防火水槽 141 ■ 兵庫県たつの市龍野町本町35
先日行った播州旅。ついでに訪れた龍野に、第141号はありました。
古い町並みに調和するそれは石でできた本格派。昔ながらな家屋の前、竹を組んだ蓋、上には重石と、まるでその一角は時代劇のセットであるかの様な装い…よろしいなぁ。例えこの中に水が入れられてなかったとしても、街の飾りとして充分に活躍しているといった感じです。
以前もこの近くで第123号となる物件を見つけましたが、あっちは石製とはいえ新調した純粋なる飾りモン。やっぱりそれなりの経年変化してこそこの風情は生まれるということですなぁ。それを思うと近年、古い名画をデジタル処理して完成時の色合いを再現するということが行われていますけど…そっちの方がステキやとも言い切れへん気がしますなぁ。「画家は経年変化を考慮して描いていた」なんてことは…ないんでしょうかね。
今回龍野に寄ったのは、このヒガシマルの“菜もろみ”を買いたかったから。以前買って美味しかったものの、全然近くで見かけることがないなぁと“うすくち龍野醤油資料館”で言いましたところ、「ここと、通信販売だけですねん」とのこと。わざわざ寄ってよかったヨカッタ。もろみもそうですが、何より立派な防火水槽に出会えた訳ですからね。
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コメント
昨日道頓堀にトムが来ルーズちゅうんで迎えに行きました(笑)
で、自然な“エイジング” ほんまもんの水槽はエエなぁ…
やはりデニムでも革製品でも長年使い込んでこその“味”!
そして“熟成”した菜もろみ、よろしなあ!
もう一杯ご飯欲しなってきました(汗)
確か龍造さんとトムは同い年の筈…二人ともイイ歳のとりかたしてはるわ…
投稿: 難波のやっちゃん | 2014年6月27日 (金) 13時54分
ケータイでアホげ見れず見たくてもエラーになり、やっと見れるように…暫くのご無沙汰です…たつのって行ったことないですねー。なかなか素敵な街づくり…。ヒガシマルは関西人の心でしょうねー。うどんスープとかせやし!
あ、醤油なら先月千葉の銚子へ鉄道ヲタ仲間と貸切乗車会をした際に、銚子電鉄さんの車庫の横がヤマサの工場やって、辺り一面濃口醤油の空気に染まってました。銚子ってヒゲタとかヤマサとか有名メーカーが有るんですね!醤油は買わず、濡れせんべいだけ買いましたわ笑
投稿: りらっくま | 2014年6月27日 (金) 22時19分
●難波のやっちゃんさま
えらいひとと一緒に語ってますなぁ…ええ?
“イイ歳のとりかた”、それを言うならやっちゃんさんでしょうが…って持ち上げごっこですな。
●りらっくまさま
はい、ケータイでは見れん様に設定変えましてん…ウソですが。何でやろ?
“ヒガシマルは関西人の心”…よろしいなぁ。ホンマそうそう。コテコテだけが大阪ちゃうっちゅうねん。ね。
銚子と言えばその昔、ヤマサ醤油の見学に行きましたわ。ここは紀州は湯浅にルーツがあるそうですな。その割には関西にあんまり馴染みがない気がします。
お二人ともコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2014年7月 2日 (水) 07時28分