« 昭和なプラ看板 112 ● マルダイハム | トップページ | エアコン室外機の熱風好みか草しげる »

2015年7月28日 (火)

からし壺に練りからしのチューブ突っ込まれてまっせ。

 今日も東成区で仕事。街の情景撮りつつふと目に入った“ザ・洋食屋”なお店に惹かれ吸い込まれて昼食を。
Sanki1 Sanki2
 供されるお料理も「どやっ」ってな感じの洋食屋さんでしたが右のは…ちょっと何のこっちゃわかりませんでしょ? これはですねぇ…『お好み風とんかつ』って言うモン。“野菜たっぷり”の売り文句以上に「それって…どんなんなん?」な興味を持って頼みますればこんなんでした。「中にトンカツが隠れてますから」と女将さん。箸で探しつつ食べますれば中には目玉焼きも入っていて…マヨネーズにトンカツソース効いて…若モンにはええメニューですな。もちろん私にも…でっせ!。
 湿ったトンカツ発掘しつつ食べて…テーブルの端見ますれば塩やら紙ナプキンに並んで“からし”も置いてあって…う〜ん、洋食屋さん。
Sanki3 Sanki4
 で、それがですな、こんなんですわ。チューブはともかく、その台座、よく見たら…あれっ、練ったからし入れる容器ちゃいますか? ほれ、ステンレスのフタが付いていて小さなヘラが突っ込んであったヤツ。
 缶に入った粉のからしを練って…ってこともう滅多にせん様になったこと思うと、チューブのそれになって当然とは思いますが、まさかこの容器もこんな形で再雇用されるとは思いもせなんだでしょうなぁ。しかしながら、その口径がピッタリという事実が…泣かせますわ。なんかよろしいなぁ。
 もちろん割り箸で食するスタイルの味噌汁付き…これは洋食なのか? いやいや立派な日本食でしょう。カレーもハヤシもそうである様に。おおきにごっつぉさん。また行こ。

(於:東成区) 今日もええ話いっぱい聞けたわぁ。詳しく書けんのが残念。

| |

« 昭和なプラ看板 112 ● マルダイハム | トップページ | エアコン室外機の熱風好みか草しげる »

食べ物/飲み物」カテゴリの記事

何げな」カテゴリの記事

大阪市東部」カテゴリの記事

コメント

 “天皇の料理番”終わりましたナ…佐藤クンも健闘しましたが、堺正章の方がオモロかった…

高貴なお方が食すコース料理もヨロシやろが、我々はアラカルト…街の洋食屋さん亭主の奨める一品・お好み料理、タマリまへんワって…もうこの齢でこのボリュームは完食できません(汗)。

明治以降に帰化植物になったセイヨウカラシナの種子を、粉末にし水で練った“和がらし”は子供の頃、風邪をこじらせると母ちゃんが練って胸に貼ってくれた(懐かしぃ)。

今はもう冷やし中華や焼売もチューブ入り全盛ですネ…

高校野球予選、桐蔭もPLも負けた…高槻の公立、大冠高校に期待しよう…昔はここ一番の勝負前の食事は必ず「テキにカツ(ビフテキにカツレツ)」やった(笑)。


投稿: 難波のやっちゃん | 2015年7月29日 (水) 07時58分

現役は、リタイアした人に支えられてるんですね!


投稿: mita | 2015年7月29日 (水) 08時43分

そう言えば、からしのこんなんありましたねえ。今でも売ってるんでしょうか?道具屋筋とか行ったら、まだひっそり売ってそうですね。

そうそう、チューブ入りのからしもわさびも、ある量を超えると出にくくなるんですよね。冷蔵庫で逆さにしとかなあかん。にも拘わらず、時々、いつの間にか横になってて使わなあかんときには定位置に戻ってて「出へんやん、このからし」ということになります。お店の方の気遣いが、いいですね。こういうところが、The 東成のおもてなしってことで、流石です。

投稿: 天王寺蕪 | 2015年7月30日 (木) 06時24分

結局、辛子壺はムダが出る気がするし、この方が合理的ですよね(笑)

共通の入れ物から皆が取るシステムそのものが廃れつつある気がします。
喫茶店の砂糖壺もあんまり見かけない気がするし、回転寿司では小さいわさびパックが回ってたし。
そのうち、辛子の二度付け禁止とか言いそうだ…

そういや昔、お豆腐屋さんにお使いに行って「辛子つけて下さい」って頼んだら、伏せてあった壺から防水紙(?)にはさんでくれたっけな。

投稿: おばちゃん | 2015年7月30日 (木) 11時03分

●難波のやっちゃんさま
あんまりテレビ見ませんのでついていけませんですいません。
で、“からし”って何かもひとつちゃんと考えたことなかったんですが“セイヨウカラシナ”なんですか。なのに“和からし”…へぇって感じです。

●mitaさま
ホンマですやん。からし容器とmitaさんに教えられ。

●天王寺蕪さま
チューブのからし、うちは冷蔵庫の中で箱のママ立ててますからあんまりイラっとせんで済みます。で、エスビーかハウスか忘れましたけど、最近のチューブはよくできていて、ふたの部分に近いチューブは絞りやすく柔らかくつくってありますね。日々改良されているんですね。

●おばちゃんさま
以前ネタにもしたんですが、絹こし(冷や奴)にはからしってのが大阪やと思いますね。で、そのからしは自前で練ったからしをロウの塗った紙に挟んでくれてましたよね。最近それがなくて…ちとさみしいです。からしは自前で用意せんならんのですね。
その逆に牛肉買ったら付いてくる“ステーキソース”、あれはイランのです。あれは残念ながら塩コショウは使うも液体部分は…ほかします。あんあんこそ自前で用意したらええと思いますけどね。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2015年8月19日 (水) 09時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: からし壺に練りからしのチューブ突っ込まれてまっせ。:

« 昭和なプラ看板 112 ● マルダイハム | トップページ | エアコン室外機の熱風好みか草しげる »