防火水槽 129 ■ 貝塚市北町8-1
丸型、しかも陶器製となると…ちょっと防火水槽と呼んでええのかどうかと思うところですが。
今回の物件は、貝塚市の寺内町の登録文化財のお宅玄関横に鎮座していました。先にも触れた通り、どうもいわゆる“防火水槽”ではないのですが、このシチュエーションにあるということは、まぁ防火目的のものやと考えられますので、第129号と勝手に認定させてもらうことにしました。
竹の柵の奥、しかも地味な茶色といういことでちょっと遠目には目立たん存在ですが、なかなか味わいがありますなぁ。さすが文化財の構成要素のひとつって感じ…って、まぁこの甕はその対象外でしょうけれどもね。
(於:貝塚市) 同じ貝塚での物件でも第128号のそれとは随分雰囲気が違うな。
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コメント
これとはちょっと違いますが、小学生の頃自分の身長に近い位の茶壺に水を張っていたお宅がありました。
ボウフラが湧かない様に金魚と藻が入れてあったのを思い出しました。
公園に街頭TVや馬に水を飲ますのに使っていたという、大きな石の桶みたいなのが残っていた頃です。
投稿: 戦後派 | 2014年1月27日 (月) 08時23分
景観保全された寺内町の侘び・寂びのきいた水槽と
片や海塚交差点の朽ちるに任せた廃屋横の防火水槽
すぐ近くにありながら見事に二極化を現しています…
投稿: 難波のやっちゃん | 2014年1月27日 (月) 09時19分
大津市堅田にある浮見堂近くのお宅の前にも、陶器の円筒形の防火水槽があります。
投稿: kinsan | 2014年1月28日 (火) 06時10分
●戦後派さま
茶壺のそれは見たことないですが、確かに水張ったところに金魚と藻が入れられていたもんが、ちょいちょい見た気がします。私もやりたいんですけど、ネコに食べられてしまうことを思うとそうもいきません。昔の方が、ネコ少なかったんでしょうかね。
●難波のやっちゃんさま
ほんまに見事な二極化…市も観光資源として寺内町に予算を集約してはるんでしょうかね。ま、個人の所有物ゆえ、関係ない話かもしれませんが。
●kinsanさま
堅田にもありますか。ということはこの物件を防火水槽と認定してもよいということですかね? だとしたらちょっと安心しました。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2014年1月28日 (火) 13時40分
小学生とは言え、子供がやっと覗きこめる位のの高さですから、猫も簡単には手出しできなかったんでしょう。
投稿: 戦後派 | 2014年1月28日 (火) 16時12分
●戦後派さま
あ、なるほどなるほど。納得です。
投稿: 山本龍造 | 2014年1月29日 (水) 11時15分