防火水槽 148 ■ 奈良県宇陀市榛原萩原2672-1
宇陀市指定文化財の旧旅籠“あぶらや”の前に、第148号はありました。
近年改修工事が行われたということで、建物は当然、防火水槽までピッカピカ。「やっぱりこの手の文化財には防火水槽は必須アイテムやで」と新調されたんでしょうかね。左下には鋼鉄製の排水口も備えら…やっぱり今日の防火水槽は違いますなぁ。しかしながら今の時代でも防火水槽って流通してるんですねぇ。ちょっとびっくりですわ。
てなこと思っておりましたが帰宅後、写真をよく見てみますればこれ、前回紹介しました第147号と同じ意匠ですわ。左下に排水口があるのも同じ。ただ、ちょっと後付けといった風情が漂っています。しかしながら…147号とこれと、随分見栄えが違うもんですなぁ。高圧洗浄をした後、セメンで補修してこうなったのかもしれません。
しかしながらやっぱりこういうシチュエーションにあったらよろしいなぁ。欲を言うとまぁ、石製やったらもっとええなぁと思いますな。
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コメント
先週の木曜日、初瀬街道を名張から歩いて来ました。
杉林の続く宇陀川沿いを、赤目・三本松・室生ときて榛原は札の辻、“あぶらや”です…
あの本居宣長も泊まった舊旅籠ですので、當麻(41号)の如く石製を期待してましたが、残念ながら新調(又は状態の良いものを洗いに掛けた)したのかな。
この後、空襲弾痕跡・和洋折衷パラペット家屋・杉皮の外壁ビル等々を観ながら杉屋で“赤たてもなか”をお土産に買って帰りました(笑)。
龍造さんのブログで予習してたもんで、十二分に楽しめました!
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年3月30日 (月) 08時59分
●難波のやっちゃんさま
え…行ってきはったんですか。しかも〆に“赤たてもなか”まで…
どう考えても濃い小旅をされてきはったことやと想います。ええとこでしたよね、このあたりも。
あんまり役に立たん拙ブログですが、やっちゃんさんの様に実際に行ってきはるひとがおられるとなると、ちょっと…嬉しいもんです。
いつもあれこれとお付き合い、御礼です。
投稿: 山本龍造 | 2015年5月 8日 (金) 07時55分