« 名物“赤たてもなか”杉屋 / 榛原 | トップページ | 洋風感覚瓦葺、和洋折衷のパラペット家屋。 »

2015年3月14日 (土)

イチジクの木、まるで造形物。

 木曜日は川西の某所で仕事。川西池田駅の南口を出るとそこに、こんな枝振りの木が。
Ichijikunoki1 Ichijikunoki2
 この状態…まるで人がこさえた造形物みたいですな。何がどうなってるのか判らん様な好き勝手さ加減…よろしいなぁ。
 他のも見ると皆同じ様な感じ。この状況は、果実ができる木で、ここは農地なんでしょうな。
 駅からしばらくしたところが今日の仕事の現場。その横にも…やっぱり同じ様な造形チックな木々があって、気になったもんですからそこの人に訊きますれば…「いや、知りませんわ。何か実付いてるのも見たことないし…」と。え?
 「これは…あれちゃう?」と“川西 | イチジク”と検索すれば、大当たり。そうか…実も葉もないイチジクの木ってこんなんやったんですね。知りませんでした。
 イチジクといえば羽曳野と思っていましたがここらも産地とか。しかもここ川西は“現代いちじく発祥の地”とか。へぇ、これも全く知りませんでした。
 川西は県下第2位の出荷量を誇っているということですから、知らん方がもぐりの関西人ってことになりますわ。しかしながら…イチジク畑の横に4年いながら知らんという人もいる現実…激忙の日々を送ってると、案外見えんもんなんかもしれませんなぁ。

(於:兵庫県川西市) 木のフシに顔がある部分もあるわぁ。

| |

« 名物“赤たてもなか”杉屋 / 榛原 | トップページ | 洋風感覚瓦葺、和洋折衷のパラペット家屋。 »

小発見」カテゴリの記事

植物」カテゴリの記事

大阪、京都以外」カテゴリの記事

コメント

  イチジクとかビワはよく庭木として植えられているのは見かけますが、果樹園として栽培されているのを見る機会は少ないですね。

 子供の頃に近所のイチジク畑で、堆肥代わりの古い畳が樹の根っこ周りに敷き詰められていた光景を思い出しました。

 子供心に市販されている様なでかいのを実らせるのは大変だなぁと思ったもんだす。

 今では何処も宅地化されて見る影もありませんが、懐かしい光景の残る場所が未だ近郊にあるのですねぇ。

 まぁ、写真でも民家が直ぐ傍まで迫っている様子で、何時まで残るかは疑問ですが・・・。

投稿: 戦後派 | 2015年3月17日 (火) 07時32分

イチジク!
裏庭に植わってるイメージで、子どもの頃からよく見てましたが、イチジクってこんな木でしたっけ!?
なんか、海中にあるサンゴみたいだ。

投稿: おばちゃん | 2015年3月18日 (水) 10時03分

おばちゃん様同様、我が家にも昔イチジクの木があったけど、こんな形ではなかったように思います。多分、収穫が良いような枝ぶりにしてあるんでしょうね。あと、収穫しやすいように、上に成長させないとか・・・梅もそうなんですよね。
しかし、すぐ横の住宅地の方、無頓着と言うか、なんというか・・・

投稿: 天王寺蕪 | 2015年3月19日 (木) 22時13分

●戦後派さま
堆肥代わりの古い畳と言えば、山城の竹林で何度か見たことがありますが、スタイロ畳が幅を利かす昨今は…どうなってるんでしょう。
近郊の農地は…徐々に徐々にその面積が減っていってホンマいつまで残るんでしょうか。ちょっとでもあった方が潤いがあってええんですけども。

●おばちゃんさま
ホンマや!サンゴっぽい…って写真でしか見たことはありませんのですが。

●天王寺蕪さま
そうなんですか。収穫目的やと枝ぶりが変わってくるというのはおもしろいです。
で…まぁ興味ないもんって、案外視界に入ってこないもんですね。私もそんなもんがいっぱいあります。美術館の中にはほんといっぱい…って罰当たりなこと言うてもた。

みなさんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2015年4月14日 (火) 10時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イチジクの木、まるで造形物。:

« 名物“赤たてもなか”杉屋 / 榛原 | トップページ | 洋風感覚瓦葺、和洋折衷のパラペット家屋。 »