富久娘?、いやいや“司娘”
今日はえべっさんの“残り福”。えべっさんと言えば福娘から笹に飾り(子宝と言うそうです)付けてもろて…ということで、これ。
“娘”の字はそっくりそのまま使っていますが、“富久”の2文字を“司”と1文字にしているところに「真似してんのちゃいまっせ」なメッセージが伺えます…って思っていましたけど、笹に吊ってあるのがお多福で結局“福娘”で“富久娘”ってことですなぁ。おまけに“司娘本家”ってこの社名も怪しいわ。“摂津國灘御影”も「ほんまか?」って思えてきて…実在した会社なんかなぁと。まぁこのシリーズ全部に当てはまるんですが。4回に渡って続きました富久娘の偽モンシリーズ、ここまで。
レッテル左の文字“いつも朝から大きげん”と読めるが…朝から呑むってことか?
※関連記事:
『富久娘?、いやいや“富久始”』 2013年12月12日の記事
『富久娘?、いやいや“富久瓢”』 2014年1月9日の記事
『富久娘?、いやいや“小判娘”』 2014年1月10日の記事
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「レッテル類」カテゴリの記事
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コメント
いやいや、恐れ入りました。
これにてとなるとちと寂しい。
よくよく比べるとぐるりの飾りもんは「小判」と「司」が酷似してますね。
当時から日本の印刷技術は凄かったということですか。
投稿: 戦後派 | 2014年1月12日 (日) 09時51分
覆刻版を灘区篠原本町の本家に上納したら、六代目は上きげんやろナ…背中には牡丹が咲き乱れて…
富久娘?いやいや○○シリーズ…新年から楽しませて頂きました(笑)。
灘五郷…東から戦後派さんの生まれ育った今津、西宮、魚崎、御影そして西郷と最盛期には200を超える酒造家が犇めきあったとか、そらパチもんもでますワ(汗)。
きのう西宮神社まで残り福もらいに…15才で死んだ犬の名が“ふく”でした…
投稿: 難波のやっちゃん | 2014年1月12日 (日) 09時52分
●戦後派さま
いやホンマ、偽モンパチもんというだけではなくて、印刷物としてキレイですよね。この手の印刷の味わいは最近あまりなくて残念に思います。
今度は白鶴のパチもんをいつの日かシリーズ化したいと思てますので、楽しみにしといてください。
●難波のやっちゃんさま
…そう言うことは私、よう書きませんわ、はい。
で、灘五郷。今やもろ阪神工業地帯の中って感じですが、そんな環境にもかかわらず、未だにお酒の主産地というのが不思議に思えたりします。まぁあの震災以前の風情は、すっかりなくなってしまいましたけれども。
愛犬の名が“ふく”ですか…ええ名前ですね。
お二人ともコメントいつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2014年1月15日 (水) 11時36分