ソース 49 ▲ カゴメ 炒め香るソース
見るからに大人な味わいを想像させるパッケージ…これは期待できそう。
しかも蓋の部分には“これ1本でソース焼そば”のフレーズ。アホげとしてはちょっと挑戦状を叩きつけられた様なもの…とか何とか。てなわけでカゴメの新製品“炒め香るソース”をためしてみることにしました。
まず見た目、黒に金というそのデザインの色合いが本格派といったところでお子様もOKな甘口路線とは一線を画しているんやろなと思わせるもんがあります。カゴメの定番“醸熟”の文字以外に“発酵うまみエキス3倍”の表記が赤で記されています。ソース自体もブラウン系の黒。色素添加なしでこの深み…ますます期待が持てます。
ソースの味自体は…うん、確かに旨味がしっかりあるなといった感じ。甘味は控えめな印象で、セロリっぽい香ばしさが食欲をそそります。
で、いよいよ“ソース焼きそば”にして食してみました。まずは何も考えずにひとくち…うまい!。甘口が好きかと思っていたお子も「うまぁ、めっちゃおいしい!」と連発しています。が、うちの人は「これ、ちょっと塩からいなぁ」と。あ〜なるほど。確かにそうかもしれません。ソースといえば“甘味”や“酸味”、スパイシーさをあれこれ感じることが多いのですが、これはその辺のことより塩分やら旨味の方が前に出ているといった感じです。「塩からい」のは、ちょっと私がはりこんでドボドボとソース使いすぎたためでしょう。旨味は通常のソースより多く感じます。そのニュアンスは…そうですね、名城の焼きそばなんかに付いている“粉末ソース”の味にどことなく似ている様に思います。
原材料を見れば、ビーフエキスこそ入っていないものの、オイスターエキスや魚醤、発酵調味料が配合されています。その辺の味の濃さが添付の粉末ソースに通じる要因なんでしょうかね。
先にも触れました様にお子もナットクのその味…そうですなぁ、子供は濃い味好きなところがありますからそらそうですかね。やや本来のソースを逸脱してハイパーな味わいになってますが、こんなんもあっていいでしょう。ま、私自身は、あんまりエキス添加でコクや旨味を増長させているもんは、あまりソースと認めたくないんですが。
名称:ウスターソース 原材料名:野菜・果実(トマト、たまねぎ、セロリ、その他)、醸造酢、糖類(砂糖、ぶどう糖)、食塩、アミノ酸液、香辛料、発酵調味料、オイスターエキス、甘味料(甘草)、(原材料の一部に大豆、りんご、魚醤(魚介類)を含む) 製造者:カゴメ株式会社KGMU 名古屋市中区錦3丁目14-15 ネーミングもまたこれ、いかにも美味そうですわな。
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コメント
ほんま、ソースって色々あるんですねえ。
「ソース、買に行こう」とスーパーに行ったら、ほんまに物凄い悩みます。あと、カレールーもいっぱいあって・・・で、気づいたら、オーソドックスなものを買ってるか、3種類ぐらい買ってるか、どっちかです(笑)
投稿: 天王寺蕪 | 2015年8月17日 (月) 13時59分
●天王寺蕪さま
ソースと言えば昔は“イカリソース”一本でした。もちろんウスターのみで、とんかつソースなんか、ケチャップとソース混ぜて作ったもんです。
倒産劇もあってかイカリも近年カゴメに押されて西からはオタフクに侵食されって感じですね。
カレーの素は…もうここ数年“オリエンタルマースカレー”一本。どうも固形タイプは胸焼けする様で。味だけならハウスのジャワが好きですかね。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年9月 1日 (火) 10時28分