“安治川旅情”坂井ユウジロー展
今日は坂井ユウジローさんの展覧会を見に港区は磯路の画廊へ。
空気感やらにおいまで伝わってきそうなその案内状の絵にタイトルに誘われ行って観て…よろしいなぁ、めっちゃよろしいわ。
絵がええ、ま、それは当たり前かもですが、そこにそえられてる文章、これもまたええんですなぁ。突っぱねてる様でぬくもりのある眼差しに漂う無常観…とでもいうのか。飄々とした中に生きる“決意”みたいな強さが…よろしなぁ。
作品の価格もスーパーや量販店の様な設定で、それも氏のアートに対する姿勢のあらわれなのでしょう。いつも会期終盤に行くと、売約済ばっかりということで2日目に行って大正解。ひとつに●付けてもろて帰ってきました。25日(日)まで、21日(水)は、休みということです。
そうそう、で、この画廊の右隣にある建物と歩道の境界線上に“アホげネタ”がありますで。植物シリーズの中では1〜2を争うその味わいにインパクト大。ぜひ、こちらの方も鑑賞をおすすめします。ネタにするのは、また、会期後にでも。(追記:5月27日、記事化しました。“植木鉢、服と化す。”)
■“安治川旅情”坂井ユウジロー展
・5月15日(木)から25日(日)まで。21日(水)休み
・午前11時から午後7時まで[最終日は5時まで]
・ギャラリーはたなか / 港区磯路2-11-5(港区役所道向かい)
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コメント
山本龍造さん、こんにちは。
この展覧会のカードをどこかでもらって、ええなあと思いながら、一瞬忘れていました。ご紹介ありがとうございます。
行ってみなければ。
投稿: びんみん | 2014年5月17日 (土) 08時08分
ギャラリーはたなか 本日行って来ました。
関目にお住いのユウジローさん、川がお好きなようで城北運河~寝屋川~大川…安治川とギャラリーまで自転車で來られるとか。
で、“安治川旅情”よろしなぁ!
昭和残照 錆び錆びの建屋など作品群と文章、ノスタルジーに浸ってきました…
畠中オーナーとは年齢も近く前面道路を市電が、近くを大阪港まで浪速貨物線が走っていた頃から最近の港区事情まで小一時間ハナシが弾みまして(汗)。
帰りしな隣の“アホげネタ”もしっかりと見届けてきましたヨ(笑)。
投稿: 難波のやっちゃん | 2014年5月19日 (月) 18時35分
●びんみんさま
こんにちはお久しぶりです。
行きとなる案内状ですよね。1、2度お会いしただけなんですけど、この方の作品から伝わってくるもんが好きです。で、この案内状をどっかで手に入れられてる…さすがびんみんさんやなぁと思いました。
●難波のやっちゃんさま
何か話ではユウジローさんは市内をだいたい自転車で移動されているみたいですね。作品からも何となくそんな感じが伝わってきて…って、ま、勝手な想像ですが。
で、よろしかったでしょ。画廊オーナーさんと話弾んだんですか…さすがはどこでもどんなことでも話題豊富にネタをお持ちのやっちゃんさんですわ。
アホげネタも三次元で見てこられた様で、何よりです。
お二人ともコメントおおきにでした。
全然コメントへのレスできる状況にならんで申し訳ありません…って、ただの怠慢がその理由なんですが。
投稿: 山本龍造 | 2014年5月30日 (金) 12時54分