防火水槽 147 ■ 奈良県宇陀市榛原萩原2429
難波のやっちゃんさんが146号の記事へのコメントで書かはった通り、ここらは防火水槽が多く残っていました。
今回の第147号はシュロが生えてインパクト大の146号のホンのそばにありました。その姿はまぁ至ってありがちな風情と言った感じ。左下の排水口に塩ビが使われていますが、これは元々の姿なのか改良されてこうなっているのかがもひとつわかりませんが、そないに年代物という感じでもなさそうです。その割にひび割れコンクリが剥離しているのが不思議な感じ。ちょっと粗悪品なんかもしれませんね。
引いて見れば、目の前の路面に消火栓、右手には水道の蛇口にホース…第147号は安心しきって余生を送っていることでしょう。
(於:奈良県宇陀市) 同型の新品らしきものもこの町で発見。そのうち記事に。
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コメント
榛原が歴史街道の往還する宿場町であったことから“他にも残っていそう”とコメントしたんですが…
146号や147号を見てますとやはり先日の記事(空襲弾痕跡)、敗戦末期に空襲に備え急造された防火水槽なのでしょうか?
防空頭巾を被りバケツリレーでの消火活動なども見てきたのでしょうネ…
天王寺蕪さんがコメントされてた様に、都市部を空爆したあと帰りがけの駄賃に残っていた爆弾投下や、クールダウンするため面白半分に機銃掃射したとしたら堪ったモンやありません!
投稿: 難波のやっちゃん | 2015年3月23日 (月) 09時26分
●難波のやっちゃんさま
そうか…確かに設置した目的を思うと戦争を見てきているんですよね、これら防火水槽は。銃弾痕を見るとホンマに使われた可能性もあるわけで…もうちょっと想像して干渉せなあかんなと…
コメントいつどきもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2015年4月20日 (月) 21時20分