和泉府中の錆びサビ物件
今日も、錆びサビ物件。
今日は朝から和歌山は桃山町へ桃買いに。信号待ちで停止したクルマの窓越しに見えるはこの物件。ずっとずっと前からその存在を知りつつ撮ることもなくココを通るたびに眺めていたんですけど、うん、やっぱりええ感じを通り越してどこか異様ですなぁ。
タイル模様のブリキ板で覆われた窓なしの庇ありで形状も妙にいびつ。横にあるコカコーラの広告入り一膳飯屋の看板がまた“ザ・ニッポン”な感じで。訳わからん落書きがその異様さをますます増長している様な気もします…ってまぁ、どうやってこんなところに書きよるんかね。わざわざ脚立持ち歩いてるんかいな。
あ、ちなみにこの物件はかどや食堂ではありませんので。念のため。
| 固定リンク | 0
「写真」カテゴリの記事
- 井手町多賀から望む夕空、午後5時56分。(2023.03.20)
- 十三峠の春、午後2時43分。(2023.03.18)
- 西九条二丁目14、午後5時41分。(2023.03.10)
- 大山崎町名神高速高架下、午前10時52分。(2023.03.05)
- 橿原市曽我町、午前8時22分。(2023.02.20)
「建造物」カテゴリの記事
- 大山崎町名神高速高架下、午前10時52分。(2023.03.05)
- 木造モルタル青い瓦屋根の“長屋”にあれこれ(2023.03.01)
- 戸袋6つ全部違う意匠の文化住宅(2023.02.23)
- 味わいの煉瓦壁(2023.02.13)
- 戸袋に“瓢箪と盃”、居酒屋の。(2023.02.09)
「泉州・堺」カテゴリの記事
- 巨大ヤシ支える添え木(2023.03.07)
- 勝手に植林ダメ公園(2022.09.15)
- 鬼瓦、トタン製。2(2022.05.01)
- さくら一本、鉢割り路面に根を下ろす図。(2022.04.01)
- “汗と税、ムダにしません。”(2022.01.09)
コメント
フィリピンの街並みを思い出しました さびたトタン屋根が連なっています
投稿: tougei1013 | 2014年7月26日 (土) 06時35分
一次産業のみならず飲食業にも高齢化の波ですかねぇ。
我が家の近所でも老夫婦が頑張ってた中華屋さんとか寿司屋んとかカラオケスナックやらがどんどん閉店していきます。
流石にロープの張られた駐車場は営業時間義のGS位ですが、シャッターに妙な落書きは良く見かける様になりました。
かといって、最近始めた若い奴の店は客も若くて年寄りには入りづらい。
昼飯時は補助いすの付いたママチャリに占領されてるし、年々馴染みの店が少なくなるのを嘆いております。
投稿: 戦後派 | 2014年7月26日 (土) 07時32分
“あら川の桃”美味しいですネ!
春の“まりひめ”と共に、岩出の友が送ってくれます。
で、錆びサビの進行は腐りの手前で、安定するって云うか衝撃を加えない限り止まりますネ。
お蔭でこうして楽しめます…
人はそうは行きません。
“アホげ”で必死に防錆してますが、もうじき朽ち果てるでしょう(汗)。
私は厳冬期に黒門“みな美”の河豚を送ります(笑)。
投稿: 難波のやっちゃん | 2014年7月26日 (土) 08時37分
サビはサビでもやっちゃんの場合、侘び寂びの心境では(^_^;)
投稿: ん❓ | 2014年7月26日 (土) 13時31分
●tougei1013さま
フィリピンの町並みってこんな物件が多いと…数あるとどんな感じなんかなぁと。茶色い町並みを想像しました。
●戦後派さま
かなりどんな業界も高齢化してますし、若モン多い業界ではちょっと歳とるとヤメなあかん雰囲気にされたりしている様ですし…色々な歪み、どう補正していったら良いのやら。四半世紀先くらいから、えらいことになる様に思うと、怖くなります。
●難波のやっちゃんさま
岩出の玉ちゃん、ええ人ですね。私もほしいわ、玉ちゃん…とか何とか。
で、また自虐的なことを。やっちゃんさんの持ち味は錆びた風情やないところ。ま、せんど朽ちる夢でも見といてくださいな。うそですが。
●んさま
それは、私にはわかりませんねー。侘び寂びの魅力…でもない様に私は感じています。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2014年7月27日 (日) 14時09分
あー、ここここ。
そういえばこんなんですね。よく車で通ります。
ちなみに隣の「かどや食堂」も昭和の色を濃く残したいかにも「吉本新喜劇」のセットで出てきそうな大衆食堂です。
しかもその隣にも同じような大衆食堂があります。
時々寄ります。
投稿: ぽんぽこやま | 2014年7月28日 (月) 02時50分
四半世紀というより、子供のころにはあったような気がします。
投稿: ぽんぽこやま | 2014年7月30日 (水) 01時39分
●ぽんぽこやまさま
そうですねん、この“かどや食堂”入ろかなぁと思たことあるんですが、お昼時やのにお客さん少ないし…とヤメたことあるんですわ。その近くの食堂もしかり。なかなか一膳飯屋も大変な時代になってしもたということでしょうなぁ。今度機会があったら、必ず行きますわ。
投稿: 山本龍造 | 2014年8月 7日 (木) 09時11分
先日久しぶりに三日ほど続けてここの前を通りました。
やっぱりずいぶん前からあったような。
ですんで、これのない和泉府中が想像できません。
和泉府中、やっと再開発が始まったという感じで、周囲にこういう風情の建物がまだまだ取り残されたようにたくさん残ってますね。
同じ和泉市でも和泉中央とはえらい違いで。
投稿: ぽんぽこやま | 2014年8月20日 (水) 10時03分
●ぽんぽこやまさま
あぁそう言えば同じ自治体なんですね和泉府中と和泉中央。
しかしなんですなぁ、和泉府中って…再開発するの惜しい気がしますわ。あの、何とも言えん昭和40年代な駅前のビル兼店舗みたいな一角(大阪王将とかメガネ屋さん入ってるところ)が、とくに“今のうち”感がありますわ。こういう町並みを必要とする映画がきっとあるはずで、ロケして映像ででも残らんかなぁと。どうです?
投稿: 山本龍造 | 2014年8月21日 (木) 22時48分