お酒のアルコール度数が高くてシンドイから、勝手に割り水しよ。
クリスマスイブは、イブイブの残り物で。ニワトリの丸焼きの肉せせりながら呑む燗酒の美味いこと。
今夜は…というかここ数日は、頂き物の八海山の“特別純米原酒一年貯蔵”を。水分抜けて旨味の濃くなったかしわの肉に日本酒の燗…想像通り旨いなぁ。で、ま、この八海山が悪いという話ではなくてそのね、いわゆる“現代の名酒”みたいなカテゴリに属するお酒の一部って、私にはちょっとアルコール度数が高すぎてシンドイんですよ。味がシンドイということも、まぁ稀にありますが、それより酔いよいになってしもてカナンのですわ。「水飲みもって酒呑んだらええ」とはいうものの、家ではめんどくさいことで、結局これも勝手に割り水して呑んでます。最初は薄めすぎて何とも薄っぺらなりましたけど、馴れてきたら加減もわかって「あ、これこれ、この濃さ」と。まぁこういう呑み方は、蔵元さんやらその道の“通”には失礼なことかもしれませんけど、どうもその筋で珍重されているお酒が無加水の“原酒”やというのが、「違うなぁ」って…いやいや、いいんですが。
同列に語るのも違うという意見もあるでしょうが、最近の大衆酒(白鶴まるとか月桂冠・月とか)って、概ねアルコール度数が13から14度台で、最初は「コスト下げるため度数落としてるんやろ」と思てましたが、これはやっぱり市場が求める低アルコール化のひとつなんやろなぁと最近思いはじめました。そんな中、沢の鶴が“10.5”という商品を出してはりまして呑みたいと思てますが、なかなか見つからず…って本気で探してないだけですがね。あ、語ってしもた。素人が…黙ってぃ。
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コメント
勿体ないとも思いましたが、確かに原酒の類は濃いですね。
暖かい部屋でロックにするとまた格別で。
丁度良い濃さで呑もうと思うと結構ピッチが上がって、翌朝反省したり。
おまけにグラスがテーブルにへばりついていたり。
投稿: 戦後派 | 2013年12月25日 (水) 09時20分
●戦後派さま
昔はね「お酒をロックで」ってのが邪道に思てたんですよ。その筋の人が「バランスが崩れる」とか言って嫌っていたので、自分も通ぶってそう考えていただけですわ。「蘊蓄ほど酒をマズくするアテはないで」というのがここ数年の考えです。
>>グラスがテーブルにへばりついていたり。
はは、これはほぼ毎朝、思うことですね。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2013年12月26日 (木) 22時14分