防火水槽 154 ■ 奈良県桜井市外山423
桜井をゆく伊勢街道、粟原川に架かる跡見橋のたもとに、第154号はありました。
大抵の防火水槽は逆さの台形で足付きですが、これはほぼ正四角形。何と申しますか見ての通り重厚…と言うよりデンと構えたその風情は、置いてあるというよりここに造り付けられたと言った感じです。
これもここ桜井で良く見る雨樋から水を引き込むスタイル。よく見ると水道の蛇口も横にあり、そこからホースで注水できる様になっていますので、現役で活躍している…かと思いましたが下部の穴が塞がれていませんね。ま、現在休止中で、いざという時にまた復活できる様に温存されていると言った感じですかね。ま、使わんならん様な世の中にならん方がええんですが。
(於:奈良県桜井市) ナミイタの錆も景観に溶け込んでるなぁ。
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コメント
伊勢街道は栗原川の南に茶臼山古墳(四世紀初頭・全長207mの前方後円墳)があり、鳥見山の北に位置するため外山(トビ)と名付けたのでしょうか?
国内最多の銅鏡破片・玉杖・武器・農耕具が出土した国の史蹟であります。
>>いざという時にまた復活できる様に温存…自衛隊で云えば予備役(reserve)ですナ…有事には再招集され任務に就くとか(汗)。
ほん近くには“とび徳・桜井店”なんて八百屋さんもあります(笑)。歴史街道です!
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年5月23日 (土) 09時35分
●難波のやっちゃんさま
そうそう、その“とび◯◯”って最初「へぇ」程度にその屋号を見てたんですが、帰って調べて外山を“トビ”と読むこと知ってそういうことかと。
やっぱり奈良は…京都とはまた違う歴史を感じます。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2015年6月 8日 (月) 10時54分