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2014年7月 8日 (火)

防火水槽 142 ■ 富田林市富田林町24-25

 いかにもありそうかも…な町並みに、やっぱりありました。
Suiso142a Suiso142b  立派な家屋の角にデン。木の蓋もしてあって…な割に何か持ち味が違うなぁと近寄りますれば、これ、鉄製ですわ。金属製は…初めてです。
 真ん中に“水”と記してあるものの、これはまぁウソでしょう。左端が錆びて穴あいてますからね。ま、二重になってて中にまた別の水槽があるのかもしれませんけど。
 いったいいつの時代の防火水槽なのか。戦前生まれやとしたら、よう供出せずに済んだなぁとも思います。ま、きっと戦後置かれたんでしょう。
 久々…かれこれ20年ぶりくらいにここ富田林の寺内町を歩いてみましたが、えらいキレイな町並みに整備されたんですなぁ。すっかり観光地みたいになってますわ。よろしいなぁ…と言いつつ、何かね、キレイすぎてそこに生活臭というかアカがなくて、私は前の方がよかったなぁと思ったり。先日訪れた赤穂市は坂越の町並みにも同じ様なことを感じました。その感じ、どう言うたらええのか…何か整備すると同じ様な雰囲気になるねんなぁと思たんです。“国道バイパス沿いにチェーン店がずらり”の画一化された“街”に通じる…いやまぁ違うんですけどね。

(於:富田林市) そうか…どっちも昭和の空気が流れてへんからそう思うんやわ。

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コメント

こんにちは~♪

やっぱ街並というモンは、歴史の重みだけやのぅて、そこに息づく生活の重みというモンが感じられてこそホンマモンなんでしょうかねぇ。

小生も木曽の奈良井宿を30年ばかし、数年おきに訪ねていますが、年々観光化されて生活感が失われ、最近では余り訪ねたいとは思わなくなってしまいましたわ。

まっ 街の活性化を唱える人たちや歴史的街並の保存を叫ぶ方たちの感性が、どことも同じようなモンやからそうなって来るんでしょうなぁ。

投稿: 啼兎 | 2014年7月 9日 (水) 12時31分

 まっ、飲用や無いから錆びても構へんけど(汗)。
鉄製水槽のメンテは大変でっせ! 内側をFRPでコーティングでもしてんのか(笑)。
石不足でもあるまいに、チト意味不明な物件ですナ…

寺内町と云えば富田林が有名ですが、ここまで徹底してキレイに整備されると…
私は貝塚・富田・久宝寺そして萱振辺りが好きやネ。
環濠や土居が残ってたらなおエエわ!

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年7月 9日 (水) 14時30分

20年ほど前は興正寺さんも街並みに合わせてか軽自動車に乗ってはったんですが、いつの間にやらaudiなんぞに乗り換えられてはりました。

投稿: 天王寺蕪 | 2014年7月 9日 (水) 21時41分

●啼兎さま
あ、私がこの手の街に対して思てる感情をうまいこと表現してくれてはりますわ。まさにそう言うことなんですよね。何かね、明治村化してるというかテーマパーク化してるというか…そんなんちゃいますよね。そう言えば昔“まるでセットかテーマパークの様な宿場町『関宿』”という記事を記したことを思い出しました。

●難波のやっちゃんさま
いやホンマ。こんなん錆びるに決まってますもんね素人が考えても。不思議です。
私も貝塚、ええなぁと思てます。あと町並みと言えば、茨木の上泉町あたりも好きやったんですが、酒蔵もすっかりなくなって…普通の町になってしまいました。残念。

●天王寺蕪さま
はは…これは個人情報。どうしよ、このまま載せたままでええのか…ちと心配。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2014年7月14日 (月) 14時31分

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