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2014年3月 6日 (木)

昭和なプラ看板 87 ● シャープ エルシーメイト

 業績が回復傾向にあるということで、2015年度は前年の3倍にあたる300人の新卒採用予定とか。シャープが復活しつつある…ええこっちゃねえ。
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 てなわけで、手前のパイロット萬年筆も気になるでしょうが、まずは“シャープ”の方から。
 見た感じ、そないに古くない感じがするのは、ほとんど太陽光による劣化が進んでいないからでしょう。それはこの商店街が長いことアーケードに覆われていたから。私が全然知らんうちにご覧の通り空の見えるスタイルになっていました。調べますれば2011年よりこの様になっているとか。薄暗く、ちと寂れた感あるアーケードよりこっちの方がよりしいなぁ…って言ってもまぁ、ノスタルジーに浸るのなら、前の方がよろしいか。
 で、この看板。キレイものの、やっぱりどっか昭和な香りがしますね。“エルシーメイト”…この商品名がそう思わせるのかと思いましたが、今も使われているブランドの様です。と言うことは“世界の電卓”というフレーズが理由かも。ま、やっぱりこの“シャープ”というカタカナ表記のロゴがそう思わせるんでしょう。どうも最近は使われていない様です。
 しかし何です、何で電子式卓上計算機の略が“電卓”てなコトバで定着したのか不思議な感じ。肝心な“計算”を示す漢字が入ってないというのが…妙ですわ。ホント言うたらこの“電子式”ってのも私よくわかりません。“電気式”ではアカンというか…違うのでしょうか。電子ジャーの“電子”もしかり。まぁ、何となく“電気仕掛け”より“電子式”の方がハイカラな響きがあってそうなったんやろ程度に思てますが…ま、素人にはその程度のもんです。

(於:東成区) シャープの電卓、2005年“IEEEマイルストーン”に認定されていたとか。知らなんだ、そんな権威も。

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コメント

  「電卓(卓上タイプ)」も出始めは高価でした。

 何時の頃からか「短・小・軽・薄」なんて言われだして、 ポケットに入る位から腕時計位まで小さくなり過ぎて扱いにくいのまで。

 学生時代初めて買った「関数電卓」は未だ数字が光る奴で、電池の消耗が激しかった。

 仕事で最後まで使っていたのは、指の太さに合わせた葉書大の「カシオ」。

 今はでかくて邪魔なのでその前に買った「ELSI MATE」(光発電機能付き)が活躍中。

 周りの皆は無論「スマホ」(呑み屋で割り勘時)。

 でも、算盤のできる奴が羨ましい。

 

投稿: 戦後派 | 2014年3月 7日 (金) 08時00分

 かつてシャープが発売した「ソロカル」が今海外で大人気だとか…

私が社会人になった頃は大型コンピュータ時代で“ソロバン”が主役でしたネ。
そんな頃“電卓”が普及し始め、そろばんが苦手な者には福音でした。
最初は電卓が正しく計算されているかソロバンで検算したり、加減はそろばんで・乗除は電卓で…そんな時代でしたヨ(笑)。

扨てあべのハルカス本日全面開業!
阿倍野が通過点から目的地になるか…近鉄グループが弾く“算盤”や如何に…

投稿: 難波のやっちゃん | 2014年3月 7日 (金) 09時32分

電子式というのは半導体素子を使った電卓という事ではないかと。
その前にリレー式計算機というのがありましたので、電気式というのはそっちのイメージに当てはまるのかなと思ったり。
機械式計算機に対する電子式という意味かもしれません。

さすがに手回しの機械式計算機は使った事無いです(笑)

投稿: なんぎ | 2014年3月 7日 (金) 09時52分

手回し式機械計算機を愛用していました。確かタイガーという商標でした。昭和30年ごろに会社で電気(?)計算機が導入されたときは計算機室という別室に収められ、我々ペイペイは拝むことさえ出来ませんでした。竹製の計算尺を懐かしみながら今も時々。

投稿: 戦中派 | 2014年3月 7日 (金) 13時10分

二伸 昭和なプラ看板にもエルシーメイトにも関係のない話でした。なんぎ様の「手回しの機械式計算機」の言葉に触発されて。どうもどうもです。

投稿: 戦中派 | 2014年3月 7日 (金) 16時38分

  計算尺は内にもあります。

 計算機(レジ)も初めは数字の書いたボタンみたいなのを下まで押し下げる奴だったような記憶があります。

 それ(レジ)を見て算盤塾に通うのを止めたんですワ。

 そう言やぁ、電卓の検定もありましたね。

 ワープロ検定とかも。

 最近は色々な検定(有料の)がありますが、級(嗅)覚に優れた人が羨ましい。

 スキーの検定は受けましたが(失笑)。

投稿: 戦後派 | 2014年3月 8日 (土) 09時47分

私は、それよりも手前の眼鏡屋さんのおめめくるくるの看板の方が、懐かしくて・・・最近のお洒落な眼鏡屋さんには、ありませんよね。

投稿: 天王寺蕪 | 2014年3月 8日 (土) 11時44分

それよかやはり万年筆!どうしたらこんなレトロな空気に触れられるのよw元アーケードでもこんなに綺麗にあるもんなんですね。

投稿: りらっくま | 2014年3月10日 (月) 00時24分

●戦後派さま
どんな便利で高価なもんでも月日とともに安なって激安になって要らんもんにもその機能付いて…ですね。
で、確かに使い勝手で言うとある程度の大きさがあるヤツになりますね。案外本体の中はスカスカなんでしょうね、掛け時計みたいに。
で、電卓検定にワープロ検定ってものあったんですか。まぁ…わからんでもないですね。それより最近の検定ブームも下火とかで「当たり前やわ」と思て見てます。

●難波のやっちゃんさま
ソロカル…そんなもんがあったんですね。さっき検索で画像見ましたが…なかなかええ感じです。それが今海外で人気…わからんもんですというか、わかる気もするってとこでしょうか。
わたしらはもうどっぷり電卓当たり前で…ソロバンもうちょっとマジメに習てたらよかったかもなぁと今になって思たりしてます。
さ、近鉄の算盤勘定…ま、吉と出てほしい気がします。

●なんぎさま
さすがなんぎさんです。ご説明有り難うございます。だいたいわかりました。まぁ…「何となく」というところもありますが。おおきに。

●戦中派さま
これはこれはえらい古いお話を。早速調べてみますれば、“タイガー手廻計算器資料館 ”(http://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/temawashi.html)なるサイトがありました。で、昭和45年まで作っていたというから驚き。しかもいまでも会社は存在し、“運輸経営を支援する運送システム・運輸ソフト・デジタルタコグラフ等の販売会社”ということです。うまいこと業転しはったみたいで、他人事ながら…よかったと思います。

●天王寺蕪さま
それどころか最近は個人経営の眼鏡店も随分減ってきた様に思いますね。しやしかし…確かにこの看板も懐かしい。おすすめします、今里新橋商店街。

●りらっくまさま
やっぱり万年筆の方でっか。ま、またちゃんと出しますよってに、しばらくまってておくなはれ。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2014年3月10日 (月) 11時04分

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