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2015年9月

2015年9月30日 (水)

大きなビワの木、胴に空き缶用ゴミ箱。

 堺市西区某所で仕事。阪和線は鳳駅あたりをしばし歩きますと…どの街にもあるもんですなぁ。
Biwa1 Biwa2 Biwa4  もうえかげん「…またあるわ」って…とは思わんもんです。それぞれの木の生命力というか生き抜くことへの執着の強さに驚かされるというか教えられるというか。
 そんな樹木を人間の都合でカンタンに伐ってしもたらやっぱりなんかバチが当たる様に思えてなりませんわ。
 で、これですが葉の形状からするとビワですな。酒屋さんの横手に生えていて、植木鉢代わりのこれは、ビールの空き缶入れやと思われます。根圧と経年劣化でまぁはち切れてしもてますが、まだ腹巻としてこの木を守っているつもりでしょう。ま、木にはええ迷惑なことでしょうが。
 幼少期に私もビワのタネを庭に埋めましたが、葉っぱ1枚出ただけで枯れてしまいましたが、今になって思えば「絶えてくれてよかった…」ですわ。ペット同様、樹木が生長したときのことを考えてタネ埋めせんとあきませんね。

(於:堺市西区) ここにはチェリオの空き瓶なんかもあって…ちょっと昭和チック。

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2015年9月29日 (火)

本町駅24番出口あたりから中央大通を眺める

 

案外…ええ景色やなぁ。
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 今日は西本町あたりで仕事。地下鉄は本町駅、24番出口から地上に出ますと阪神高速の下、中央大通で工事中。「ふぅ〜ん」と眺めつつカメラにストロボやらセットしてますれば何や白い煙がホワッと立ち上がって覚めんうちに1枚だけシャッター切って…。
 昨日に引き続き都心の有り様を何げに見てあれこれ思ったというそれだけのことなんですけど、なんかええなぁこの光景。そやねん、どんな現場にもその道に卓越した“通”がいてはって世の中回ってるねんなぁとかまぁそんなこと思うたわけで。

(於:西区) この手の工事現場見てると幼少期の気分が蘇る…それだけのことや。

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2015年9月28日 (月)

阿波座交差点で見上げる

 東西南北に加え頭上からもエンジン音が降り注ぐ…ここは阿波座の交差点。
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 夕刻ここらで仕事。地下鉄は阿波座駅から地上に出ますれば見上げるまでもなく視界に入ってくるのがこの高速道路のジャンクション。何がどう繋がってるんかを一本一本検証する…ことすらメンドくさいくらい入り組んでますわ。ま、その筋のマニアにとってはたまらん場所の様ですが…そらそうですわな。
 たまに用事で見るにはええなぁ…ですけど、生活圏にこれができるとやっぱり「難儀やなぁ」と思うことでしょう。光も入らん騒音も24時間、排気ガスも降ってくるわけで…インチキクリーンディーゼル搭載のアレは日本には走ってないらしいですけど、ああいう事件もここらに住んでると、他人事ではないことでしょうなぁ。

(於:西区) ここ10年で販売台数2倍とか…急成長の裏に悪事ありか。

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2015年9月27日 (日)

尼崎南警察署西分庁舎角に残る昭和

 クルマで走る国道2号線、前々から気になっていた物件がひとつ。先日うまい具合に信号赤になって…撮れましたっ。
Amk1 Amk2 Amk3  「あっ、あれな」って感じではないでしょうか。警察署に敷地にあってそこが交差点角。あぁ、そう言えば昔は大きな交差点にこんなカプセルがあってそこから交通監視をしていた様な気がするなぁ…と思いつつその記憶は曖昧で。物心ついた頃にはもう廃れていたのではないかと思うとこの物件、半世紀近くよくもこんなキレイな状態で保存されているもんですなぁ。“人間洗濯機”を思わせる(?)その形状に質感が万博っぽいというかなんというか…いいなぁ。
 そう言えばやはり幼少の頃に見たヤツで、シェルのガソリンスタンドに、球形の給油機があって、それが何ともスペーシーで近未来的。「今度シェルでガソリン入れて」とせがんだことを思い出しました。もちろん願いは叶えてもらい…カッコええなぁと思ったもんですが、今となってはレトロな物件。ネットで調べますれば2010年現在で現役で使われているものもあるとか(三十路ボンバーヘッドさんのブログ“アメリカンな可愛いスタンド”参照)。メンテすれば、持つもんなんですね。
 で、この物件。今まで何度も見たものの、この中から人が監視しているのは…見たことがありません。まぁ、今はただのシンボルとしてここに残ってるだけなんでしょう。あ、そうか…交番の軒下にある赤いガラスの行灯、あれをイメージして残しているんかもしれませんな。

(於:兵庫県尼崎市) 全国に何基残ってるのか…他では見かけんなぁ。

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2015年9月26日 (土)

はみ出る庭木

 まぁ、そういうことねとは思うも、何かええなぁ。
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 塀の上からはみ出ることには何の違和感も感じませんけど、この様にコンクリブロックの透かしからとなると、何とも妙な感じ。この部分も植木屋さんが剪定してること想像するとちょっとおもろいかも。どうせやったらまん丸にしてほしいもんですな。

(於:吹田市) “透かしブロック”にもマニアがいてはるとは…

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2015年9月25日 (金)

雨上がり 湿気染み込む木造家屋 ええ感じ

 今日は吹田の某所で仕事。昨日からの雨も上がって…さ、仕事前にちょっと東海道線は吹田駅あたりを散策。湿った街並み…なかなか情緒があってよろしいなぁ。てなこと思いながらふと見るとちょっと朽ちかけの木造家屋が、そこに。
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 湿気吸ってこれまたええ味わい。木製引き戸に型板ガラス…あぁこういう玄関もすっかりアルミサッシに取って代わってもうなかなか見かけん様になりました。アルミ製のそれの“カラカラーっ”という音も軽やかでええんですが、木製のは“ゾリゾリ〜”とでもいうのかちょっと砂かんだ様なにごりと重みがあって…てなこと思いつつ隅を見ますと、お〜、これまた味わいある牛乳箱が。上のそれは、もうちょっと味わいを超えて崩壊寸前ですな。どこの社のかも判別不能…それもそれでええ感じ。下のは…読めまっせ。
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 写真ではちょっとわかりませんかね。これは太田牧場のモンです。
 そう言えばここへ至る道端に“太田牧場”と書かれた木片と看板がありました。普通の家の前にあって「何かいな?」と思うもその奥には大きな冷蔵庫。規模を縮小しつつも今は新泉牛乳を配達してはるんでしょう。
 ほんの20分ほど歩いただけでしたが、なかなか風情あるええ街ですね。ま、雨上がりということでその印象の良さは二割増って気もしますけど。

(於:吹田市) “国鉄の駅前なニオイが残る”…って感じかなぁ。

※関連記事:
太田牧場の“生”牛乳 ♪』 2007年9月 記
“乳牛牧跡”と“太田牧場跡”。河川跡の“せせらぎの道”も』 2010年2月 記

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2015年9月24日 (木)

ど根性セイタカアワダチソウ

 春頃から何となく気になってんですけど、よく見て考えたら…これ、頑張ってまっせかなり。
Stads1 Stads3 Stads2  ま、見ての通りですわ。こんなタイルとセメントで固められたところに…これ、どうやってタネが入ったんでしょう。地下茎での繁殖もするらしいですけど、そんな原っぱが隣接しているわけでもありません。
 こんな状況ですから、いつ見ても何となく水気がないというか何というか枯れた感じ。やというのになんや知らんうちにグングン生長してお子の背丈をはるかに超えて大人並みになってますわ。
 しかし何ですわ、この状況に一本だけというその孤高さもまたたまりませんなぁ。妙に詫びて悟りきったその姿、まるで茶人か高僧か…ってなんのこっちゃ。
 よくここまで育ったもんです。ここの人たちもよくぞ抜かんとほっといてくれはったもんです。何人かは密かにそのガンバリを愛でてはることでしょうな、きっと。

(於:中央区) お子には近年流行りの“虫歯ポーズ”をしてもらいました。

※続編:『“ど根性セイタカアワダチソウ”に花が咲く』 2015年10月25日 記

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2015年9月23日 (水)

ほぼホタテ…かねてつ

 ふと見た練りモンの商品棚、ある製品に「え?」と見ますれば“半額”のシール。買おっ。
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 “ほぼホタテ”…やりますなぁええネーミングセンスやこと。で、どこのや思うまでもなくレッテルの隅でほほえむかねてっちゃん。やっぱりなぁ、こういうセンスはカネテツ独特。この社には10年経っても連綿と中島らものスピリッツが受け継がれている…って感じ。ってまぁそないに氏を知っている訳でもありませんけど。
 てなわけではっきりその商品名に惹かれて買った訳ですが、で、どんなん?
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 はい、こんなん。貝殻のカタチしたトレイに貝柱が6つ。まぁ確かに“ほぼホタテ”。いや正確には“ほぼホタテの貝柱”です。その貝柱の様に縦に裂けるところが“ほぼ”なんでしょう。ま、“カニかまぼこ”の発展系ってところでしょうかね。
 で、まぁわさび醤油で食べましたけど…そうですなぁ、“ほぼホタテ”かどうかはちょっと微妙なところですか。バター醤油焼で食した方が、その“ほぼ”感があったのかもしれません。
 てなわけでついつい買ってしもたこのかねてっちゃんのほぼホタテ。じつは、もうひとつカネテツのスピリッツ全開のヤツがあって…ただまぁ3割引にしかなってなかった上に、肝心なところに値引きシールが貼られていて…これではアカンわなぁ。半額目指して、ちょいちょいチェックしとこ。

“ほぼホタテ”にして“かにエキス”入りとは…

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2015年9月22日 (火)

星組公演“ガイズ&ドールズ”

 長かったなぁトップ就任まで。てなわけで北翔海莉さんトップ就任大劇場お披露目公演“ガイズ&ドールズ”を見てきました。
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…ってじつはこの出し物今月1日以来2回目。前回見て「あぁこれはもいっぺん見たいなぁ」ってことで今日も観ましたが…いやぁええなぁ面白かったなぁ。何かね、久しぶりに「タカラヅカって…ええわぁ」って心底思えました。
 そら、贔屓のトップ就任ですから感慨もひとしおなんですけど、それだけやなくて凝った舞台に華やぎにどの人も魅力的で歌もうまいし声はよく通って聴きやすいし…そうそう、これですよヅカは。「トップだけでは…」って思ったのが霧矢大夢さんの時。その時のこともあって「今回は…どやろ?」と思っていましたら何のなんの。また久々に「やっぱり卒業せんとこ」と思いましたわ。
 まぁわたし的には専科からのまさかの移動で北翔さんがトップになって良かったヨカッタですけど…二番手紅ゆずるさんのファンにしたら…うっとぉしい今回の人事やったことでしょう。昔はずっと月組観ていて、瀬奈じゅんさんがトップになって「…なんやおもろないわ」な時期が長かったのでね。
 そういう意味ではあまり長いことこの体制が続くのも良くないのかもしれませんが、まぁやっぱり私は一作でも多くこのメンバーの星組を観たいなぁと強く思いました。よし、これからは星組で行くで。
 で、北翔さんのスカイは…うん、もちろん本人に会ったこともないのでわかりませんけど、なんか「北翔さんらしいなぁ」って感じ。「絶対悪モンちゃうやん」な安心感がずっと根底にあって…それがええのか、それを超えたもんを期待するのか。まぁついつい紫吹淳さんのスカイをまぁはっきりとは覚えていないものの、あの氏の漂わせているクドいほどのアクの強さを…ふと思い出したのでした。
 ネイサン演ずる紅ゆずるさんにも妃海風さん、礼真琴さんと実力派揃い…よろしいなぁ。そこに美城れんさん…これまた何というか、専科の人が加わると、こうもどしっと引き締まった感じになるんやなぁと…もいっぺん見たいなぁ。東京まで行こかいなぁ…とかなんとか。
 最後にいよいよ大きな羽根を背負って北翔さん登場。思いっきりスナップ効かせて羽根をしならせてはりました。ええぞええぞ苦節(?)18年。今度は堂々センターで「ありがとうございました」の口。良かったヨカッタ氏のトップも星組全体も。そうそう、お子は今回2度目のヅカ観劇。2年前には「なぁ…もう帰ろ」を連発していたそうですが、今回はえらく気に入っていた様子。2歳の差が大きいのか出し物とその演じ手がよかったのか。もちろん娘役だけを双眼鏡で追ってましたね。そらそうか、子供にしたら男役は…みんなオバハンに見えることでしょうからなぁ。

夜は宝塚ホテルのバイキング。ここの空間は…ビアケラーのそれとは程遠いなぁ。

※追記:この日の公演は、なんとも言えん客席側との一体感も良かったです。みんなで暖かく観ている感じがとっても。幕締まってからも続く演奏も最後まで聴いている人多くて…よい一体感やったなぁ。あ、緞帳は最後にやっぱり“加美乃素”。

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2015年9月21日 (月)

桃色がかった白い彼岸花

 ヒガンバナとはよく言うたもんで、ちゃんとこの時期になったらいきなりありこちで真っ赤な花。その形状に色…“ドクバナ”という別名がぴったりですわ。で、先日、東大阪でこんなヒガンバナを発見。
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 白いヒガンバナ…と言っても今まで見たそれは黄色味がかったヤツでしたが、これはうっすら桃色がかってますわ。まぁその筋の人には「あ、あれな」程度のモンかもしれませんが…はじめて見かけましたわ。
 ま、これも黄味がかった白のそれ同様、正式にはヒガンバナやなくて“リコリス”というヤツやそうですが…まぁ、よろしいやん。
 「な〜んや、それだけ」って? ま、そうですねんけど、サボテンと共演してるっていうのもちょっと変やなということでひとつ堪忍してくださいな。

(於:東大阪市) “曼珠沙華”って名、響も字面も、かなり特殊…ってサンスクリット語なんか。知らなんだ。

※関連記事:
白い彼岸花や! 』 2007年10月 記
彼岸花、赤も白も同じ茎から咲いてる。』 2012年10月 記

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2015年9月20日 (日)

元町高架下のかなり変わった緑化

 元町高架下も西の方となると…全然知りませんわ。
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 全方向「へぇー」って感じで歩いておりますと、この一角は…なおインパクト大ですなぁ。調和しているのか否なのか…いやはやかなりの緑化具合。ですがちゃんと均整が保たれていて手入れも行き届いています。よく見れば植木鉢を並べて…素晴らしい。
 大きな木には、ザクロですかいな、赤い実が付いていて…よろしいなぁ。
 とまぁ植物もええんですがここはお菓子屋さんで、その年代物の看板やら錆びた一斗缶がまたええ味を醸し出してますわ。
 そら当然そこで製造販売されているお菓子にも興味津々。珍しい様な懐かしい様なお菓子の数々…買いたかったなぁどんな味なんやろなぁ…って買えなんだ。団体行動は…やっぱり苦手ですわぁ。

(於:神戸市中央区) これぞグリーンアートや。

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2015年9月19日 (土)

神戸ビエンナーレ2015、半分だけ。

 今日から『神戸ビエンナーレ2015』。
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 昨日はそれの内覧会に参加させてもらいました。ま、その会場の一つ、メリケンパークに昨日の記事にある“トラックで運ばれる土壁の小屋”があったわけです。
 それはそうとこのイベント、2007年から2年おきにやったはるそうで…知らなんだなぁスンマセン。
 『“ビエンナーレ=現代美術の祭典”ではない』を掲げてはる(?)とかで、その展示作品は…そらまぁもう360度カバーしてるかもって感じ。
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 …どやっ!、とまぁこんな感じ。生け花あり書道あり陶芸におもちゃ、グリーンアートに漫画アニメ、ゲームまで。あ、もちろん現代美術もありまっせ。まぁ“アートって何なん?”を考えさせられるええ場とも言えますね。
 「日本は雑種文化、そんな日本の都市と言えば神戸」という様なこともこのビエンナーレをやるにあたっての考えにあるそうです。「新し物好きのニッポン人らしい街」と。そうか…日本人は新しモン好きか…そやなぁ、と思いつつも「わしは…ちゃうで」と思ったり。mitaさんがコメント欄(記事:八戸ノ里駅、改札口出てすぐの景色。に記してくれはったみたいに“「時」は、無自覚な芸術家です”みたいな感覚の方が好きやけどなぁ。その手のアートは…あったかなぁ。
 ま、私は半分だけしか見てきませんでしたので、もっともっと「へぇ」と思わせてくれるモンがいろいろ展示されていることと思います。
 今までアートとして認識されていなかったモンをも取り入れることを良しとしている世界的には珍しい(?)このビエンナーレ。その中に“グリーンアート”というモンもあるそうで…知らなんだなぁこれも。ま、素人からしたら生け花と何が違うんかいなぁと思たりしましたが、まぁ、違うと言えば違うか。私が見た中ではこのハーバーランド会場に展示されていたそれらの作品がいちばんしっくりしました。ええなぁ、ホッとするなぁって。
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 これはmakotwoさんという男性二人組の“鳴滝”という作品。ふたりが過ごしてきた京都は鳴滝地区を作品化したもんとか。自然と一体化した様な和室空間、それが商業施設の一角にうまいこと調和していて…ここに座ると間違いなくほっこりした時間が過ごせまっせ。
 ここは入場料なしで拝見できるところ。その敷居の低さも…ええんかもしれませんなぁ。そういう意味においては…いや違うかなぁ、元町高架下会場で展開する生け花も面白いなぁと思いました。
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 「…どこが生け花やねん」と思う人もご安心、いわゆる“生け花”のブースもあります。この会場の面白さは、もちろん作品のチカラもありますが、高架下の店舗がどないなってるのかを見ることができるというのも魅力のひとつ。何とも殺伐とした会場もあって、そんな中に作品が浮き出ていて面白いですょ。それとまぁ、純粋にこの高架下にこんなディープな商店街があることなんか他所もんには知らんわけで、そんな空気を体感するもの…アートやとかなんとか。ちゃかしてはいけませんな。耐震補強問題とかありますけど、この高架下は大丈夫なんでしょうかね。
 とまぁ半分だけ見させてもらってきた神戸ビエンナーレ2015は、こんな感じ。以上全部“山本龍造の見た”それ。まっとうな情報は公式サイト“港で出会う芸術祭 神戸ビエンナーレ”でどうぞ。11月23日まで。

(於:神戸市中央区) 何とか書けたで自分なりに。

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2015年9月18日 (金)

“トラックで運ばれる土壁の小屋”に再会。

 今日は所用で神戸へ。“所用”の内容は今日書けません(?)が、最初に行ったメリケンパークで…「えっ!」。これって…あれちゃうん。
Koyatruck3 Koyatruck4 Koyatruck5 Koyatruck6 Koyatruck7  あれ…って、覚えてはりますかね。2014年の2月に“トラックで土壁の小屋が運ばれているけど…”って記事を書いたやつのことです。あの時は上町筋を北上するそれをただ見届けるしかなかったんですが、まさか不意に再会できるとは…不思議な縁ですなぁ。
 てなこと思いつつこの“小屋”に近づいてみましたが…やっぱり結局何の小屋なんか解りません。ただ、今回は前に見えなんだ面も見れますのでそっちをも見ましたが…やっぱり解りません。
 ただ、どうもこの感じでは“移動販売店”もしくは“移動劇場”って感じですかね。
 小屋上部に装飾文字が書かれてます。これ…何て書かれているのか? うちのひとに助けてもろて解読しますればこれ“GASTRO29ORGANIC”やないかと。
 で早速Googleで検索して見ますれば…あったあった。これ、なちゅらフーズという会社が運営するハンバーガーの移動販売店の様です。
 解ってしまえば…ちょっと「な〜んや」って感じ。今回も、某イベントでバーガーを提供しにきてはるんでしょうなぁ。
…と、他人事の様に記しましたけど…ん?、今日、お昼にハンバーガー食べましたけど…あれもひょっとして、この小屋が手がけるバーガーやったんか?
Koyatruck8  で、今日お昼に食したのがこれ。その名は“淡路島玉ねぎバーガー”。さすが神戸…というか兵庫。地元食材を使ってハンバーガーをやってはるねんなぁと思いつつあるブースで食べましたが…それが、あの小屋のスタッフが手掛けるバーガーやった…と考えられますわ、いま思えば。
 あの小屋は閉まっていましたが、明日から始まるこのイベントの“関係車両”と記されてましたので…まず間違いなく知らん間にあの小屋のハンバーガーを食べていたわけですな。
 で、そのお味は…う〜ん。ナチュラルすぎ…っていうか、あんまり味を持って行って「どや!」な仕上がりにしてない感じ。その方向性には拍手、なんですけど、ちょっとたよんないかなぁ。パテもオイリーやなくて…おかげで胸焼けせんですみました。
 てなわけで謎のトラックで運ばれる小屋の実態が今日の所用で解って…参加して良かったヨカッタ。で、何の催しかって?、それは明日。

(於:神戸市中央区) ずっと気にしてたら、不意に解決するもんやな。

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2015年9月17日 (木)

八戸ノ里駅、改札口出てすぐの景色。

 東大阪市某所で仕事。近鉄は八戸ノ里駅に着くも待ち人来ず。退屈しのぎに高架下を見上げますれば…ここもそれなりにカッコよろしいやん。
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 排気ガスもこべりついて黒ずんで…生活臭が染み込んだその姿が単なる構造物の美しさを超えてる様にも思えます。そうか…この手の駅前、そして高架下って何とも画一的でおもろないなぁと日々見ていましたけど、時の移ろいってやつはこの様な無機的なモノを味わい深く変えてしまうんですなぁ…って、ま、今日は雨でしたから、そう見え感じただけのことかもしれません。

(於:東大阪市) ここらは学校の多い街やなぁ…のに“文教地区”って感じはしませんで。

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2015年9月16日 (水)

外国語のローマ字表記 31 ◇ MEZON FUKAI

 数年前まで全然縁のなかった泉北高速沿線に今日も仕事。で、深井駅にて下車。「相変わらずつかみどころのない街やなぁ」と思いつつ歩きますれば…あったあった、アホげネタ。
Mezon1 Mezon2
 はいご覧の通り。とは言え「え?ほんまにこんなスペル?…ちゃうやろ」程度にしかわかりませんでしたけど、帰宅後調べますれば…やっぱり。正式には“MAISON”。ちなみにそれはフランス語で“家、建物”の意味とのこと。
 いやぁ…そうか、こういう街なんですね。天王寺蕪さんが言わはる通り“ネタの宝庫”なんや…って、これ以上見つけることがどうもできそうにないんですけど。

(於:堺市中区) この街、立ち呑み屋が案外多いのが意外。

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2015年9月15日 (火)

カイヅカイブキに花が咲く…?

  今日は寝屋川市某所で仕事。ちょっと早めに着いて寝屋川市駅界隈を歩きますれば…山本龍造が好きなカイヅカイブキ(=難波のやっちゃん談)のテッペンちょに…花が咲いてまっせ。
Kidkibk1 Kidkibk2
 見ての通り薄いさくら色の花がモヒカンの様にパッと咲いてますわ。
 ってまぁ右横にあるふたつのそれを見ますればこれ、普通のカイヅカイブキなわけで…はい。
 なんぼ見てもそのどうなってるんかわからなんだんですけど、これ、どうも別の植物がここに共存しているみたいで、それが開花しているみたいです。
 あれこれ調べました(うそ)が結局何の花かわからんままですが…気色悪いなぁ心の中が。植物ネタにコメントよく頂いている“戦後派”さんか“mita”さんならご存知なんでしょうなぁ。ひとつお教えよろしゅうです。

(於:寝屋川市) 肋骨折れたかヒビ入ったわきっと。咳き込むと痛い…労災や労災。

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2015年9月14日 (月)

'60年代風液体石鹸の容器、“SARAYA ”の“SA”だけ…

 用足しに御手洗入りますれば洗面台に…あっ懐かしいもんが。
Saraya1 Saraya2
 あったあった。かつては割りかし公衆便所の手洗いにはこれがあるのが普通でしたなぁ。まぁよく見かけたのは半透明の軟質プラスチック製のヤツでしたが、それより以前のものはガラスか硬質プラ製の透明でごついヤツでしたわ。見た目にも宝石っぽい(ちょっと言い過ぎ)のが…たまりませんなぁ。何か'60年代っぽいって感じ。
 でね、このミドリの液体石鹸と言えば思い出すことがあって。学生時分のある夏の日、梅田のどこかの御手洗でこれ見つけ、「これでスッキリやと」汗まみれの顔をこの石鹸で洗ったら…そのね、強烈な芳香が顔一面に広がってナンボ水洗いしても取れんで…顔から御手洗のニオイを撒き散らしながらその後みんなと合流…って恥ずかしかったなぁ。皆さんもこれで顔洗ったらあきませんで。
 とかまぁあれこれ懐かしなぁと思ってそのフタ見ますれば、そこに“ S A R A Y A ”の文字。あの“ヤシノミ洗剤”のサラヤ…はどうでもよくて何か“ S A ”と“ R A Y A”の字体が違てまっせ。“ S A ”だけ後付けな感じ…うまいこと全ての字が金型で出んかったんでしょう。こんな修正で製品化して許された時代もあったんですなぁ。ちょっとびっくり。
 立ち寄ったほんの少しの時間であれこれタイムスリップできて…やっぱりここならではです。ここがなくなるということは、こんなもんもなくなるということなんですね。
Thbk1 Thbk2
 ここは、そう宝塚ホテル。移転時期は未定ということですが、この建物が消滅するのは確かなことの様です。しかし惜しいですなぁ。シャボネット石鹸液を見てますますその思いを強くしました…とか何とか。

(於:兵庫県宝塚市) この手の液体石鹸、底に石鹸カスが溜まって詰まって出てけぇへんヤツが時々ある。かなんわ。

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2015年9月13日 (日)

大阪市中央区、阪神高速高架下の図午後3時。

 クルマで信号待ち。高架下からふと見上げれば、カッコよろしいで。
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 今まで何度となく目にした光景やというのに何ででしょ…ってそらまぁ光まわりがええ塩梅やったんでしょう間違いなく。
 ハイライトも飛ばんシャドウも潰れん、けどシャキッとしていつつ諧調豊かな高架下…って、あぁちょっと専門的な見方ですかな。
 阪神間からの仕事の帰り、ひたすらずっとこぢんまりした平面だけを撮影する現場やったので、余計にダイナミックな立体感に反応したのかもしれんなぁと思われます。ま、こじつけですけど。

(於:中央区) アリンコみたいな人々もええ仕事してくれてはります。

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2015年9月12日 (土)

業界団体の会館 80 ◆ 京都府助産師会館

 京都で仕事。通い慣れた道ではおもろないなと知らん道をクルマで行きますれば、こんな会館が。
Kjk01 Kjk02  なんとなく京都っぽいそのつくり。看板は手前にありますが、会館自体はその通路の奥にある様です。
 で、この会館、読んでの通り京都府助産師会の会館。助産師…いわゆる産婆さんのことですね。病院での出産が当たり前となってる昨今ですが、最近その良さが見直されているとのことですね。私は正直なところ「まだ産婆さんっていてはるんや」と思いました。しかも会館も持ってはる…何となくホッとする様な気がしました。

(於:京都市中京区) 日本助産師会という上部団体もあるとか。全国団体とは…知らなんだ。

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2015年9月11日 (金)

やっぱりこれは“石臼”でした。

 遠目に防火水槽、近寄ると「あ、あれか」。
Maedashiki1 Maedashiki2
 道のねきにパイロンに守られ立派なヤツデが一本。頑丈な石製の丸い鉢(?)に植えられてちょっと過保護すぎ…
 というシチュエーションはともかく、前々から多分「石臼やろ」と思うもほんの少し「ひょっとしたら防火水槽か手水鉢かなぁ」と思う物件がこれ。まぁ今回もヤツデがええなぁと撮っておりましたら、側面に何か記されてます。
 なかなか見にくい場所でしたが近寄って見てみますれば左から“大 阪 前田式精米機(?) 東雲町停○○ ”と刻まれています。精米機かそうか、やっぱりこれは“石臼”で間違いなしってことでしょう。以前の記事防火水槽 44 ■ 城東区今福南2の頃よりのモヤモヤが、スカッと晴れました。
 この臼使って精米していた時代って、どれくらい前なんでしょうかね。前田式を謳うこの会社は今も精米機メーカーとして歩んではるんでしょうか。ここにある“大阪 東雲町”は今の“中央区玉造2”のあたり。そこに今、“前田(株)”という社がある様ですが、ストラップなどを手がける会社。業転され今に至る様に思われますね。

(於:兵庫県明石市) 見るからに頑丈…さすがにこれは根圧で割れたりせんでしょうな。

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2015年9月10日 (木)

街路樹がカイヅカイブキ

 まぁ、あるにはあるみたいですけど、珍しなぁ。
Kaizukaibuki2 Kaizukaibuki1
 生垣に使われるそれにはまぁ竹の添え木(?)が施してありますけど、カイヅカイブキ単品に添え木がしてあるってのも変わってんなぁと歩道脇の木を見て一枚。で、ふと先を見ると…ずっとカイヅカイブキが並んでますやん。
 街路樹がカイヅカイブキ…それ自体がもうかなり珍しいですわ。
 ネットで“カイヅカイブキ/街路樹”を調べたら…まぁ出てきますが、こんなスタイルのは載ってませんなぁ。でも、ちょっと似てるかもってのがひとつ…ってこれ、アホげの記事(“道路上の庭木…私設街路樹?”)の写真ですがな。
 結局のところ何年経っても対象への見方ってのは変わらんってことですな。大いなるマンネリ、アホげへ今日もありがとう。

(於:兵庫県明石市) ここは“貝塚伊吹通り”と呼ばれているそうで…ウソ。

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2015年9月 9日 (水)

“ i b o k o r o r i ”

 明石の街に何となく似合わんファンシーと言うかメルヘンチックというか何やホテルっぽい建物(?)があって、そこに…アルファベットで文字が書かれてまっせ。
Ibokorori1 Ibokorori2
 i b o k o r o r i…えっ、イボコロリでっかいな。醜いイボタコに…って雰囲気にほど遠い感じ。
 そう言えば昔むかし、サンテレビで動かんCMが流れてましたっけ。後に“春やすこ.けいこ”のもありましたなぁ。最近ではラジオで“魚の目タコイボ♪イボコロリ”…そんなイボコロリ、ここ明石で作られているクスリやったんですね。そう言えば…そうでした。
 そうか…タコにも効くんでした。それでここ明石にあるんですなぁ。まぁ効きすぎてたこフェリーにまでその効果及んで…は、洒落になりませんな。

(於:兵庫県明石市) そう言えば40年くらい前にイボコロリ塗ったことあるわ。ケド、今もかかとにあるねんなぁ…イボ。

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2015年9月 8日 (火)

住之江公園駅のエスカレータは東京スタイルなんや。

 ここらの大阪人には“当たり前”の様ですが…知らなんだなぁ。
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 今日は南港某所で仕事。コスモスクエア周りで行く気がせんわと住之江公園駅経由で南港入り。ニュートラムのホームまでの長いエスカレータ。こらぁ歩く気せんわと右に立ち止まるも…何や邪魔もん扱い。前見たら…みんな左側に立ってはりますやん。
 「…えぇ?、どういうことなんやろ。ここはそないに関東モン乗らんと思うけどな」としばし右に立ってましたけど…「ちょっと変」と写真撮ったら我慢できんで歩いて上まで。
 「変やで…」と思いつつ今、ネットで調べますれば出てくる出てくるこの“常識”。昔からこの東京スタイルらしく、諸説あってフェリー乗り場へ向かう人らが他所の常識を持ち込んでそれが定着したとか言われてるそうです。けど…それもどうでしょう。我の強い大阪人でっせ、そんな他所の流儀をやろうもんなら「何じゃいわれ」とぶつかられると思いますけど…って、それはステレオタイプな大阪人のイメージだけの話ですかね。いやぁ、知らなんだ。

(於:住之江区) まだまだ知らんことだらけ。もぐりの大阪人や。

※関連記事:
京都のエスカレータ、立つのどっち?』 2007年8月 記
大阪空港のエスカレータ、立つのどっち?』 2008年2月 記

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2015年9月 7日 (月)

ソース 50 ▲ 名城とんかつソース

Meijo_ts1 Meijo_ts2 Meijo_ts3  名城の“お好み”は、大阪でも時折見かけますが“とんかつ”は…見かけません。てなわけでなかなか味わうことができませんでしたが半年ほど前に姫路へ行ったときにスーパーで見つけて購入。今回はこの名城のとんかつソースをとんかつにかけず、いつもの焼きそばにして食してみました。
 まずは見た目。やや濃いめのキレイな茶色。香りは…どう表現したらよいのでしょう、とても食欲をそそる香りで、嫌なクセ(=個性?)を感じません。あ、いま思いつきましたがこの香り、ほんのりと“磯じまん”っぽいというか佃煮っぽい香ばしさがあります。
 そのまま食してみますと…りんごやたまねぎなど果物野菜由来かと思われる旨味ある甘さにやや醤油っぽさを感じる深い味わい。この特徴は“お好み”同様です。やっぱり隠し味の龍野の醤油がええ仕事しているということでしょうかね。
Meijo_ts4  ではいつも通り、焼きそばにして味わってみましょう。見た目は思ったより色が濃くなく仕上がりました。まぁこれはソースが少なかったためかもしれません。そして味わいは…おとなしい目で上品な味わい。ドヤッと主張することなく、素材の持ち味をちゃんと残すタイプかと思いました。ってまぁ、レッテルに書いてある特徴に引きずられてるのかもしれません。
 で、名城の“お好み”と“とんかつ”、これで両方食しまして、それぞれに感想を記しましたが…このふたつは、やっぱり同時に味わってみないと正味の差はわからんかもしれんなぁと思いました。
 ま、いずれにせよここメイジョーソースさんの濃厚ソースはJAS特級の上質な味わいやということです。おいしいなぁ…しばらくはこのソースが続くと思うと、ちょっと嬉しいもんです。

名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(りんご、トマトたまねぎ、その他)、砂糖、醸造酢、食塩、でん粉、香辛料、アミノ酸液、醤油増粘剤(加工でん粉)、 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、 製造者:メイジョーソース株式会社  兵庫県揖保郡太子町矢田部101-1

とんかつには…ウスターソースやわ。

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2015年9月 6日 (日)

射的のマトは人間国宝

 今日は彦八まつり行こと思うもあいにくの雨。けどまぁせっかくやしと所用のついでに寄って焼うどんやら買って帰って…のつもりが「あれやりたいこれやりたい」とお子。そんなひとつが桂米団治さんとこの射的。
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 マトはキティやミッキーの置きモン…に混じってどセンターは米朝さん。何とも言えませんなぁこのセンス。べかこさん時代(?)の南光さんやら米団治さんなんかもありましたけど、人間国宝にはかないませんなぁ。こんなマト…撃てまっか。ま、お子の視界には入らんかしてクマの置きモン狙てました。ほっとひと安心。しかしまぁ、写真の貼ってある土台がタバコやというのも…昔ながらすぎな感じですな。

(於:天王寺区) 店員は桂慶治朗さん。

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2015年9月 5日 (土)

防火水槽 164 ■ 兵庫県明石市本町2-5-4

 これぞ「防火水槽に丸型もあり!」を実証してくれる物件発見。
Suiso164a Suiso164b  先日行った明石の街で第164号となる防火水槽に出会いました。一瞬「丸型か…」と思いましたものの、昔ながらな家の玄関脇にあって樋で集まる雨水が流れ込むを構造といい、これぞまさしく防火水槽なシチュエーション。今まで取り上げた丸型のそれの中で、いちばん「どやっ」という感じの防火水槽ぶりに、何とも言えんスッキリした気分になりました。少数派ではあるものの、確実に丸型の防火水槽は存在するということですな。

(於:兵庫県明石市) 装飾を施した丸型は…見たことがないなぁ。

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2015年9月 4日 (金)

深井で塔ふたつ

 夕刻に堺市は中区某所で仕事。待ち合わせの深井駅あたりをうろうろ。ここらは…やっぱりあんまりないなぁそそるもんが。とか思てましたら…塔がふたつ。
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 ニュアンス違えどまぁどっちも広告塔。上のそれは経年変化でかえって目立つ存在になり、下のは…ね。「世の中にはいろいろな需要があるもんやねんなぁ…」とか思いながら歩く初秋の夕暮れ。クルマの喧騒に混じる秋虫の音が…妙に作用しましたわ、気分に。

(於:堺市中区) PLの塔以上に「何なん?」があるわぁここ

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2015年9月 3日 (木)

牛乳箱の余生 -- 植木鉢として

 西成区某所で仕事を終え、外に出ますれば…雨本降りか。帰りはバスにしよかと信号待ち。歩道上の植木鉢での緑化が整然と並べられていて、なかなかええ味出してます。
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 雨に濡れてしっとりとした鉢植えの数々…よろしいなぁとよく見たら…あ、小さい方の鉢は…へぇ。
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 見ての通り牛乳箱。しかも全部明治牛乳のです。西と北に向けて並べられた明治の牛乳箱その数、全14個…そうか、こういう余生がありましたか。
 木製のそれではないのがちと残念ではありますが、紺色に赤い旭日マークがそれなりにええ味出しています。横に記された牛乳店は北加賀屋に今も健在の様子。明治のマークも箱の色も変わって不要になったしと、放出しはったもんがこの様な形で余生を送ってるってことでしょうか。
 しかしながら全部マークのある面をこちらに向けて置いてあるというのもなかなかおもしろいもんです。ここの御宅の方のキッチリせんと気が済まんのであろうその気質がじつに心地よい、そんな一角でした。

(於:西成区) おもしろいけど…やっぱり妙な感じもしますな。

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2015年9月 2日 (水)

はみ出しおしりに錆び纏うクルマ

 「わっ、錆び車」っても、錆びてるわけではないですな。
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 ま、見ての通り。そないに古いクルマでもありませんから余計に「へぇ…」って感じがします。しかしながらナミイタのサビってこないにキツイもんやとは知りませんでした。
 で、サビもびっくりですが、ガラス部に虹色の皮膜ができているのも不思議な感じがします。こっちはキレイとも言えるか…なぁ。

(於:兵庫県明石市) いつ頃からあきらめはったんかなぁ。

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2015年9月 1日 (火)

サントリー、またパクっとる…否々パロってる。

 今日は宝塚へ。帰路、阪急電車の中にも降り立ったホームの上にも…あ、パクリや。
Boss1 Boss2  いやいやこれはパロディ。「何の?」ってこれ、ほれ、サルがウォークマンで音楽聞いてたソニーの広告の…でしょ。
 五輪マークのパクリ疑惑の結末にスッとした今日にふさわしい…なんとタイムリーな。
 で、その広告主がサントリーやというのも何とも言えんちょっと自虐的ですな。トートバッグでえらい迷惑被ったことでしょうけど、これで払拭…なるか。サントリーのセンス、ここに健在。

(於:北区) 近年のサントリーは…健康食品会社のイメージが強いなぁ。

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