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2014年9月

2014年9月30日 (火)

青少年を守る宣言都市 か

 何か、空々しいモンがある。
Smst1 Smst2
 その文言自体もが錆びてしもてる気がするなぁ。“若人が生きる勇気と明日への前進を自ら培うために”か…何とも時代がかったフレーズ。
 とか思いましたけど、これは今の時代こそ本気で考えなあかんことかもと思ったり。ま“若人”ってコトバは…死語やないかとは思いますけれども。錆びている場合ではありませんで。
 ちなみにこの宣言は、泉佐野市の5つの宣言のひとつで昭和46年に宣言されたととか。犬のフン取り締まるのも大事でしょうけど、こっちの宣言のこともあんじょうやったってくださいや、ちよまっさん。

(於:泉佐野市) 市長まだアラフォーか、若人やな…とか何とか。あ、アラフォーも死語か。

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2014年9月29日 (月)

出世地蔵尊、お寺へお引っ越し。

 ふと出くわした地蔵さん。つい習慣で手を合わそと立ち止まりますれば、そこに何やら貼り紙が。
Shussejizo1 Shussejizo2 Shussejizo3 Shussejizo4  “お知らせ”とあるそれには「地主様の都合によりお地蔵様を移動せねばならなくなりました」と記されています。そうか…この様に街角のお地蔵さんはひとつふたつ、なくなっていくんですね。
 そこは駐車場の片隅…マンション建設にあたり邪魔モン扱いされてしもたんでしょうか…ま、狭めの土地故、お地蔵さんスペースを確保する余裕がなかったのかとは思いますが。
 その地の子供らを見守ってきた地域の共有財産やと思いますが、その土地に関しては、地主様のご好意で成り立っていたということなんですか。
 自性院というお寺さんにお引っ越しされるそうですが…まぁ地蔵盆やらそういう行事はなくなることでしょう。地蔵さんの消滅で、地域コミュニティもますます薄れ…仕方ないことの様にも思いますが。

(於:中央区) 立派な扁額もあるけど、祠ごと引っ越しなされるのかなぁ。

※関連記事:
昨日と今日は『地蔵盆』』 2010年8月 記
空き祠』 2014年8月 記

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2014年9月28日 (日)

赤川二丁目5の町名看板の下は…きっと仁丹のそれ。

 幾度も前を通るも…全然気づかなんだ。
Akagawa2a Akagawa2b  年代を感じるモルタルに面格子、そしてエアコンの室外機に囲まれて町名看板が掲示されていて何げに眺めていましたが、よく見ればその上部に…あ、あれでっせ。
 あれって言うのは、もう説明するまでもありませんか。そう、仁丹の町名看板。いや、これだけしか見えていませんので絶対それとは言い切れませんが。
 現行のプラ製のそれを剥がしてみたろと試みたものの、強靭な接着力と、交番前というシチュエーションに、断念。せっかく風情ある環境が揃ってるというのに…残念ななぁ。

(於:旭区) 剥がされて、貼り替えられるより、まだ将来性があるな。

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2014年9月27日 (土)

木の幹や枝ってこんなんやったんか

Jaju Jaju2  お子が「スタートの練習したい」と言います。何かいなぁと訊きますれば「リレーに勝ちたいねん」と。要するに運動会で活躍したいというこのとの様で大阪城へ練習に。行ったら行ったで「ひと多いしイヤや」とか言うて…ま、それはどうでもよろしい。
 練習見守る最中にふとクスノキでしょうか植わってる木を見ますと何が幹でどれが枝かわからん状態。そうなんや、よく見たらこんな状態なんですなぁ。見れば見るほどヘビやら龍やら別の生き物に見えてきて、案外気色悪いもんなんですなぁ。今まで全然気づかなんだ。
 で、明日は運動会。わたし仕事で見に行けず。お子、それに対してブツクサ怒っています。そのうち「もう来んといて!」と言われること必至と想像すると…こんな風に思てくれる最後の歳かもなぁと思ったり。残念やけど仕方なし。お子の成長ってはやいもんやなぁ。

(於:中央区) 何とも中途半端な記事や事で…スンマセン。

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2014年9月26日 (金)

昭和なプラ看板 96 ● 美津濃

 黄昏時に柔らかく光る黄色い丸、まるで月のよう…は言い過ぎか。
Mizuno1 Mizuno2  やっぱりプラ看板は光ってナンボ、よろしいなぁ。そこに記された“美津濃”の文字。あぁそうそう、ミズノを漢字で見るのも何年ぶり…いや、何十年も見ていない気もします。よく見ればこの丸は野球ボールのカタチ。さすが統一球を手掛けるだけあって“ミズノ=野球”のイメージが強いです。やというのに確か、野球ブランドはランバードに統一すると決まったはず。別にこの企業のファンでも野球好きでもないのに、どこか残念な気分になったことを思い出しました。あと何十年もすると「何で野球ボールの中に美津濃て書いてあるんやろ?」とこの看板見る子供らが思うんでしょうなぁ…って、プラ看板、そこまで持たんでしょうかね。しかしまぁかなり年代モンのはずやのに日焼けもせんとよく持っていますなぁ。これからもずっと黄色く光り“美津濃”を伝えていってほしいもんです。

(於:大正区) ミズノは“水野+美濃”やとか。知らなんだ。

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2014年9月25日 (木)

文化住宅裏手にひっそりど根性タマスダレ

Tamasudare1 Tamasudare2  もう懐かしい存在となりつつある文化住宅がうっすら西日を浴びて何とも言えんわびしさを漂わせていました。少し痛んだアスファルトの裏道、そこにご覧の通りタマスダレが花をつけています。そないに強そうではない植物でもこうやって環境に負けじと頑張って生きてるんですなぁ。土日も仕事、休みなしでちょっとしんどいんですが、写真見て「さ、がんばろ」と思えてきた。有り難いこっちゃ。そうそう、“タマスダレ”と書きましたが“夏すいせん”やろと今も思てます、ホンマは。

(於:平野区) 華道の先生も“夏すいせん”やと言ってたしなぁ。

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2014年9月24日 (水)

南港のコーナンはナンコー

 今日は南港で仕事。クルマで訪問先を目指すその途中に「あ、これこれ」。
Nanko1 Nanko2
 もう表題の通り、見ての通りでございます。南港にあるコーナンのガソリンスタンドのサインポールの表記、これがしゃれてますなぁ。「並べ替えたら“ナンコー”になるなぁ」と即興的にこう並べたんちゃうかという感じがします。それを「よっしゃ、これでええ」とその冗談を許している社風なんでしょうかね。
 どうせなら同じスタイルの“コーナン”と記したスタンドのそれと並列で見せたいなぁと思いつつ、気がつけば9年。左の写真が2005年に撮影したものです。
 で、いま調べますとこの、石油商のコーナンとホームセンターのコーナンは、ともに同じ人物による創業ではあるものの別法人で、伊藤忠系会社が2008年全株取得して、今は通称“エネフリ”エネクスフリートという社が運営しているとか。と、なると“ナンコー”はまさに地名を表しているわけで、ジャズをズージャと言うてるノリとは違ってしもてるんですな。何か残念。
 ま、それより9年前のガソリン価格ってこんなもんやったんですね。10年足らずで60円もの値上げ…満タン給油で2,000円ほどの価格差か…何がデフレやと言いとなりますな。

(於:住之江区 2005年、2014年 まぁガソリンが水より安いというのも変な話かもしれんとは思う。

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2014年9月23日 (火)

神社の玉垣、衣摺の摺だけやり直し。

 昨日の夕方は瓜破東で仕事。いつも通りはよ着いてあたりを探索。この辺も何や田畑の上に街ができた感じでもひとつおもろないなぁと思いつつ裏手に入れば、そこに神社が。まわり含めて旧村な佇まいにホッとしつつ玉垣見ますれば、こんなのが目に。
Kizuri1 Kizuri2
 “衣摺”は東大阪市の地名ですが、この“摺”の部分だけ、石の色が違います。まわりに□の線もあって…これは、彫り間違って、ここだけ別の石を移植した跡ですな。
 神社に行くと“村社”と彫られたところにコンクリで消されているのはよく見ますが、この手の彫り直しは、はじめて見ましたなぁ。ちょっと目をひくものの、なかなかできる限り見栄えを考えた訂正ではないでしょうか。以前記した““阿部”改め“安部”、神社の石柱の話。”のそれより、よっぽど良心的やと思いますな。

(於:平野区 成本天神社 摺…何て間違わはったんやさっぱり想像できん。

※追記:一文字だけ、味わい深い…この“摺”だけ、手彫りっぽいですな。

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2014年9月22日 (月)

朝日差し込む東横堀川

 今朝は日本橋で仕事。帰りは…「歩いたれ」と東堀橋で東横堀川を渡りますと、そこに朝日が差し込んでいます。深い緑ではあるものの、陽を浴びるとこの川もそれなりにキレイなもんやなぁと撮っていますと、ゴォゴォゴォと音がして、何やいなと思いますれば、船が来ました。
Hybg1 Hybg2
 静まり返った池の様な川面もよかったものの、この様に波打つそれの方が、やっぱり生きてる感じがしてよろしいなぁ。
 高速道路が覆い、陽も入らんさみしい川やと思て見ている東横堀川ですが、それなりに情緒もんやったんやなぁと久々に再認識。朝のひととき、水都な大阪を心地よく感じたのでした。

(於:中央区) 澪つくしマークの入った船、何に使われるものかはわかりませんでした。

※関連記事:
東横堀川で続く“水都大阪”裏活動』 2009年10月 記
東横堀川、船の上から。』 2011年10月 記

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2014年9月21日 (日)

屋根のある路地…生駒市本町にて

 昨日の斑鳩町入りは生駒駅で待ち合わせ。はよ着いたしと駅近くを探索。すると…「あ、あれや」。
Yanemichi1 Yanemichi2 Yanemichi3 Yanemichi4
 「あれや」とは、以前ぷにょさんの『まちかど逍遥』にあった“生駒のアーケード”という記事のこと。そこで見たときえらく心に残りましたが、現物を見るといやもう「何なん?」という感じ。どこか懐かしい…記憶がさだかではないのですが、昔はこの様に道の上に屋根とかテント付けてある路地がそこそこあった様に思うのですが、どやったでしょうか。そんな記憶がよみがえりました。
 まぁそういう場所は、たいてい商店やったりするかと思いますが、ここは、どうも両端は民家の様子、その中でピンクのノボリが目を引きます。“ほんつゆの素”…そこは“パンスープ製造本舗”。こんなところにだしの素の会社があるなんて…ってまぁ、その驚きはすでにぷにょさんの記事で目にしたときからあったのですが。残念ながら朝はやすぎたのかまだ閉まったままでした…ってまぁ、仕事前にだし買って持ち歩く訳にもいかなんだんですけど。
 探しにいった訳でなくふと見た景色が既に見たものというのもなかなかおもろいもんやなぁと感じるひとときでした。

(於:奈良県生駒市) これは公道なのか私道なのか…

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2014年9月20日 (土)

股裂け桜

 今日は奈良は斑鳩町で仕事。王寺駅まで行くつもりで竜田川べりを歩きますればこんな木が。
Matasakeki1 Matasakeki2
見事五分五分に分かれる幹。こういう場合でもどっちかが幹でどっちかが枝なんかなぁとか思いつつ分かれ目見たらあんた、こんな状態。何とも痛々しいですなぁ。
 これではいずれ共倒れ…とか思いましたけど、どっちも同じ木なわけですから、自滅と言った方がええのでしょうかね。裂け目を見るとかなり根元までいってるところを見ると、双子みたいなもんなんかも。かなりヤバそうですけど、何とか左も右も生き延びてほしいもんです。

(於:奈良県斑鳩町) 竜田川 むかし紅葉 いまでは桜 股裂けの

※関連記事:『切り株に、年輪ふたつ。』 2012年9月の記事

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2014年9月19日 (金)

街路樹化した楓

 秋やというのに、青々となんと美しい楓やこと。
Aokaede1 Aokaede2
 西日に照らされてひときは輝く楓が道端に。青々としてキレイななぁと近づくとご覧の通り、元鉢植えの街路樹です。側溝より地面へ根っこをはやしている様ですが、それでも風吹けば倒れそうです。
 それはそうと、これだけ緑が美しい楓ですから、紅葉もさぞキレイなんでしょうなぁ。わざわざ愛でに行ってもきっと期待を裏切らない…そう思わせる生命力をこの木から感じました。ってまぁ、テキトーに書いてるだけですが。

(於:大正区) この手の“勝手に街路樹化”ネタは…もう飽きあきですかなぁ。

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2014年9月18日 (木)

アメリカン、帰化中。

 これから涼しいから寒いになると、枯れてしまうんですな。
Steed1
 いくら暑くなかったと言えど酷暑やなかっただけで、雑草類は例年同様繁茂してました。このツタもしかり。古いバイクにうまいこと絡んで…何かバイクがお洒落してツタを纏ってるって感じ。荷台の木箱もこれまた妙に馴染んでますけどってこのバイクがクラシカルな感じがするからでしょうか。調べてみますればこれ、ホンダ“スティード”という車種の様ですな。で、これがあんたアメリカンタイプやそうで…。何やすっかり和風テイストを感じるのは…ツタと木箱のせいなのか、所詮日本生まれやということか。いやいや、私がバイクのこと知らんからそう見えるだけのことですやろな。

(於:東成区) この程度の絡み具合やから風情あるってモンでんな。

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2014年9月17日 (水)

外国語のローマ字表記 26 ◇ SUMMER HAPINESU

 昨日の夕刻は大正区某所で仕事。ドーム前千代崎より大正区役所前まで市バスで移動。しばし歩きますればコンビニ等の駐車場に止まるクルマのフロントガラスに、こんな切り文字発見。
Hapinesu1 Hapinesu2
 “☆SUMMER♥HAPINESU☆”…まぁ、ご覧の通り。☆や♥がキラキラ感アップに貢献して賑やか…な割にシックに決まってますかね。その中に“HAPINESU”。わざとローマ字表記入れて崩しているのでしょうか。HAPINESU前に“SUMMER”とありますので、期間限定のお遊びなんでしょうな。もう、すっかり秋な気候。今が見納め…かもよ。

(於:大正区) どうせなら“SAMA-”にしてほしかった…かも。

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2014年9月16日 (火)

シュッとした駅前にだんじりヘアの貼り紙…東岸和田

 今日のネタは、泉州人には「それで?」な感じ。すんません。
 今日の午前中は、岸和田市某所で仕事。阪和線は東岸和田駅を降りますれば、再開発か、何やシュッとした駅前で他所モンが勝手にイメージする泉州岸和田とは随分違いまっせ…ってまぁ、日本全国、どこでもそんな感じになりつつあるんですが。「なんやつまらんなぁ」と思いつつ駅前を歩きますれば…やっぱり岸和田やん。
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 シュッとした街にシュッとした美容院。そこにさりげなくドンと打ち出してはりまっせ“だんじりヘア ご予約受付中”。泉州の方々には「そやで」程度なもんなんでしょうけど、私は…知りませんでした。そうなんや、だんじり祭用の決め事みたいなもんが、髪型にもあるんですなぁ。帰宅後画像検索してみますれば、出てくる出てくる…はぁ、そう言えば、チラッとテレビ画面に見たねぇちゃん達はこんなおっとろしい(?)髪型やったかも。大和川以南は…やっぱり遠い町って感じがしますわ。
…とまぁ「あぁ、だんじり祭の準備な」と思てましたけど、よく考えたら、岸和田だんじり祭て、もう終わってますやん。どういうことやねん、いつまで予約受けてんねんと思いましたら違うちがう。ここら岸和田市でも内陸部の方は"岸和田十月祭礼"と言って毎年10月に行われるとか。これも知らなんだ。すっかり全国区になった海側のそれとはまた違った風情なんでしょうなぁ。いっぺん見に行く? いや、やっぱりまつりは地元民だけで楽しまはった方がよろしいでしょうなぁ。

(於:岸和田市) “だんり”に“だんり”、“ヘア”に“ヘアー”、どっちなん?

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2014年9月15日 (月)

昭和なプラ看板 95 ● 品川いっぱつレンタン

 クルマでは何度も前を通るも、こんなお店があるとは、知らなんだ。
Ippatsu1 Ippatsu2
 昔ながらの燃料を商いしてはるお店の様ですが、都市ガスが普及したこんにち、どうやら茶道用の炭を今ではメインに扱っておられる様子で、ショーケースには時節柄、風炉用のそれが飾ってありました。その横に、これ、品川いっぱつレンタン。何が“いっぱつ”なのかと調べますと、着火材が塗布されているという事とか。1968年から現在もシナネンより製造販売されている様子ですが、社のサイトには、豆炭練炭等の記載がありません。
 何ででしょう…今や練炭は良からぬ用途に使う事例があり、企業イメージを悪くするからかもしれません。ネットで練炭を売るサイトを見つけましたが、そこには、

“(前略)レンタンとレンタンの燃焼コンロは、 現在までにそれらをお買い求めいただいたお客様のみ販売です。(後略)”

とありました。やはり現実に、そういう用途で購入する人がいるということなのでしょう。
 “丸くて小さくてマークもかわいいプラ看板”と思て愛でてたええ気分が…一気に萎えました。

(於:京都市左京区) 西院にあったおでん屋さんのお酒は、練炭で燗つけてはったなぁ…

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2014年9月14日 (日)

鴨川公園入口に足場組んであるけど

 今日は夕刻より先のT原さんと昔よりお世話になっている某画廊のO氏と久々の再会。出町柳駅を出てしばらく歩きますれば…何やこれ。
Kamoko1 Kamoko2  足場用の鉄パイプがご覧の様にガッチリ組まれています。ここは府立鴨川公園の入口。看板見ますれば“ここに駐輪しないでください”ということが記されています。
 いやそのね、マナー違反でここに駐輪しはる輩が悪いのはわかりますけど、でも…その対策がこれか?って感じがしますなぁ正味の話。まぁここまで徹底的に足場でガードしてその本気度は伝わってきますけれども…ですわ。
 ここは京都。なんでも人気観光地ランキングで世界最高となったそうですから、これはいかがなものか…はどうでもよろしいな。

(於:京都市左京区) 一応景観に配慮して茶色く塗ってありまんな。

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2014年9月13日 (土)

たべれません

 「とことんゴーカート乗りたい」とお子言います。「それはええ」と、今日は六甲山カンツリーハウスへ。が、ですわ。「ここはオフロードか?」と言うほどワイルドに劣化していたコースが一新、キレイな舗装に。あぁおもろない。お子はそれなりに楽しんでましたのでそれでええんですけど…って誰のために行っとるんや…
 で、まぁ、前回来たとき同様、“コイさんのおやつ”買ってボートに乗ろと並んでいましたら「食べられへんて書いてあるやん」と。ん?
Taberemasen1Taberemasen2
 このモナカの皮の中にエサが入ってるのですが、そこにこんなん書いてますわ

『どうぶつのエサ たべれません』

 え?さっき食べてみたで…はよろしい。それよりこれ“ら”抜きでっせ。
 貼り紙とか一時的に書かれたものの“ら抜き”は見かけても、製品に記されたコトバでこれというのは、見たことありませんなぁ。そんな“ら抜き”に「これ…某国製なんか?」と思うと、さっき食べてみたことがことさら悔やまれて。まぁ、腹痛等なりませんでしたけど、激眠状態に陥ったのは、そのせいかなぁ。まぁ、ちゃいますやろけど。ちなみに味は、おいしないプレーンな味のふつうのモナカの皮のそれでした。

(於:神戸市灘区) 最近「“ら抜き”でもええんちゃう」という気になってきた。

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2014年9月12日 (金)

サントリー通り・三菱通り

 今日は京都で仕事。クルマでの道すがら、前より気になってたいたものが、撮れた。
Sd1 Md
 それがこれ。以前より「サントリー通り…って、えぇ?」と思て見ていましたら、今度は“三菱通り”…こないに堂々といち企業の名前を道に付けるとは、ちょっとビックリ。
 ここは長岡京市。あちこちの道にこの様な愛称を付けてはるらしく、サントリー通りは“府道204号奥海印寺納所線”、三菱通りは“府道79号伏見柳谷高槻線”が本来の名称。いつからこんな名を付けたかはわかりませんでしたが、少なくとも10年前からは、こういう風に名乗っているみたいです。
Sd2 Sd3
 ご覧の通り、サントリーのビール工場があるからサントリー通り。カーナビ見れば、そこにも“サントリー通り”…そうか、そんなに市民権得てる名称やったとは知らなんだ。三菱通りは…三菱製紙の工場やと思てましたら三菱電機のそれがあるからということでした。
 高額納税事業者として出て行ってもらわれては困るとこういう愛称を付けたとかも考えられますが、まぁそれは穿った見方かな。豊田市やダイハツ町に比べたら可愛いモンや…と思いましたけど、道にいち企業の名を付ける方が、ちょっとちゃう気もしますなぁ、うん。市民が勝手にそう呼んでるのとは、意味が違いますわな。

(於:京都府長岡京市) これは…ネーミングライツとはちゃうと思うが。

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2014年9月11日 (木)

ジャンクション下の静寂

 今日は東大阪某所で仕事。地下鉄は長田駅で降りて東へ。人工島みたいなところもそうですが、こういう元々田畑やったであろうところがコンクリの街に変わったところも…ちょっとしんどいなぁ。そう思いつつ行き帰り、荒本にある東大阪ジャンクションの下を歩きます。騒音降り注ぐ中、見上げると威圧感あるもそれなりに圧巻…はまぁクルマの中からの車窓と同じ。日の当たらん薄暗い中、支柱見れば…そこに静寂が。
Aj1
 いやいやもちろん実際はエンジン音やら排気音まみれの中ではありますが、何とも言えん静けさがそこにあったんです。何かキレイなぁ。構成美とでもいうのか…あぁ久しぶりにこの手の構造物に美を感じました。
 思えば三十歳代までこんなん好きでよく撮ってたもんです。徐々に嗜好は変わるもんですなぁ。ま、変わると言うのもありますが、様々なものをええなと思える様になるということかも。その分「これや!」という思い入れもなくなるさみしさもありますが。

(於:東大阪市) 上も下もクルマの空間。歩くと妙な違和感おぼえるなぁ。

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2014年9月10日 (水)

防火水槽 番外編4 ■ 京都市左京区田中上柳町

 シリーズ化してると…見過ごせませんわなぁ。
Chikasuiso2a Chikasuiso2b  今日は左京区某所で仕事。京阪は出町柳駅から歩きますれば道路上にこんな文字が。
 [防火水槽]…いわゆるここで言うところのそれとは違て、まぁこの下に水槽が埋設してありまっせということですな。とは言え、取水口が見当たらなんだんですけど…まぁどっかにあるんでしょうけど。
 で、どんなもんがはいってるのかいなと調べてみましたら、京都市消防局のサイトに“文化財と地域を守る防災水利整備事業”というページがあって、そこに写真が載っていました。まぁこことは違うもんですが、こんな巨大なもんが埋まっているとはちょっとビックリ。これは頼もしいなぁ。ま、街の防火水槽もそれなりに頼もしい…なんて思ったことないですわ、正味のところ。

(於:京都市左京区) 取水口があるわけでもないのに、なぜこの様にわざわざ書いてあるんやろか。

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2014年9月 9日 (火)

木漏れ日浴びて昼寝中

 今日は住之江区は南港で仕事。全方位人工の街は…しんどいなぁと思いつつもポートタウン西駅から続く土手の様な細長い林の立派さに「あぁ、ここにも歳月が流れてるなぁ」と。当たり前ですが。
Nankoneko1 Nankoneko2  そんなこと思いつつ行きますとネコがベンチで寝てますわ。秋晴れの元、木漏れ日浴びて…よろしいなぁ。春も眠いけど、秋も眠いですもんね…ってまぁネコは年中こんなもんか。ま、私も年中こんなもん。とは言えまぁ人間の大人ですからホイホイと寝るわけにもいきませんねんけど。
 気持ちよ〜寝とったネコ、近寄ったら目覚ましてあぁ気の毒なこと。それでも逃げよらん。ええネコやこと…ってまぁ、悪さもしとるんでしょうけどね。

(於:住之江区) ええなぁ寝てて愛でてもらえて…

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2014年9月 8日 (月)

中秋の名月

 今夜は中秋の名月•…とは言うものの
Img_3484
 ビルの谷間からはさっぱり見えんと諦めていましたけど、夜が更けますと、ご覧の通り。さすが中秋の名月、夜でも手持ちで撮れますわ…は写真のデジタル化のせいか。ともあれ夜空見上げることなどホンマ日々ないなぁとあれこれ。東の窓にお膳、その上にすすきと月見団子飾って木の隙間から丸い月を眺めたのはもう半世紀近く前のことか。昔からの行事をせんというのも何と味気ないことか。秋ですなぁ…しんみり。
 とか思いつつ月見れば、微妙に満月とは違う様な。気のせいかと思うもやっぱりまん丸ではないみたいです。「何でなん?」とうちのひとに訊きますれば“旧暦8月15日に見える月”が中秋の名月で、その日が満月とは限らんと。次に満月となるのは2021年。8年後か…え?六十路になってますで。
 何も知らんなぁ、知らんまま「まぁええか」な日々の積み重ね、どうしたもんやか。いずれにしても秋の夜は、あれこれ思うもんです。

(於:中央区) そもそも旧暦のこと自体、ほとんど知らんではなぁ。

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2014年9月 7日 (日)

“はじめてました”

 ま、9月ともなれば、“て”入りがふさわしいですわな。
Sarupapa1 Sarupapa2
 見ての通り。“はじめました”…なるほどね。こう夏らしさがどこかに行ってしまうと、なおのことですわ…と思いつつ調べますれば、ネット上では2年前から既にこのフレーズで出されている様子。そうか…初秋やからこう表現してはるんではないんですな。そらはじめてから数年経てば“て”抜きではウソになりますわなぁ。なかなかええ表現…と思いつつ、やっぱりこの手の貼り紙は、手書きの方が、よりニュアンスが伝わる様な気がしますわ。

(於:東大阪市) ネタをネタにする…アホげ的ではないなぁと思いつつ。

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2014年9月 6日 (土)

四天王寺東大門前バス停、雨の夕暮れ。

 今日も結局、雨。
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 夕刻、クルマで移動。信号待ち時に何げに見たいつもの光景が違って見えた。午後5時台にしてこの暗さ…蒸し暑い一日やったとは言え、気分が一気に秋になった。しかしながら四天王寺さんの東側って、こんな喧噪とは無縁で雰囲気あるところやったとは…知らなんだ。

(於:天王寺区) 何か大阪らしない…新しい道やからかなぁ。

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2014年9月 5日 (金)

木造の町工場

 自転車でウロウロ。ひょこっと曲がったそこに…うわ、懐かしい感じの建物がありますわ。
Omm1a Omm1b Omm1c  木造で一部ペンキ塗られるもはげ落ちて…それもええ風情なもんですなぁ。年月が経っても、スレート葺の工場では、こういう風にはならんでしょう。
 幼少期、町工場と言えばこんな風情の建物やった気がしますが、知らん間にすっかり見かけん様になりました。やっぱり防災上のことも無くなっていく理由なんでしょうか。
 災害に強い街づくりということで木造家屋の密集地を何とかせんなアカンということが近年叫ばれています。まぁ、そうなんでしょうなぁ、正論は。でもね、災害を最小限にくい止めるためにあんなええもんこんなええもん、ごちゃっとした街の情感を失ってしもてもええんかいなぁと思ったり。まぁ、命あってこそあれこれ思うもんですから、何より人命第一なんですけれども。
 しかし何ですなぁ、昨日のコンクリ造と比べますと、木造の経年変化には、味がありますな。ええわぁ。

(於:東成区) ピクリとも動かず「何や」と睨む黒ネコ足は白。

※関連記事:『河内製綱所 - かっこええ工場』 2014年7月 記

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2014年9月 4日 (木)

独特の湿度感じる存在感ある建物は…

 ふと見上げた建物、そしてその階段。何かゾクッとする…
Byoin1 Byoin2
 繰り返される鉄製階段の形状にシミの浮き出たコンクリの表面、窓に見える蛍光灯の光源…夕暮れ時の雰囲気と相まって独特の風情を醸し出しています。その姿、どこか平成の世の現実とは思えなくて。ま、よく言えば妙に存在感がある建物。しかしながら…何なんでしょ、たまらん湿度を感じます。
 「いったい何の建物なんやろ」と横手にまわってみますと…
Byoin3 Byoin4  これまたより湿度を感じる風合い。ビル上部を見るとうっすら残る文字の跡。よく見れば“外科 脳外科 内科 胃腸科 整形外科”…そうか、そういうことやったんですか。
 ちょっと懐かしく感じられる光景…建て替えられる前の赤十字病院を彷彿とさせるものがあります。そう、むかし病院って独特の重いもんがあったものですが、気がつけばここ20年ほどであちこち建て替わって明るくさわやかなものに変わってます。こういう建物は…昔ながらなものより、やっぱり今日的なものの方が心に負荷がかからなくてええかと思ったりしますが…

(於:東成区) …健康に感謝や

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2014年9月 3日 (水)

昭和なプラ看板 94 ● FANTA

 あまりのキレイさに何げにしか見てませんでしたが、これ、もうレアもんでは?
Plafan1 Plafan2
 開閉式のそれ故それなりに明るいですが、ここはご覧の通り、アーケードある商店街の中。風雪に耐える必要もなかったからでしょう、ピカピカのままそこにあるので、あんまり意識して見てませんでしたがよく見ると、もう懐かしい分類に入りますなぁこれは。
 ま、我々五十路の人間にとってファンタはやっぱり先代のですが、これもまぁ、それなりに知ってはいますなぁ。コカコーラのヨーヨーが流行った時には確か、このロゴやったと思います。
 ロゴの下部の4色は…オレンジ・グレープ・メロン・アップルを指すのでしょうか? とは言うもののメロンのファンタと言うのは正味の話、紙コップで供されるそれ以外にみたことがないのですが、wikiによると1988年に製品化されたとあります。ということはこの看板、四半世紀ほど前に付けられたものでしょう。四半世紀と言えば25年…昔は25年と言えばえらい長い歳月やと思たもんですが…たいしたことありませんなぁ。ちょっと昔のことですがな。それを思うと…ビートルズに興味持った頃には解散して8年ほど経ってたと思いますが、それを知って「古いバンドや」と感じていたけれども、「少し前のことやったんや」と今では思います。
 あ、話それました。ファンタのロゴを調べますれば変遷がわかる画像がありました。このロゴ以降のロゴは…全然馴染みないに等しいですわ。どんどん軟弱化して…微炭酸のファンタなんかほんと飲まないですからね。やっぱり、鼻にツンときてナンボでっせ、炭酸飲料は、うん。

(於:東成区) Coca-Colaはロゴも味も全然変えへんのにFantaは…何なん。

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2014年9月 2日 (火)

家に組み込まれた松の木

 仕事で和泉市へ。阪和線は信太山駅で下車。少し早めに着いてしばしの探索。旧村の細い道を行きますれば、家から木が。
Matsuya1 Matsuya2
 ま、見ての通り。いつ頃この様に家に組み込まれたのかわかりませんが、生長が遅いのか思いのほかコンクリが割れてないなぁといった印象がありますわ。
 木を大事に思わはるこの家の方のやさしい気持ちに応じてこの様に施工したんでしょうけど、工務店の人はどう言いはったんでしょう。普通どう考えてもそのうち家屋に悪影響を及ぼすと思うんですが。もうちょっと生長を見越して余裕ある…まぁ、問題起こってから対処するという方法もありますか。

(於:和泉市) 水やりはどこからするんやろか…

※関連記事:
家の壁から樹木がニョキッと。』 2012年3月 記 ←これは必見
ブロック塀に木の幹』 2014年6月 記

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2014年9月 1日 (月)

化粧したのか落書きが消えんのか、橋の銘板地味に派手。

 昨日の夕方は超久々の自転車散歩。東へ東へちょっと南へと行き、平戸橋で平野川を渡ろうとしますと、そこに地味ながら派手なモンが。
Hiradobashi1 Hiradobashi2 Hiradobashi3  それがこれ。橋名を彫った石の銘板なんですが、よく見ると“ひらどばし”の凹んだ部分が妙にカラフル。これはたまたまか?とまぁ思たんですが、後ろにある漢字表記のそれを見ても、まぁ色数は少ないものの、やっぱり色字になっています。
 これは何なんでしょ? 「黒い石の色だけではつまらんなぁ」とこの様に色付けしたのでしょうか。まぁ役所の仕事やないですな。近隣住民のささやかなお洒落心がそうさせたんでしょう。
 とか思いましたが、これは案外スプレーラッカーか何かで落書きされて凹んだところは消すことができずにこの様な状態になったとも考えられますなぁ。
 まぁ、何でやわかりませんけど、割とそれなりにええ感じなんでええんちゃいますでしょうか。ちなみに10年ほど前に作成されたと思われる“大阪の橋”というサイトに載る平戸橋の写真では、ひらがなの方は色ありで、漢字の方は色なしでした。やっぱり落書きされて、片方だけではカッコ悪いと、合わせたのかもしれませんなぁ。

(於:東成区) 石に我がが写ってる。

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