片岡の牛乳箱の下に、明治のフタだけ貼ってある。
昔ながらな民家の壁に、懐かしい牛乳箱。よく見ると、ちとおもしろい。
焼き杉板にちと剥げかかった牛乳箱がええ感じで残っていました。昭和の後半に倒産したという片岡乳業のものですから、既に30年ほどは使われることなくここに佇んでいるのでしょう。今でもまま見かける物件、昔テレビCMも見たことがあるので、それなりに手広くあきないをされていたのでしょう。
とまぁ、それはそれとして、この左下の青い木の板の方が気になるところ。よく知る方はわかるでしょう。この色は明治乳業の牛乳箱のフタですね。ここには見にくいですが“毎度ありがとうございます”と記されています。これは…元々明治の牛乳をとっていたのもも片岡に変わり、配達してくれる人に対して「毎朝ありがとう」という気持ちを込めて、このフタだけ残してここに貼り付けはったんやないかと想像できるんですが、どうでしょう。こころのどこかに「明治にも悪いしなぁ」な思いもあったのではとも考えられます。
その空間だけでも充分味わいあるところでしたが、この明治のフタがあることで、ますますええなぁと感じさせるのでした。忘れたらあきませんなぁ、感謝の気持ち。
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コメント
“降る雪や明治は遠くなりにけり”
雨の日も雪の日も届けてくれる宅配システム…ありがたいですネ。
平成も早や四半世紀が過ぎようとする“コンビニな”今の世。
昭和も遠くなりにけり…歳とると時と場所の意識が朦朧となる中で(汗)。
龍造さんの365日の記録と記憶の小発見!
“アホげ”をいつもありがとう。
投稿: 難波のやっちゃん | 2013年12月23日 (月) 08時58分
●難波のやっちゃんさま
相変わらずうまいことキレイにまとめてはりますね。ま、最後の2行はどうでしょうか。正味の話
「いつもウイットにとんだコメントをありがとうございます」です。
ほんまいつもおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2013年12月26日 (木) 22時00分