防火水槽 150 ■ 奈良県宇陀市榛原萩原2654
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文化財の旧旅籠“あぶらや”とそれもよろしいけど、こっちもよろしいなぁ。
あぶらやの第148号からほんの少し伊勢本街道を行きますれば、立派な旧家がありました。左へ真横に伸びる松の枝ぶりがこれまたええ雰囲気を醸し出してますわ。
立派なシチュエーションにはやっぱり立派な防火水槽。建物の左隅にデンと鎮座されておりました。正面には“水用”、左右の側面には“水”と記され、コンクリ製ではありますが、表面は粒石で化粧されています。左下には排水口。ただ、栓がされていませんので、今では飾りとしてここに置かれていると言った感じです。
この様な家屋が残っていてこそ旧街道の風情は保たれているわけで、代々維持してはることに感謝せんならんなぁと改めて思いました。
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宇陀市指定文化財の旧旅籠“あぶらや”の前に、第148号はありました。
近年改修工事が行われたということで、建物は当然、防火水槽までピッカピカ。「やっぱりこの手の文化財には防火水槽は必須アイテムやで」と新調されたんでしょうかね。左下には鋼鉄製の排水口も備えら…やっぱり今日の防火水槽は違いますなぁ。しかしながら今の時代でも防火水槽って流通してるんですねぇ。ちょっとびっくりですわ。
てなこと思っておりましたが帰宅後、写真をよく見てみますればこれ、前回紹介しました第147号と同じ意匠ですわ。左下に排水口があるのも同じ。ただ、ちょっと後付けといった風情が漂っています。しかしながら…147号とこれと、随分見栄えが違うもんですなぁ。高圧洗浄をした後、セメンで補修してこうなったのかもしれません。
しかしながらやっぱりこういうシチュエーションにあったらよろしいなぁ。欲を言うとまぁ、石製やったらもっとええなぁと思いますな。
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桜井の街をしばし散策。街道を右に曲がれば…
…なぜかそこにはアーケード。しかも道幅の半分だけ。その上店舗らしき店舗は1軒だけで…何なんでしょ?
アーケードのない側に石碑を発見。どうやらここには“櫻井魚市場”があったということでしょうか。それとこのアーケードとは関係あるのかないのか…それもわかりません。
ただただこの様にすると雨もかからんでええわと作った割には頑丈そうで…何か不思議な光景。
で、それも気になりますが、この石碑の“ 跡”の前にある漢字は…何と読んでどういう意味があるのでしょう? 私なりに調べて見ましたがさっぱりわからんまま。ほんまにこんな漢字あるんかなぁ…って、ま、私が知らんだけなんでしょうけど。博学なコメンテーターの皆さん、ひとつお教えを。
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今日は高槻市某所で仕事。はよ着きすぎてコンビニの駐車場でコーヒー飲みもって前見ると…
…なんと短いガードレールやことで。まぁ原則に従って設置していくとこうなったんでしょうけど、なんかなぁ…こんなん要りまっか?
そもそも歩行者の安全のために設置してるもんなわけですから、この電柱がその役目してくれますやん…っと思いつつストリートビューでチェックしますれば、電柱は歩道の向こう側でしたわ。
てなことはやっぱり必要やということですか。けどまぁどっかで「無駄ちゃうん」という思いは残りますけど。
(於:高槻市) ここらは孤島状態やなぁ。新幹線走ってるっちゅうのに。
※関連記事
『法には忠実なんやろけど、必要か?』 2007年12月 記
『原則通りか?きっちり舗道と路側溝。』 2012年3月 記
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手前にサビサビのブリキ製町名看板。「ほとんど読めんで」と思いふと奥見ると、奥にも町名看板。
そこには“西口町三丁目”とあります。よく見れば“桜に井”のマークも。これはきっと桜井市の市章でしょう…と思いましたが、調べてみますと今の市章とは違う様で…たぶん合併して市政になる前の桜井町の町章やないかと思われます。
さて手前にある町名看板。よく見れば“西本町五”と読めますが、“町”と“五”の間の右に“通”の文字が書き加えられています。「西口町3の次はは“西本町5”やった時代があったということか…」と思いましたけど、これはどうやら“通”を記すのを忘れた様で、本町通のそれも、やはり“通”が書き加えられていました。何とも不細工なことで。それでも訂正して使おうというのが…ちょっと時代を感じますなぁ。
で、話戻って奥の町名看板。こちらは色褪せもサビもなくええ状態で残っていますが、肝心の(?)広告部分が読めんのが、かなり残念。これでは…判らんなぁと思いつつ“小型自動車は”を画像検索にかけてみますれば…あったあった。見えん部分には“ウメモトへ”と記されている様です。
しかしながら何でこんな奥まったところに設置したのでしょうかね。町名変更でまぁ奥に追いやられたってことなんでしょう。お陰で今もキレイに残っていて…よろしいなぁ。
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大概のソースは“りんご、トマト、たまねぎ、その他”程度でもひとつ何が入ってるのかわからんというか、まぁせいぜい5〜6種類しか使ってないのかなぁと思っていたところにこんなソースを生協のチラシで発見。さっそく購入して食してみました。
届いた商品見れば濃厚ソース。てっきりウスターやろと思てましたのでちと残念。レッテル見ますればパイナップルやらにんじん…うん、確かに10種類の野菜果実の写真(…絵かも)。何とも楽しなってきます。
まずはそのまま。とろみも色合いも自然な感じ。香りはまぁそれほど特徴的ではありません。さてそのお味は…うん、確かに「フルーツぅ」な感じ。やさしい甘みと深み、しばらくして香辛料のピリピリが舌を刺激するという品のある味わいです。
次にいつも通り焼きそばにして味わってみました。まず見た目。ご覧の通り薄めの色合い。素材の色を消すことなく自然な感じに仕上がりました。で、その味わいは…はい「甘口やなぁ」ってところでしょうか。甘みが前に出てソースに期待するピリっとしたスパイシーなもんがかなり抑えられた印象を受けました。まぁ、その辺は他のソースを加えておぎなえばええですかね。化学調味料等を使っていない観点でも、お子向きに最適なソースやないかと思いました。
総合的な印象は以前に記したCO-OP 日本の野菜・果実ソースに近い様な…って、それはレッテルの雰囲気が似ているからかもしれません。今回のも“GM22”の記号が記されていますので、日本デルモンテの群馬工場製であることは間違いないでしょう。ただ、これにはJISマークは入っていません。10種の野菜果実の何かがJISの規格にそぐわないのか…品質的に劣ってるとは全く思わんのですが。
名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(トマト、りんご、たまねぎ、レモン、オレンジ、パインアップル、マンゴー、セルリー、にんにく、にんじん)、砂糖、醸造酢、食塩、 赤ワイン、香辛料、しょうゆ(大豆、小麦を含む)、増粘剤(加工でん粉) 販売者:日本生活協同組合連合会GM22 東京都渋谷区渋谷3-29-8
「これ、ワイン入ってるわ」てお子に言うたら、食べよらんやろなぁ。変に真面目やし…
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今日の午前中は長居公園あたりで仕事。次への移動で近鉄は矢田駅へ向う途中…あったあった久しぶりに。
“パンション”の存在も久しぶりなら、外国語のローマ字表記も久しぶり。
パンションのアルファベット表記は、今回はじめての遭遇。そのあとに付く“CLEAR”が何の間違いもないスペルですので「ん?パンションって…これでええかったんかなぁ?」と一瞬思いましたけど、いやいや何のなんの。
建物はアパートをコンクリ造にした様な感じ。調べますれば賃貸ワンルームマンション物件みたいですので、堂々フランス語で“PENSION”とは名乗れなかった…っというよりやっぱり“マンション+ペンション=パンション”てなとこでしょうかね。
HAIMUやらSiSuKOやら…以前難波のやっちゃんさんがコメント欄に記された様に、ここら辺は外国語のローマ字表記のお好きな土地柄なのかもしれません。
(於:東住吉区) 改修以前は“パンション クリア”とカタカナ表記やった模様。
※関連記事:
『“パンション”て、何なん?』 2008年12月 記
『久々に“パンション”見っけ。』 2012年1月 記
『面マンション風、けどアパート風。パンション。』 2012年2月 記
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NHKでマッサンの公開セット見て帰りしな、歩道橋を自転車で上がりますれば…
…真下にバスの乗客が。ポンと飛び乗れそうなその距離感にお子もビックリの大喜び。駅弁よろしく何ぞここで物売りできそうでっせ。何がよろしいかなぁ。そや、一曲歌って投げ銭ライブってのがええんちゃいますか…と思いましたけど、いっつもちょうど歩道橋の真下で信号待ちしてるわけでもないですな。
これ、昨年7月から運行している近鉄バスの“OSAKA SKY VISTA”。二階建のオープンデッキバス。時折「走ってるなぁ」程度に見てただけですが、この様に見下ろすと、なかなかおもろいもんですわ。
二階建のバス…そう言えば昔々、近鉄の路線バスで一度見たことがあった様な気がします。もう記憶の彼方の奥の方にある思い出ですからどこで見たのかもうろ覚え。調べてみますればビスタコーチと言うバスだったとか。
二階建でビスタで近鉄と言えば近鉄特急ビスタカーもしかり。近鉄は昔から二階建を切り札にしてきたということでしょうな。今回のも“VISTA”と付くところにその伝統が感じられます。
上六発着で大阪城から中之島公会堂、御堂筋を通り道頓堀、電気街、通天閣、ハルカスを1時間半かけて巡って大人2,000円。乗ってみたい気もするなぁ…でも、まぁええか。ちなみに1階席は半額…はウソ。そもそも展望目的の二階建バスの1階って、どうなってるんでしょうかね。
ついでに…近鉄の路線バスもこれと同じ青紫と黄のカラーリングですが、この色合いって何とかならんのでしょうかね。目立ちはするものの、あまりにも景観と調和せんのがどうかと思うんですが。
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難波のやっちゃんさんが146号の記事へのコメントで書かはった通り、ここらは防火水槽が多く残っていました。
今回の第147号はシュロが生えてインパクト大の146号のホンのそばにありました。その姿はまぁ至ってありがちな風情と言った感じ。左下の排水口に塩ビが使われていますが、これは元々の姿なのか改良されてこうなっているのかがもひとつわかりませんが、そないに年代物という感じでもなさそうです。その割にひび割れコンクリが剥離しているのが不思議な感じ。ちょっと粗悪品なんかもしれませんね。
引いて見れば、目の前の路面に消火栓、右手には水道の蛇口にホース…第147号は安心しきって余生を送っていることでしょう。
(於:奈良県宇陀市) 同型の新品らしきものもこの町で発見。そのうち記事に。
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摂津市は某所で仕事終えて帰りしな、渋滞に巻き込まれちとイライラ。同乗のお方が「あのバス停…」。おっ、ホンマや。
確かに変わってるというかなんと言うか。ちょっとしいたけられている風情もありますなぁ。歩道なき道路にバス停となると、こうせなしゃない…と言うか、よく思いついたなという気もしますね。確かにこれなら邪魔にならんでよろしいわ。
しかしなんです、この丸いバス停の看板も知らん間に懐かしい部類に入りましたな。どこか郷愁を誘うというか生活臭が漂うというか…それがここ、新幹線の高架下にあるというコントラストが、たまらんええなぁと思いまして。同じ場所にして上と下でまったくの別世界、しかもどっちも現実やのに交わることがなくて。普通と言えば普通。けど…おもしろいなぁ。うまく言えませんけど。
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今日は谷町線に乗って仕事へ。車内に河内音頭のメロディが鳴って「なんじゃこれ」と思えば終点の八尾南駅に。かなりウトウト状態で乗ってましたから目が覚めてちょうど良かったんですけれど…終点で流れる音楽、こんなんに変わったんですなぁ。
八尾といっても八尾南。駅の南側はバスの発着もあってそれなりにまぁ“駅前”ですが、北側は…。こんな駅前も珍しいのとちゃいますか。
見ての通りな〜んにもない空き地。ここは元々八尾飛行場やったところですから、まぁこうなんでしょうけど、いったいいつまでこの状態のままにほっとくんでしょうかねぇ。ここが廃止されたのが1984年って…何年経ってますねん。未だ国有地とかで、なかなか処分できんのでしょうか。しかしながら…なんでこの様に舗装をわざわざ部分的に割って掘り起こしてこの様にしてあるのでしょう? ここを滑走路と間違って着陸してくる飛行機がいるかもしれんとそれを阻止するためにこうしてある? ちゃいますか。
この広大な空き地の前には、こんな水たまりがありました。
池の様な川の様な…まぁ川なんでしょう。水の中から青々とした草の新芽が…よろしいなぁ。考えてみたらコンクリで護岸固めてない池や小川って、今やすっかり見かけん様になったもんです。何かまるでビオトープみたい…って、まぁ、自然にはこんなまっすぐな水路はできん様に思われますので、結果的にそうなってるとも考えられますな。何とも…ホッとしますなぁ。晴れた日には青空も写り込んで、これまた春らしさもよりええ具合になるんでしょうな。八尾南駅は北口の水たまり、ここ、おすすめですわ。
(於:八尾市) その昔はここと今の飛行場が繋がっててその下に“河内地下道”ってトンネルがありました。大雨で水没たことも何度か記事になってましたな。懐かしいなぁ。
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榛原での昼食は、時間がなくてたこ焼きに。
駅降りて目の前にあった八というたこ焼き屋さんで購入。あれこれ味付けが色々ありましたけど、冒険せんとソース味を注文。6個で360円やったかなぁ。
駅前のベンチに移動し袋から取り出しますれば、木の舟がプラの使い捨て容器に乗せてありますわ。何か昔の風情を無理からに取り入れている感じが…これはこれでおもろいですなぁ。
さ、食べよ。久々のたこ焼きやで何年ぶりやろか…って思えば半年ほど前に仕事上で食べたか。まぁそういう時はあれこれ思わんもんですっかり忘れてました。
で、割り箸割って…「え?たこ焼き言うたらつまようじで食べなアカンやん」と思うものの、見れば一玉の大きいこと。「昔つまようじで食べてた頃のはもっと小ぶりやったわな」と箸で食べはじめました。「おいしいなぁ」…いわゆる“外カリっ中フワっ”で、「さすが“優勝”の実績を誇ってはるチェーン店だけのことはあるわ」と食べているうちに、舟に“トロッ”がいっぱい付いて…「あ、これはたこ焼きのフリしたもんじゃ焼きやないか?」と。
そうか…そやったんや。そう言えばその半年前に食べたたこ焼きも大玉で箸で食すタイプでしたわ。長いことたこ焼きを食べんうちに、すっかりたこ焼きは変化を遂げていたんですなぁ。昔のはもっと硬かった。自分が10代の頃は6〜10個で100円でしたから「最近のたこ焼きは高いなぁ」と思てましたけど、この味でこのボリュームやと、むしろ安いんかもしれませんな。
しかし何です。もんじゃ焼きは相変わらず大阪では流行らん食べモンですが、じつはたこ焼きを隠れ蓑にして関西にも深く入り込んでいたとはちょっとおもろいなぁと思いまして。ま、もちろん中身がもんじゃ焼きと一緒やないことは百も承知で勝手な解釈してるだけですので、その辺のツッコミはひとつ堪忍してくださいな。
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近鉄大阪線は榛原駅あたり、伊勢本街道と交わる高架下を行きますれば何やら立派な看板が。
それ読めば“昭和20年7月に米軍が戦闘機から電車に向けて機銃掃射をした弾痕跡がここにある”とのこと。見れば確かにコンクリがえぐれた跡が5つ6つ。こんなところに、しかも電車めがけて攻撃しとったとは全く知りませんでした。
榛原空襲…調べますれば死者11人、負傷者27人を出したとの事ですが、実際には死者40名以上という話もあるそうです。
こういうコンクリがえぐれた跡、今までにも見た様な気がしますが…どこで見たのかも覚えてません。もちろんそれが弾痕跡とも正直な話、知りませんでした。
先日某Barのお方がされているFacebook“大阪千問答”が、福島区のガード下にある弾痕跡のことを記されていましたが、これも…知りませんでした。
基本、自分で見つけたもん以外は載せんのですが、こういうことはちょっと別やなぁと思う部分あって、ここに記すことにします。
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アリナミンの会社が農薬も手掛けてるって思うと…ちょっと気持ち悪いかも。
昔ながらな感じの店の軒下にこんな看板がありました。○○肥料店…肥料専門のお店というのもあるんですなぁ…と思いましたけど、これ、農薬の看板ですな。まぁ結局農家相手に商いをされているということでしょう。
で、これ、○に△のタケダの看板。先にも書きましたけど、人間が身体にええと摂取するクスリと同じ会社が、害虫など虫を殺す薬も作ってるって、まぁそんなことないんでしょうが「ほんまに大丈夫なん?」って思ったりしますな、いや「農薬成分が混ざってへんのかいな」とか。
てなこと思いましたが、タケダは農薬事業を住友化学との合弁を経て譲渡し、今は手を引いているとか。ま、経営資源の集中ということでしょうが、あぁこれでタケダのクスリ飲むのもイラン心配せんでええわ…とか何とか。
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横から見ると、三角屋根はパラペット。
パラペットと言えば木造家屋をコンクリ造に見せかけたりするもんやと思てましたけど…こんなんもあるんですなぁ。ここは…日本家屋をちょっと洋風に見せたくてこう改装しはったんでしょうかね。ただ、仕上げに素焼きの瓦葺きしかも鬼瓦付きにしはったところが洋風にもなりきれてなくて…でもまぁ、伊勢本街道に面しているところゆえ、景観に配慮してはるのかもしれません。
正面から引いて見れば、こんな感じ。
本来の屋根がちょっと、いや、かなり左にむいて傾斜があって…かなり個性的な建物ですわ。これだけの傾斜ですから、経年変化でこうなった訳でもないでしょう。よく見れば、煙突も左に傾いてますなぁ。
喫茶店か何かをここで営まれているのかいたのか…まぁちょっと不思議な家屋やこと。いつまでもこのままであり続けてほしいもんです。
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木曜日は川西の某所で仕事。川西池田駅の南口を出るとそこに、こんな枝振りの木が。
この状態…まるで人がこさえた造形物みたいですな。何がどうなってるのか判らん様な好き勝手さ加減…よろしいなぁ。
他のも見ると皆同じ様な感じ。この状況は、果実ができる木で、ここは農地なんでしょうな。
駅からしばらくしたところが今日の仕事の現場。その横にも…やっぱり同じ様な造形チックな木々があって、気になったもんですからそこの人に訊きますれば…「いや、知りませんわ。何か実付いてるのも見たことないし…」と。え?
「これは…あれちゃう?」と“川西 | イチジク”と検索すれば、大当たり。そうか…実も葉もないイチジクの木ってこんなんやったんですね。知りませんでした。
イチジクといえば羽曳野と思っていましたがここらも産地とか。しかもここ川西は“現代いちじく発祥の地”とか。へぇ、これも全く知りませんでした。
川西は県下第2位の出荷量を誇っているということですから、知らん方がもぐりの関西人ってことになりますわ。しかしながら…イチジク畑の横に4年いながら知らんという人もいる現実…激忙の日々を送ってると、案外見えんもんなんかもしれませんなぁ。
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昨日の記事にある古い町名看板は、この家の隅、電柱に隠れたところにありました。
“菅公”は、まぁ見慣れたもの…と言っても最近はほとんど見かけなくなりましたか。ニチデンは…ま、どうでもええでしょう。そんな看板に比べると控えめな風情のものがふたつ。小振りで雰囲気ある字。“赤たてもなか”…どうやらこのあたりの銘菓なんでしょう。
…と言ってもかなりの年代物の看板。今ではもうまぼろしの銘菓になっているかもなぁと思いつつ気になって、帰路、駅前の観光案内所で「赤たてもなかの杉屋さんって…こんな看板見たんですけど」と写真を見せると「ありますよ、定休日かもしれませんけど」とのこと。地図もらって行き道教えてもらうも、ちょっと一本早めに右折しますと…もうさっぱりわからん状態に。「まぁええわ」と歩きますれば、“赤たてもなか”のプラ看板発見。
看板は色褪せているし、テントは破れてなくなっているし…こらぁもうアカンのかと思いましたが、教えてもらった場所と違うしなぁともう一度地図に忠実に歩きますれば…杉屋さん発見。酒屋さんもされている店内で迷わず「赤たてもなか、4つください」。
思いの外若い大将(?)が出てきて何となく“赤たて”の由来やら琺瑯看板の事など話すこともなく…ちょっと残念。でもまぁ、店開いていて買えただけでも満足ですわ。
で、モノは、こんな感じ。
まぁある意味いたって普通の最中ではありますが、これがね、なかなかの逸品。香ばしい皮に北海道産小豆使用の品の良いあんが包まれています。その甘さが…ちょっと昔懐かしい感じがします。割とキツめの甘さ…最近は甘さ控えめとか、和三盆によるあっさり目の味わいが多い様に思いますが、ここのはガツンと甘さが前面に感じられます。でも…決して下品な味わいというわけではありません。「あぁ食べたぁ、美味しかったぁ!」という満足感で満たされる味わいと言うのでしょうかね。写真見てると…また食べたいなぁと思いますわ。
古い琺瑯看板にある商品が今も現存する…何とも嬉しいことです。ちなみにここにある看板は…どれも現役。ニチデンさんも…ですわ。あ、それで「何で赤たてか?」ですが…ここをお読みください。
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先に宇陀市某所に行った折、帰りしなにも少し駅周辺を探索。古い町並みがええ感じやと思いますればそこは伊勢本街道。少しそれて先へ行きますと、木造家屋の片隅にカメレオン状態の町名看板を発見。
見ての通りかなりの経年変化が生じていますので全くその役目を果たしていない物件ですが、まぁ“新吉田”は読めます。ですがその上は…町村合併前の“榛原町”と記されているのでしょうな。
現行の町名看板がどこにもなかったので帰宅後調べてみますればここは今“榛原萩原”という地名の様で、2006年から2011年は“榛原区萩原”の住所だったとか。
新吉田…この地名、ネット上ではほぼ確認できませんでした。“新”と付くのが気になるところ。ただの“吉田”もあったのか、新旧の新ではないのかもしれませんね。
…とまぁ謎の町名も気になりますがやっぱり広告部分のMobilがええ味出しているのは言うまでもありません。こちらの石油店も、やはりネットでは見つけられませんでした。てなわけでこの看板は…まったく用をなしていないわけですなぁ。ま、昔の町名を伝え続けていくという使命を背負ってはいますけれども。それも大事ですな。
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毎年1月17日と3月11日は「さて…」となりますが、3月11日は…ただの災害やないので記せることがないなと毎年思います。東北の農産物買うなり旅に行くなりする気には正直なれなくて。総理大臣は言います「経済最優先」と。その度に思います「復興最優先ちゃうんや」と。
4年経過…風化させようのないえらいことが今だに進行中の様に思えてなりません。
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今日は榛原よりちょっと手前の桜井市某所で仕事。電車で10分ほどの差ですが、ずいぶん近くに感じるもんです。例によってはよ着いたのでしばし探索。「何もないやん…」と当初思うもそれは駅の北側に出たから。南側にまわり歩きますれば…よろしいなぁ。まぁちょっとここも賑わいをなくしてさみしい空気が漂ってはいましたが。閉鎖されたボウリング場あたり(桜井1番街)は、かなり…
ま、そういう光景はよそにまかせて、ちょっとええなぁと思った一角がここ。
アーケードがなくなったところにある蔵っぽい店舗。その佇まいが寒空の下になんとも合ってええ感じ。もちろんこの看板がその風情をより味わい深いもんにしてますな。特にこのカバンと傘の絵、これ…モダンですなぁ。まぁ“モダン”と言っても本来の意味ではなくて…ですが。全体的に垢抜けしたシュッとした意匠と店舗家屋。当時は合っていなかったかもしれませんが、時を重ねるうちに馴染んできた感があって、そこがええんやろなぁと…いやいや、そんな分析は無粋でした。スンマセン。
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今日は奈良県宇陀市某所で仕事。近鉄大阪線は榛原駅で皆さんと待ちあわせ。“榛原”、上六や鶴橋のアナウンスでよく耳にする駅名(地名)ゆえ、勝手に近場かと思い込んでましたら…えらい遠いとこですなぁ。「ここはもう三重県ちゃうの?」ってくらいに。ま、それはそうとちょっと早めについてしばしの探索。アーケードなきちょっとした商店街を歩きますれば…十字路角で頑張ってまっせ、ツンツンのシュロが。
「こんなところにもシュロは生えまっか」と思たのも一瞬、その根本見ますれば…これ、あんさん、防火水槽から生えてますがな。ひぇ〜、ちょっとびっくり。
誰かがここに植樹したのか、はたまた勝手に生えてきたのか…なかなかの生命力を持つシュロですから、どっちの線も考えられますな。
こんな木が生えているというのに受け皿の水槽は普通よりちょっと小振り。中はきっと根っこでギシギシになっているんででょう、ひび割れ朽ちかけている状態を針金で縛り付けられて、何とか防火水槽の程をキープしているといった感じです。
余生にしてはあまりにも過酷すぎる日々…気の毒の様に思いますが案外「生涯現役でっせ」と老体に鞭打ってそれなりに充実した日々を過ごしている様に見受けられました。
(於:奈良県宇陀市) 電車内で2度ほど耳の中が“ポコっ”と抜け…標高差あるんですなぁ大阪と比べて。
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先日行った堺区の某寺。結局御手洗見つけられずでコンビニで借りよと外出るも…なし。「公園にはあるやろか…」と行くも…なし。耐え難い状態の中、下見て歩きますれば、こんなのが。
春ですなぁ。ひとあし先に雑草が青々としてますけど、それが、切り株からも生えてますわ。この手の状態は、昔、木の電柱を切ったところからタンポポが生えてるのを見たことがありますけど切り株は案外はじめてかも…って見過ごしてきただけでしょうけどね。
あったものが土にかえってそこに新しい命が生まれる…こうなる前に雨風や虫、微生物がここを耕したこと思うと、世の中全ての事象が色んなもんと絡まり合って成り立ってるんやなぁなどと、今さらながらあれこれ思いました。
(於:堺市堺区) 結局市立病院でようやく手洗すませた。観光に力入れるんやったら、もっとトイレつくらなアカンのちゃう? “利晶の杜”もええけど。
※関連記事:
『電柱の切り株、土に帰ってタンポポがそこに…』 2009年10月 記
『切り株に、やどり草。』 2015年2月 記
『切り株から新しい木生えてる』 2015年2月 記
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今日は和歌山は海南市某所で仕事…遠かったなぁ。
和歌山言うたら中華そば食べたいなぁとなるわけで事前チェックしたもののどうも海南駅前には中華そば屋がなさそげ。乗り換えの和歌山駅でさぁどうしよかと思てますればホームに駅弁売る店が。屋号見れば“和歌山水了軒”。おっ、ここ和歌山にも水了軒があってしかも健在か…これがええなぁと思いつつその横見れば狭いせまい立ち食いうどんのスペースがありますわ。しかもそこには“和歌山らーめん”の文字がうどん・そばより前に書いてあって…やったぁ。で、「ここで食べよ」とラーメン注文。
まな板の上に昆布片が一枚…「おっ、ちゃんと出汁とってはりますなぁ」と見ておりますればビニールパックの濃縮スープを取り出し鉢の中へ。ポットからジャーっとお湯を目分量で注いでその間に生麺茹でてホイホイの出来上がり…まぁ、そらそやなこの極小の厨房でそれ以上のモン期待する方が間違ってますわ。
お代410円払いコショー振って「さぁ食べよ」と思いますれば「あっ、やっぱりここですか」と仕事先のお方登場。ふたりでズルズル。「どぉ?美味しい?」とお店のおねぇさん。「うまいですわ」と…うん、ホンマに美味いのでウソはありませんが…どうも業務用スープを褒めるというのも、何やスカッとせんもんがありますな。
塩分の取りすぎもイカンやろとちょっとおつゆ残し、電車に乗って海南へ。和歌山で中華そばと言うたら…早寿しも食べとかなアカンなと今度は駅前近くの“おまめ寿司部”で早寿司を購入。1個250円なり…ちょっと相場より高いかとも思いましたけど、かなり大振りの上、ホンマもんの笹で巻いてありますから、中華そば屋さんのテーブルに盛ってあるそれとは同列に語るもんではありませんな。
真ん中にのってるのは「タケノコか?」と思いましたが、これは生姜。そらそうですな。この生姜がええ仕事してましてこれまた美味しいおいしい。ただ…箸もお手拭きももらえなかったから、手が甘酢でベトベト。おっさん二人が駅前で難儀しながら食べる早寿司…ま、これも小旅の思い出のひとコマとなることでしょう。ごちそうさん。
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今日も「どこが堺やねん」な美原区で仕事。その後は前回同様、ある梅の開花状況をチェックしに堺区の某寺へ。今回は満開…ってちょっと散り始めか。思う構図はモロ逆光で撮れず…ま、しゃない。
撮影終えてしばし探索…ってホンマは御手洗探してウロウロ。全然ありません…ってまぁ、あるにはあるものの、拝観料納めんと、何となく使わせてもらいにくいもんです。で、さらにウロウロしますればこんな木発見…ってまぁなんと前振りの長いことで。
一本は途中で伐られてしもてますけど、何がどうなってるのかわからんぐらい渾然一体となっている木がありました。よく似た幹の太さでありますので同じ頃にここで根を生やしはじめて何十年と張り合ってきたものの、ついに一本が負けたということなんでしょうか。残った一本はようやくスッキリしたと感じていることでしょう…って、案外腑抜け状態なんかもしれませんな。活力ってモンは、適度に負荷がかかってこそ湧いてくるもんなんかもしれんなぁと…ま、そんなこと考えてませんでした。
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カタカナ表記の看板ですから、もひとつ時代がかった風情はありませんな。
カワムラサイクル…“サイクル”と付くものの、そのブランドを目にするのは車イスだけ。中国製自転車の台頭に20年前の震災で打撃を受け自転車部門から撤退、親会社が何度か変わり、今は車イス専業メーカーとして見事に復活してはるそうです。
自転車のこと詳しくありませんが、川村と言えば高級自転車の製造元として知られていたとか。その自転車の権利はいま、別の会社が持っていて復活したとネットにありましたが、その社のHP等にはつながりませんでした。
いずれ車イスの世話にならんときが来んとも限らんわけで、その時はアホげ継続も大変そうやなぁ…って、いったいいつまで続ける気やっちゅうねん。
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今日的な建物たくさんの堺の街に、蔵が残ってますわ。
かすかに漂う芳しい香りに昔から伝わる木製看板…これは線香を囲う蔵の様、さすが地場産業だけに、歴史ある建物が残ってるんですなぁ。
とか思って横から改めて見ると…っはは、これ、ハリボテ。見ての通り前部だけお面かぶって本体は鋼鉄製の倉庫でしたわ。
ちょっと騙されたなぁって思いでその場を後にしました。ですけどまぁ、景観に配慮することも大事なことかもしれませんなぁ…って言っても、ビルと駐車場に挟まれたこの地でいくら配慮しても…ね。ま、老舗らしさは充分演出されていますな、前から見たら。
(於:堺市堺区) 考えてみたら大阪証券取引所なんかもこれと一緒やとも言えるな。
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今日も京都の某所で仕事。薄暗い室内、しかも雨ですからまぁ何も見えんほどの空間で照明なしで撮影…仕事でこの様に目には見えんモンを見える様に撮るのは、フイルム時代には考えられんチャレンジですわなぁ。どんな写真か? ま、それは載せられんわけで…他の京都ネタ、いっときましょか。
先週行ったときに見つけた会社がこちら。今まで深く考えたことありませんでしたけど、そらまぁそういうモノをあきないしてはる組織はありますわなぁ。しかしながら“宗教用具総合商社”という響きは…何とも宗教っぽくないプレーンな感じがしますなぁ。まぁそこが“総合商社”なところなんでしょう。しかしながらどんな宗教のモンでも揃えてるのでしたら…いかにもニッポンって感じがしますが。ええことちゃいますかね。
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