあります(6人目にしてようやく待望の女の子が生まれたんですが)「大きなるってことを、考えてなかったんですか?」と聞きたくなる様な、先の見通しのなさが、半端なかったです。まだ、樹やったら最終伐採してしまったらいいですし、ペットも10年ぐらいですが、人間の子どもはね・・・
投稿: 天王寺蕪 | 2015年10月 1日 (木) 06時49分
おおっ堺の鳳ではビワンナーレですか、とかなんとか。
ビワも中国原産なんですネ…その形が楽器の琵琶に似ていた事から、琵琶のちに枇杷(枇も杷も楽器)と名付けたのが語源らしい。
桃栗三年柿八年、枇杷は早くて十三年…美味しい実や大量に生るには13年もかかるとか。
私九月末から鼻炎垂~れです(汗)。朝からごめん!
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年10月 1日 (木) 08時40分
琵琶、琵琶湖。
そういえば、琵琶湖の水面は
大阪城の天守閣って聞いた時、
なんか不思議なかんじがしました。
考えれば、
♪当たり前、当たり前、当たり前体操~なんですけどね。
投稿: mita | 2015年10月 2日 (金) 09時51分
●天王寺蕪さま
ま…少子化時代に表彰モンですがな。ってほんま育てられるんでしょうかきょうび。しかしまぁ、昔はそれが当たり前やったって…なかなか想像できませんなぁ。
●難波のやっちゃんさま
ビワも中国原産…ははぁ、やっぱり中国には頭が上がりませんなぁ…とかなんとか。
私は年中花粉症みたいなもんで、夏の終わりから秋は稲系の花粉で困りもんです。もちろん昔はセイタカアワダチソウのせいやと思ってました。
●mitaさま
ははぁ、それくらいの高低差なんですね。案外少ない様にも思いますが、どうなんでしょ。淀川の土手…決壊しません様に。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年10月 5日 (月) 14時04分