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2014年5月22日 (木)

ひとつで“四ッ橋”

 あの四ツ橋は、四つでようやく四ツ橋ですが、こっちはひとつで四ッ橋。
Yotsubashi1 Yotsubashi2  しかもあの四ツ橋はひとつも現存せんこと思うと、こっちこそ堂々の四ッ橋ですなぁ…とか何とか。 
 高石市と和泉市の境界線上にその四ッ橋はありました。欄干の右上には“取石池”と彫ってあります。何のことかと調べますればここら辺にかつて“取石池”という池があったものの、昭和16年に埋め立てられ農地になったとありました。ほな“長”は何のことなのか…これはわかりませんでしたが、長い池やったということでしょうか。
 “長取石池 四ッ橋”…取石池につながる川にかかる橋がいくつかあって一ッ橋や二ッ橋と名付けられていたのか…というか、今もどこかにあるのかもしれません。
 高石市取石六丁目あたりにあったという取石池、現町名は“トリイシ”と読み、池の名は“トロシ”。よそモンでも読める様に読みを変えたのか、元々読みが違うのか…八尾の竹淵(タコチ→タケフチ)、東大阪の大蓮(オバツジ→オオハス)同様やとしたら、ナンダカナーと思いますわ…って、余計なことでしたな。

(於:高石市〜和泉市) 橋線の四橋駅…ややこしな。

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コメント

 長吉村長原出身の鶴瓶師匠が“やっぱりタコチはタコチやろう!”と云ってましたが(笑)。
難読地名は市境に多いような気がします。

で、JR富木駅は地元の氏神“等乃伎神社”に由来するとか…
取石6丁目辺りは小栗街道(熊野街道)が通ってまして、私も何度か歩いています。
町歩き・街道歩きの愉しみのヒトツは難読地名や消えた河川・橋名との遭遇にあります。

余談ですが、「金田」って普通“かねだ”か“きんでん”と読みますよネ。
処が吹田市には“かねでん”、守口市には“きんだ”と云う地名があるとか(汗)。
都城市には“カナダ”…日本語ってホント面白い!

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年5月23日 (金) 13時47分

  杭全、放出に立売堀等読めるとちょっと優越感と地元愛を感じます。

 最近話題のキラキラネームも読めると親近感湧くんでしょうねぇ。

 それ位、まともに読んでもらえんということの裏返しかも知れませんが。

投稿: 戦後派 | 2014年5月24日 (土) 09時08分

公民館は「とろし」だったはず・・・。でも、中学校名は「とりいしちゅうがっこう」。高石市って、南海本線側と阪和線側では微妙に文化圏も異なりますよね。だんじりの形も異なるし。大体堺以南で、南海本線と阪和線の両方にまたがる市って、海側と山側で文化がびみょうーに異なるから、おもしろいんですよね。

投稿: 天王寺蕪 | 2014年5月24日 (土) 13時26分

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