防火水槽 160 ■ 貝塚市北町17-19
先の水間鉄道の小旅、帰りは昼食でも食べよと貝塚駅から旧国道へ。牛丼屋あるしそれでも…と思うも「何や、すき家か」と素通り。と、そこに防火水槽発見。
見ての通り昔ながらな砂糖を扱う問屋さんの左隅に第160号はありました。建物の重厚さに応じて立派な石製で、要らん意匠が全く施されていません。その堂々さ加減が…じつに心地よいヤツです。ただ、水の供給用でしょう、雨樋を伝った水が流れ込むスタイルになっていますので、防火水槽ちゃうかなと一瞬思いましたが、ま、このスタイルは今まで何度も見ていますので問題ないでしょう。
しかしながらこの大ぶりの堂々さ、どこか神社仏閣にある水溜めに通じるもんがありますなぁ。その辺がどこか防火水槽らしくない所以なんでしょうか。何となく前回同様、どこかに「違うかも…」と思わせるモンがある物件です。
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コメント
貝塚は泉南地域で最も古い寺内町、紀州街道に面した此のお家…“足袋藤”云うから足袋屋さんかと思ったら砂糖卸問屋さんの屋号やったんですネ…ホームページ視ますとFaxのこと“ふぁっくす”やて、よろしナ!
北町には貝塚御坊・願泉寺門前に丸型・陶器製の防火水槽(129号)もありましたネ!
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年7月25日 (土) 07時41分
●難波のやっちゃんさま
砂糖屋にして“足袋”…同様で“昆布洋服店”ってのを見たことがあります。
第129号のことは…すっかり忘れてました。
コメントいつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2015年8月18日 (火) 10時58分