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2014年9月11日 (木)

ジャンクション下の静寂

 今日は東大阪某所で仕事。地下鉄は長田駅で降りて東へ。人工島みたいなところもそうですが、こういう元々田畑やったであろうところがコンクリの街に変わったところも…ちょっとしんどいなぁ。そう思いつつ行き帰り、荒本にある東大阪ジャンクションの下を歩きます。騒音降り注ぐ中、見上げると威圧感あるもそれなりに圧巻…はまぁクルマの中からの車窓と同じ。日の当たらん薄暗い中、支柱見れば…そこに静寂が。
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 いやいやもちろん実際はエンジン音やら排気音まみれの中ではありますが、何とも言えん静けさがそこにあったんです。何かキレイなぁ。構成美とでもいうのか…あぁ久しぶりにこの手の構造物に美を感じました。
 思えば三十歳代までこんなん好きでよく撮ってたもんです。徐々に嗜好は変わるもんですなぁ。ま、変わると言うのもありますが、様々なものをええなと思える様になるということかも。その分「これや!」という思い入れもなくなるさみしさもありますが。

(於:東大阪市) 上も下もクルマの空間。歩くと妙な違和感おぼえるなぁ。

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コメント

 車に乗ってる時は全く気付かなんだ事が、車を捨て地べた歩く様になって色んなモノが視えるようになりました…

全て効率優先でスピード重視・自己中心的、上から目線だったなぁっと今更ながら反省させられます(汗)。

すっかりスローライフになり、あれ程短気で喧嘩早やかったのが、今は“お先にどうぞ”てなもんや!

古稀を迎え、よう今まで後ろから刺されへんかったな と十五夜のお月さまに掌を合わせました(涙)。

“月夜の晩ばかりじゃねえぞ!”と何度云われたもんか…追突されたんはありますが(笑)。

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年9月12日 (金) 13時36分

私はね、昔から町をふらふら歩き回るのが大好き。

だからこういう景色を見ても、これ見るなら角度はこっちやな、とか考えるタイプ。

子どもの頃から、天井の模様や遊具のすきまから見える空で時間がなんぼでも過ぎてしまう「ボンヤリさん」でしたわ。

投稿: おばちゃん | 2014年9月12日 (金) 17時43分

都会の死角  女性一人なら行きたくない場所ですね

投稿: tougei1013 | 2014年9月13日 (土) 07時27分

  石津に住んでた頃第二阪和(26号線)のガード下でデニスの壁打ちしたのを思い出しました。

 大体高速の下ってフェンスに囲まれていて、一般人が入れるのは駐車場かゲートボール場くらいだと思ってましたが、そうでもないんですね。

投稿: 戦後派 | 2014年9月13日 (土) 08時23分

●難波のやっちゃんさま
へぇ、企業戦士って感じやったんでしょうか? 仕事ヤメはって、随分変わらはったんですね。私は…どうかなぁ。かなりおとなしなりましたし、気も長くなりつつあるものの、なかなか。それでも十代の頃を思うと、めちゃ気長になりました。あと、いわゆる大組織に属したことがありませんので、“上から目線”になることなく、今に至ってる…つもりです。

●おばちゃんさま
今も昔も普段着の町(?)を歩くの好きですわ。でも「こっから見たらええな」は…なかったかなぁ。
天井の木目見てあれこれ想像する…これはようやりました。ですがきょうびの天井は、化粧板がほとんどで、同じ模様の板ばかりで…おもろないですね。旅先の旅館で寝転んだら「…家といっしょやん」と。旅に行って日常に引き戻されて…つまらんなぁ。街のつくりも全国一律になっていることを思うと、仕方ないんでしょうけど、ね。

●tougei1013さま
はい、その通り。クルマの行き来は頻繁にありますが、ちょっと夜やと気色悪いのやないかと思います。

●戦後派さま
ここの高架下は、全然有効利用されてない感じでただの空き地状態でした。まぁそのうち撤去自転車の置き場かなんかに使われるのかもしれませんが。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2014年9月18日 (木) 09時56分

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