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2014年8月 3日 (日)

道路沿いの小屋で、電話の子機片手のなべおさみサン。

 若き日に見た怪しげ(?)な看板…あ、まだ残ってる。
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 最近は、地方(ってい言い方も失礼やなぁ)へ行ってもこの手の小屋がすっかりなくなってしもてるんですね。もっとこういう景色を窓越しに楽しめるかと思っていたのに…残念。そんなこと思いつつ能登は白米の千枚田を見に行こうとクルマを走らせていましたら…あったあった。ま、この手の看板を愛でる趣味というのも今ではすっかりメジャーなジャンルになってしもて、まぁ記事化することもあまりないんですが(ウソ?)、この中に「あ、まだあるわ」があったので、クルマ戻して観察した次第。で、それは…これ。
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 もう、記憶の彼方へ押しやられていた看板が、この物件。四半世紀以上前でしょうかこの看板を見たのは。その時既にサラ金なんかが問題化していたかと思うんですが、そんなとこの広告のイメージキャラクターとしてそこそこに有名な人が出ていることに違和感を感じたんです。ま、お金もらえるなら何でもありか…って、考えてみたら、原発推進CMにもあんな人こんな人出てはった訳で、ま、ええんか。と思いつつも「さて皆さん…」どう思います? 「ありがとう」。
 ま、その後、このなべさん、息子の裏口入学とかで叩かれて…ね。
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 他の面にはまぁ、やっぱりといった定番の看板も見られました。黒に黄、白字で記された聖書よりの諸々のコトバは…う〜ん。ま、コメントは控えておきましょう。アースの2枚は…色褪せすることもなく、相変わらずお若い…よろしいなぁ。あ、そうそう、うちではたとえキンチョールでもフマキラーでもこの手の殺虫剤のことは“アース”言うてましたわ。その習慣は…抜けんもんですね。
Nabe6  インパクト大の諸々の看板に混じって婚礼衣装なんかを扱う店のブリキ看板は、すっかり色褪せ、屋号すら残っていませんでした。ですが…絵がかすかに残っていて、これがあんさん、ええ感じですわ。看板屋さんのセンスが光る…ってまぁ、今では光ってはいませんけど、味わい深いもんがあります。
 で…そうか。昔の“花嫁さん”って何か今と違ってもっとしっかりモンというか“大人”ですなぁ。年齢的にはきっと今の花嫁さんより若いと思うんですが、全然浮かれた感じがなくて、そこに“覚悟”ってものが感じますなぁ…って、この絵だけで判断してる訳でなくてでっせ。
 やっぱりホンマに成人するまでには、今の方が時間がかかるってことなのか、はたまた甘やかされて育った結果なのか。新郎も然り…ちなみに私は、まあ皆さんの想像どおり、いまだ大人になりきれんフニャフニャのおっさんですわ。はい。

(於:石川県輪島市) とか記したけど、この花嫁さん、ちょっと不安げでんな。

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コメント

 マタイ伝によると「悔い改めよ、天国は近づきたり」とイエス様が云われたとかなんとか…
悔い改めるどころか、輸出や再稼働に着々と向かってますワ(汗)。

>>花嫁さん、ちょっと不安げ…結婚の名(迷)言集から二三…
・“人生最良の時は結婚式の日だった”、“最悪の時は?”ー“それ以後の毎日さ”…
・男は退屈から結婚し、女は好奇心から結婚する。そして双方とも失望する。
・独身者とは妻を見つけないことに成功した男である。

最後に「マリアの爪痕」から…愛して!死ぬまで騙して…

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年8月 4日 (月) 07時44分

看板の御三家  由美かおるさんも元気で驚くほど若い 体操の家元みたいなことをしていますね

投稿: tougei1013 | 2014年8月 4日 (月) 07時59分

  由美かおるさんといえば、当時金井克子さんや奈美悦子さん、そして「西野バレー団」ですね。

 帝塚山の駅の近くにあって、呑み仲間に呼吸法を習いに行ってた方もおられましたが、今はマンションになっているのかな。

 バレーといえば大屋政子さんもあの近所でしたね。

 他にも・・・っと考えたら、結構有名人の多い地域だったんだ。

 話題は全く逸れてしまいましたが(汗)。

投稿: 戦後派 | 2014年8月 4日 (月) 08時14分

懐かしのホーロー看板、ありがとう❗純で〜す、仙一で〜す(^_^;)

“骨まで愛して”は水原弘やったか、城卓矢やったか❓

不安げな花嫁はきっと“夜汽車に乗って”遠くまで嫁いで行くんでしょう‥

投稿: ん❓ | 2014年8月 4日 (月) 11時26分

 水原弘は“黒い花びら”ですが、

原子力 ムラは“黒い札束”です!

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年8月 4日 (月) 12時44分

なべおさみさんの持ってる携帯電話(?子機??)が懐かしい・・・そう言えば、携帯電話が出始めの頃、香港在住の親戚が、辞書みたいな大きさの携帯電話を持っていて、「これが、なかったら仕事になれへんのや」とか言うてました。あれから、ほんの20年ほどで、えらい薄さになりましたし、えらい機能がいっぱい積まれてるものになりましたね。しみじみ・・・

投稿: 天王寺蕪 | 2014年8月 5日 (火) 00時45分

●難波のやっちゃんさま
なんで悔い改めへんのでしょう。短気スパンで景気さえ良くなったらええねんという国民になってしもたということなんでしょうかね。その一翼を自分も担ってることになるわけで…
で、結婚の名(迷)言…やっちゃんさんはどれがお気に入りで? 全部ですかね。

●tougei1013さま
“看板の御三家”ってあとひとり誰かなぁと思えば、大村崑さんですか。最初“浪花千栄子”さんかいなぁと思いましたわ。

●んさま
ちゃんと反応してくれはりましたね。なかなか本文では書けんもんでして…助かります。

●天王寺蕪さま
手に持ってはるのは、加入電話の子機です。子機ですら、こないにデカかったわけですね。
同業者の先輩が、早くから移動体通信の端末を持ってはって、その時は、肩からでっかい弁当箱みたいなもんを下げて使てはりましたわ。しばらくして小さな携帯電話が出ましたが、それでもそのお方、でっかい弁当箱タイプのもんを使てはりました。理由は「これくらいの電池容量やないと、すぐ切れる」からとか。今も昔も、超売れっ子のひとですので、ホンマの理由かと思います。もう…四半世紀ほど前の話ですかね。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2014年8月 7日 (木) 10時56分

 私のお気に入りは2番目です(笑)

でね、此の後つづきがありまして…

男は好奇心から浮気し、女は退屈して浮気する(汗)

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年8月 7日 (木) 21時56分

●難波のやっちゃんさま
やっちゃんさんがそう言わはるんやったら、そこに真があるのかもしれませんですね。私はそんなん…語るまであと100年はかかりそうです。

投稿: 山本龍造 | 2014年8月10日 (日) 16時05分

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