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2013年12月 1日 (日)

防火水槽 127 ■ 東成区東今里3-14-12

 このシリーズも100回を超えると「これって…もう既に発見した物件かも?」と感じることしばしば。数多く残る東成区の防火水槽となると、とくにね。
Suiso127a Suiso127b  今回の物件もまたしかり。これといった特長のないヤツ…なんて言ってしまうとちょっと気の毒ですな。
 ご覧の通りちょっとした凹みにうまいこと鎮座しています。何か字を書くべきスペースは無地のまま、上部の植物は木か草かもひとつわからん状態で、決して手入れが行き届いているとは言えん状況です。その状態、何となくそこにあるというだけで、ここの住人にもどっか見放されている感が漂っています。そう思わせるのは、きっと枯れた南天の植木鉢や、放置された段ボールと一緒の扱いを受けているからなんでしょうね。
 改めて引いた写真を見ると、そのひっそり感がとても家屋と調和してええ感じですなぁ。てなわけで第127号び防火水槽、これまで。

(於:東成区) ナミイタに囲われたエントランスに軒のつっかえ棒2本…ええ味わいや。

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コメント

 防火水槽の余生もイロイロですな。

旧家の門前に凜として今なお現役の水槽もあれば…
空襲を免れた住宅密集地で扱いに困ってる風の水槽もある…なんだか年寄りもそう(汗)。

で、“火の用心”の琺瑯看板も滅多に見かけませんね。

投稿: 難波のやっちゃん | 2013年12月 2日 (月) 09時36分

難波のやっちゃんさま
防火水槽の余生を人間に…確かに置き換わる部分があるかも。ちょっと最近、自分の老後も気になってきました。どうしよ

コメントいつもおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2013年12月17日 (火) 07時33分

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