ちょっといろたらええ感じ…けど“写真”やないかな。
緑色のペンキが剥げて、そこに浮き出た赤錆の風合い…よろしいなぁ。
その色合い、ちょっとクリスマスにぴったり。もっとぴったりにしたれと画像データを処理しますれば…できましたで!。どや、現代美術“風”なモンが…っていやいやまぁ洒落です。すいません。
“写真”…真を写すという漢字の持つ意味の呪縛にとらわれているのか、ふだん、調整程度にしか画像はいじらんのを良しとしておりますので、この手の画像処理はせんのですが、これもありかもと。何か、純粋にキレイなぁと思いまして。
Photographを“写真”と訳したのがそもそもの間違いとも言われていますね。「光画やろ」と。そう考えたら随分気分が軽くなるもんです。
とは言え写真と光画は別モンかなぁ。やっぱり写真の持つ記録性を使ってウソつきたくないですしね。ま、結局調整の程度の問題であっちのもんになるかこっちのもんになるか…その辺の線引きは、人それぞれか。ま、それでええんでしょうな。
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コメント
写真は真実かフィクションか…写真にも近松の虚実皮膜論がありますネ…写真が無かった時代、絵画が現実を模写(写実)したわけです。
写真や印刷技術が発明されると、撮影者の心や態度を表現する手段ともなりました…その意味では写心かも知れません。
写真の記録性と虚構性、時にはプロパガンダともなります…視る側も心眼(真贋)を養う必要があります。
投稿: 難波のやっちゃん | 2014年12月26日 (金) 19時40分
「錆が浮く」っていいますが、正に塗装を持ち上げての凹凸が油彩の様な濃厚さを醸してますね。
モノクロがメインだった頃は、暗室に籠ってあれこれテクニックを試したりもできたのですが、カラーの時代になってからはDPEに出して後は他人任せ(実際は機械任せ)になってました。
今更高価なデジイチを購入する予定もなく、単に記録としての使い道しかしてないので、トリミングと明暗調整以外の加工も覚える気も無しです。
投稿: 戦後派 | 2014年12月27日 (土) 07時42分
抽象画そのものですね
投稿: tougei1013 | 2014年12月27日 (土) 07時50分
なんか、隅の方でムンクが叫んでませんかね…
いや、ムンクは叫びませんか…(笑)
投稿: おばちゃん | 2014年12月29日 (月) 17時10分
●難波のやっちゃんさま
“虚実皮膜論”…恥ずかしながら私知りませんでしたがこれ、心理を突いてますね。「まさしく」って思いました。
>>視る側も心眼(真贋)を養う必要があります。
これも…「まさしく」ですね。
●戦後派さま
30年以上白黒のプリントで作品づくりやってきましたが、デジタル画像をいらう様になって…「これは…勝てんわ」と思いました。精緻な焼き込み覆い焼き、部分的な彩度調整などなどええとこだらけ。この調子ではもう一生、白黒プリントはせんのとちゃうかという感じです。
●tougei1013さま
でしょ。ホンマに抽象画っぽくなったなぁと。
●おばちゃんさま
確かにそれっぽい部分があるも「これ!」という部分見つけられずでした。
で、確かに「ムンクは叫びません」ね。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2014年12月31日 (水) 20時34分