五月晴の西陽がつくる景色ふたつ
六月ですけど五月晴…さつき晴れと読んだら梅雨時の晴れ間を指すそうで。
今年の近畿は例年より4日早めの3日が梅雨入りやったとか。な割にこないだの土日はええ天気。お茶の稽古終えてクルマ移動の道すがら、車窓に見える西陽がつくる景色が素直にええなぁと一枚二枚。電柱のシルエット、深い青空に灯る赤信号…はともかく、高速道路の下で光るツタとその長い影に、コトバではうまいこと言えん何やグッと来るもんを感じまして。「そうなんや」みたいな、ね。
悪いのがそんだけこころ揺さぶられたのに、撮ったことコロッと忘れとったこと。てなわけで2日遅れで記事化して…こういうネタは、タイムリーに出さんと意味がありませんわ。今日は午後から雨やったし余計にね。気ぃつけんと…って、そういう問題ではないんやけど。
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コメント
梅雨の合間の青空はPM2.5も洗い流されて、一段と濃い青になりますね。
大阪市内から六甲~和泉葛城、そして明石海峡大橋と見渡せる日も少ない気がします。
高い料金払って高い所に昇っても、霞んだ景色しか見えないんじゃ仕方がない。
昭和の40年代でも冬の六甲おろしが吹けば、甲子園の浜から六甲山頂のアンテナの本数が数えられたのに・・・。
投稿: 戦後派 | 2015年6月 9日 (火) 08時38分
「天晴れ(あっぱれ・アッパレ)」…昔から感動するほど優れている様、称賛する時に使いましたが…今はもう死語でしょうか?
今年はいつまでも寒く四月の長雨が終わると、夏の様な五月そうかと思うとここ数日の湿度の低い爽やかな梅雨入り…加齢と共に年々体調管理が難しく、季節の移ろいにもののあわれを知る今日この頃です。
漢字で“天晴”と書くのは意味や音から連想する当て字やそうで、喜びも悲しみも含めて心の底から湧き出る感動詞「あはれ」が語源だとか…
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年6月 9日 (火) 08時54分
空気の澄んだ感じと、ややモノクロームっぽい逆光と。
西陽なのに何となく早朝のようなひんやりした静けさを感じます。
その場にいたら印象は全然違うと思いますが。
投稿: おばちゃん | 2015年6月12日 (金) 10時02分
●戦後派さま
そうか、PM2.5やら黄砂が洗い流されて空がキレイに見えるんですね。気づきませんでした。
人が集まるとこ苦手ゆえ、ハルカスにもまだ登っていません。高安山からの眺めがいちばん馴染めます。
●難波のやっちゃんさま
「あっぱれ」はあの大沢監督が亡くなられてそのまま墓場へ持って行きはったんちゃいますかね、とかなんとか。
で、天晴は当て字。へぇなるほど。うまいこと当ててあるもんですわ。
●おばちゃんさま
あぁこれまたちゃんと伝わってないんですなー写真の情報が。チカラ不足、ひとつお許しを。
…ってまぁそれでもええんです。キレイなモンやなぁは伝わってると思いますんで。
みなさんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年6月15日 (月) 10時45分