思い出の地が、ついに消えようとしている。
今日の午前中は弁天埠頭あたりで仕事。待ち合わせの弁天町駅に着くや電話が鳴って「30分遅れのスタートになりました」って…もう着いてますがな。てなわけで「さぁどうなったんやろ?」と交通科学館方面に行けば…あっ。
クレーン車が待機する中、炭水車と駆動部、ボイラの3つに分けられた“C62 26”がいま、ここから姿を消そうとしています。
あぁ、ついに思い出の地もこれで消えるのか…幼少期、両親やS本くんの父親に連れてきてもらって勝手なことして怒られたあの場所が…(記事:交通科学(博物)館の思い出ひとつ)。
などと思いましたが「えっ、まだ汽車が残ってたんか」てな気もします。で、このC62はどこへ…調べますれば、京都の鉄道博物館へ行くそうです。解体されずに済んだことは素直に嬉しいんですが、これで京都のそこにはC62は3台も揃うことになるっていうのもね。D51派の私には、ちょっとどうかなと思ったり。
「今日、移送される割には鉄ちゃんの姿がまったくないし…これは、まだ準備段階やな」。そう思いながら仕事の現場にむかいました。
仕事も終わり…さぁ、最後に駅ホームから見納めとまいりましょう。
きれいな状態で保存されていたんですね。いよいよクレーン車も動き出した様で…とよく見ると、炭水車がもう既にありません。ということは…やっぱり今日移送したんですね。そう言えばNHKのカメラも入ってました。それにしても…なぜ鉄ちゃんがいなかったのか不思議です。人気ない車両なんでしょうかね。
いよいよここに鉄道に関する展示施設があったことも昔のことになる様で…そうか、それなりに歳をとったということですなぁ。
(於:港区) 梅小路蒸気機関車館もはよ行っとかな…って行くんかなぁ。
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コメント
今朝ラジオ体操の序でに、弁天町駅ホームから眺むれば機関車は大小動輪(?)5本を残してキレイさっぱりと無くなってました(涙)。
旅人の夢を運んだ“弁天埠頭”が消え、今また多くの子供の想い出の地“交通科学博物館”も消え去りゆく…
発車メロディ“線路は続くよどこまでも”が悲しい…
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年8月25日 (火) 08時25分
そうやったんですね。
梅小路も今月いっぱいで「梅小路蒸気機関車館」の営業は終了。次は鉄道博物館の一部として再開。
あの、何とも言えん、ぬるい感じが好きやったんですが、新しい博物館の一部になったら、どうなるんでしょうね?弁天町にあった子達も、あっちに組み込まれるとか・・・また、新しい博物館で再会できることを期待してます。
投稿: 天王寺蕪 | 2015年8月26日 (水) 10時42分
●難波のやっちゃんさま
またまた現場検証に行ってくれはって…ありませんでしたかC62はもう…
夜に搬送したみたいで早速動画投稿されてました。
確かに弁天埠頭もないここもないでは…さみしすぎですね。
●天王寺蕪さま
結局梅小路には行けんまま…ま、あっちはなくなるわけではないのでええんですが。
ぬるい感じ…そうですな、確かにそんな感じがなくなりそうにも思います。利潤あげんとダメな世の中…当たり前といえば当たり前ですけど「ちゃうモンもあるやろ」と思います。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年9月 3日 (木) 18時23分