« 交通公園や… | トップページ | コンクリごみ箱に生息するアロエ など。 »

2014年7月18日 (金)

昭和なプラ看板 93 ● アルミ日用品は フジマル印

 アルミ鍋…見ん様になった気がする。
Fujimaru1 Fujimaru2  野田阪神の昔ながらな商店街、しばらく行くと“家庭用品のデパート”。ドンと目立つ部分に“フジマル印”の赤い文字のプラ看板。アーケードに守られ、劣化することなく佇む堂々たるその姿…ではありますが、アルミ鍋とかヤカンとかって、何か知らん間に見かけなくなりましたなぁ。昭和に置き忘れてきたというか何と言うか…あ、そうや、「アルミを摂取すると認知症(=当時は痴呆症)になる」とかならんとか言われはじめたのも、衰退に拍車をかけた一因かもしれませんなぁ。
 で、フジマル。このブランドも最近見かけん気がするなぁとちょっと前より思てましたら、1998年に倒産していました。価格競争に呑み込まれた末に行き詰まったようです。うちにはこのフジマルのホットプレートがありますが、そのつくりを見ると…かなりコスト下げて作ってたんやろなぁと思わせるもんがありますが…そうか、あかん様になってたんですなぁ。
 今も、この“フジマル”ブランド存在するそうで、外資の日本マイヤーというところが商標を持っているみたいです。
 フジマル…そう言えば“ツルマル”っていう名の鍋やかんもありましたか。こっちももうアルミ鍋等から撤退しているとか。ボウルもバットも、そうそう弁当箱もアルミ製やったなぁ。それが昭和のモンやったというのは、気づかなんだですわ。そうなんや…

(於:福島区) “〇〇のデパート”…この言い回しも昭和ですな。

| |

« 交通公園や… | トップページ | コンクリごみ箱に生息するアロエ など。 »

プラ看板」カテゴリの記事

大阪市西部」カテゴリの記事

コメント

ヤカンでお湯を沸かすこと こんなことがなくなっている 非常に大きな驚きです アルミの弁当箱も博物館のもの
えらい時代ですね

投稿: tougei1013 | 2014年7月19日 (土) 06時39分

  中学まで給食で食器はアルミ、高校から弁当で弁当箱は当然アルミ。

 昼になるとその蓋にお茶を入れてすすったのを思い出します。

 そのお茶はアルミのやかんで日直が給湯室へ取りに行ってたし、冬場はストーブの上におかれてたり、弁当を温めるのに邪魔物あつかいにされたり、更には何時の頃からかストーブの上のやかんは危険物扱いになり、ついに見かけなくなりました。

 夏場の部活では麦茶を沸かして、グランドの隅の足洗い場で水道出しっぱなしにして冷ますのが1年坊主の役目だったなぁ。

 で、我が家の流しの下を見ますと、おでん用の最大(直径30cm)のアルミ鍋は「ミカド」でした、チャンチャン。

投稿: 戦後派 | 2014年7月19日 (土) 07時42分

 “なべやかん”なんて生まれつき穴あきの二世タレントがいましたが…
子供の頃、アルミやホーロー製はヨウ穴が開きました(汗)。

そうですか…“フジマル印”も“ツルマル”の鍋やかんも無くなりましたか(涙)。
ステンレス・琺瑯の時代ですもんね!

“鋳掛屋”なんちゅうお商売がありましたなぁ。
もうそんな時代や“アルマイト”…

痴呆症!云われんうちに おあとがよろしいようで(笑)。

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年7月19日 (土) 08時43分

イヨッ 浪花の春団治❗ いかけ屋(^_^;)

投稿: ん❓ | 2014年7月19日 (土) 10時10分

未だに堺市の中学校では、昼食時はアルミのやかんに入ったお茶を給湯室に取りに行ってます。アルミの成分が溶け出して云々言われてますが、がっちゃんみたいにバリバリ食べないのであれば、そんなに危険やないと言われてますよね。「アルミの鍋の方が、軽いし使いよい」と言う主婦は多いです。IHでも最近のはアルミ鍋対応の機種も出てますし・・・

投稿: 天王寺蕪 | 2014年7月20日 (日) 07時22分

●tougei1013さま
お湯は…もうきょうび、みな電気ポットで沸かしてはるんやないでしょうかねそう言えば。うちはまぁ、ヤカンで沸かして魔法瓶へという昔ながらなスタイルですが、アルミのは使いませんわ、琺瑯製です。弁当箱は、ランチジャー…これって、平成の世ではビミョーな位置にある様にも思います。

●戦後派さま
お書き頂いた内容とまったく同じでしたわ…と思いましたが、子供会のソフトボールの練習中なんかには、ヤカンやなくて、デカい保冷ポットみたいなヤツで麦茶飲んだかなぁ…って言っても、その頃はまだ“運動中の水分摂取はアカン”な時代でしたけど。
で、うちにも関東煮用30cmの鍋が流し台の下にありますわ。いま見てきましたら“千寿鍋”、“マツタカ”の文字。前者はスタイルの名前、後者は昭和アルミのブランド。ここも…もう作ってないみたいです。

●難波のやっちゃんさま
>>生まれつき穴あきの二世タレント
…キツイなぁ。ま、その通りなんでしょうけども。
うちも、ステンレスと琺瑯製ですね、基本。やっぱり「アルミ摂取はアホになる」と言われると…ね。時折外食時、厨房をのぞきますけど、そこにピッカピカに磨かれたアルミ製の鍋やフライパンを見かけますと「…あ、料理にアルミ成分たっぷりなんかなぁ」と思てしまいますね。
あ、今回もうまいこと落としてくれてはりますね。さすが、
“イヨッ 浪花の春団治❗ いかけ屋(^_^;)”
んさんが↑こう言うてはります。

●天王寺蕪さま
いまも小学校で使われている…そうなんですね。確かに軽いし割れへんしで良いですね。
やっちゃんさんへのレスにも書きましたが、まぁやっぱり何となくキケンなんやろなぁと思うと使いとないと思てしまいします。まぁでも、アルミは問題ないのちゃいますか、微量ならば。ホンマにアカンのやったら、アルミ缶のビールとか、大問題になってるはずですもんね。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2014年7月21日 (月) 11時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 昭和なプラ看板 93 ● アルミ日用品は フジマル印:

« 交通公園や… | トップページ | コンクリごみ箱に生息するアロエ など。 »