切り株土に還り、そこに草宿る。
先日行った堺区の某寺。結局御手洗見つけられずでコンビニで借りよと外出るも…なし。「公園にはあるやろか…」と行くも…なし。耐え難い状態の中、下見て歩きますれば、こんなのが。
春ですなぁ。ひとあし先に雑草が青々としてますけど、それが、切り株からも生えてますわ。この手の状態は、昔、木の電柱を切ったところからタンポポが生えてるのを見たことがありますけど切り株は案外はじめてかも…って見過ごしてきただけでしょうけどね。
あったものが土にかえってそこに新しい命が生まれる…こうなる前に雨風や虫、微生物がここを耕したこと思うと、世の中全ての事象が色んなもんと絡まり合って成り立ってるんやなぁなどと、今さらながらあれこれ思いました。
(於:堺市堺区) 結局市立病院でようやく手洗すませた。観光に力入れるんやったら、もっとトイレつくらなアカンのちゃう? “利晶の杜”もええけど。
※関連記事:
『電柱の切り株、土に帰ってタンポポがそこに…』 2009年10月 記
『切り株に、やどり草。』 2015年2月 記
『切り株から新しい木生えてる』 2015年2月 記
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コメント
その昔、京や大坂には“辻便所”ちゅうモンがあったそうな…町の辻に四斗樽を地面に埋め板囲いしただけの簡単な作り…これが現在の公衆トイレの前身。
その一つ、千日前法善寺の路地西出口にあった小便担桶、その傍らで一軒の関東煮きの軒店…今の「正弁丹吾亭」やとか。
“出物腫れ物ところ嫌わず”とか…私も催してパチンコ屋・コンビニ等を探すも見つからん時はホンマ困ります(汗)。
囲い無いけど、この切り株 腰掛けるのに恰好やと思いますが…いやいやアカンアカン(笑)。
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年3月 9日 (月) 15時47分
所謂「植生の変遷」ですね。
切り株は倒木更新できず(子孫を残さず)に、日当たりの良い場所だけをを提供した様で。
子孫に後を託すのも大変ですねぇ。
何処かの家具屋さん、何処かの国・・・。
それとやっちゃんさんを受けて、最近の学校にトイレも洋式化が進んでいるんだとか。
コンビニのトイレとか、前に誰が座ったか判らんという変な「潔癖」が発動するので、外では和式の方が落ち着く世代です。
環境の変遷に付いていけてない(涙)。
投稿: 戦後派 | 2015年3月10日 (火) 07時01分
●難波のやっちゃんさま
“正弁丹吾亭”てこれまたケッタイな響きやことと思てましたけど…やっぱりそういうことからこんな屋号になってたんですね。“丹”も“痰”に通じる響きで…あんまり行きとないかなぁ。
京都の公園にはたいてい講習便所があって助かるんですが大阪は…ねぇ。タクシーの運転手さんらどないしてはるんやろと思いますわ。ま、堺にはこの“切り株”があるからえええですけどね(ウソ)。
●戦後派さま
そうそう、公衆便所の便器が洋式しかない状況はホンマ嫌でイヤで、便座にはナンボ消毒剤が用意されていてもよう座りません。もちろん便座上げてそこにまたがりますが…そのうち歳とってはまったりするとかっちょ悪いことやろなぁ。
けどまぁ逆に“洋式しかようせん”人もおるそうで…これからも両方設置して欲しいもんです。
お二人ともいつもコメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2015年4月14日 (火) 09時17分