防犯灯 / 町をあかるく
すっかり陽が短くなって…沁みますなぁ、ほんのり明るい外灯の光が。
…とか言いましたけど、これではもひとつですなぁ。せっかくの町並みに昔ながらのかさが付いた外灯なのに、付けられている球が蛍光灯ですわ。やっぱり白熱球やないと、味わいは出ませんなぁ。
とか思いつつ、外灯までもがLED化の進む昨今ですから、そういう風情云々なんかは言うべきではないか。ま、せめて電球色の蛍光灯であってほしかったですな。
で、そうそう、昔は外灯のねきに、こんなのが打ち付けられていましたね“防犯灯 / 町をあかるく”と記されたアルミ製のカンバンが。
見た様子が三者三様。元々どれも同じヤツやったでしょうに、おかれた場所によって経年変化にも差がでるんですなぁ。それから“防犯灯”というコトバも最近ちょっと聞く機会が減った様にも思います。ま、死語ってほどではありませんけれどもね。
(於:生野区、城東区、天王寺区) 青い光に犯罪抑止効果があると近年言われてること思うと…電球色では犯罪増すかもしらんな。
※関連記事
『“外燈当番”』 2008年4月の記事
『昔ながらな街角に、郷愁誘う街路灯…』 2010年1月の記事
『いつもの外灯、知らん間にLEDになっとる。』 2012年10月の記事
『京の路地裏、昔ながらの外灯ともる。で、雑感。』 2013年1月の記事
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コメント
外燈がいつの間にか外灯になってしもて(笑)
やはりほんのりと明るいのが宜しなァ…
で、天下の公道歩いてて敷地に入った訳でも無いのに、突然光るセンサーライト!
細い道で豪邸でもなくまことに不愉快…
私はガス燈がお気に入り。っていつのハナシや(汗)
夜の三休橋筋ぶらぶら ヨロシデ!
投稿: 難波のやっちゃん | 2013年10月 1日 (火) 08時18分
防犯灯って響きがいいですねぇ~
省エネにおされて、もうなくなってしまう白熱灯。
電球色のあたたかみはやはりいいです。
投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年10月 1日 (火) 08時53分
門燈なんて死語ですかねぇ?
門が無くても玄関先の明かりを朝夕消したり付けたりが子供の頃の役割でした。
お屋敷のセンサーライトも某警備保障のやつは点滅式で、猫が通ってもチカチカしてます。
昔のドラマなんかでネオンサインのチカチカしている四畳半のシーンがありましたが、近所迷惑やろなぁと思ってしまいます。
人工衛星から見ると日本列島の輪郭は夜でもはっきりと見えるそうですが、明るくなって逆に地上から見える星はずいぶん減りました。
ビルの谷間で空も狭くなりましたし、規制(階数制限等)緩和で昼なお暗い所も多々ありますから。
「まちを明るく」も何か虚しいなぁ。
投稿: 戦後派 | 2013年10月 1日 (火) 09時18分
●難波のやっちゃんさま
あんまり気になってませんでしたけど、あのセンサーライトって考えてみたら気分悪いですね。「わしはドロボーちゃう」っちゅうねんって。それに、情緒もへったくれもないですわ。まぁけれど、そこまでせんと、アカン時代になったんかもしれんなぁとも思います。
で、三休橋筋のガス燈ってもうできあがってるんですか。それは知りませんでした。また味わいに行ってみます。
●阪南市テクノ森田さま
まぁ電球ができたときはきっと「ロウソクに比べたら揺らぎがないし、もひとつ味わいないなぁ」と言われたんではないでしょうか。いや、そんなことなくて「なんとハイカラな!」な方が強かったのかな。LEDが主流になると、蛍光灯すら味わいがあるなぁと感じている自分がいます。あの切れた明滅してる状態のことですけれど。
●戦後派さま
そうですね、門灯も外灯もスイッチ入れるのは子供の仕事でした。仕事というより、光るのが楽しかった…まぁ言うと、バス降りる時のボタンを子供が押したがるのと一緒ですかね。
ネオンサインの調子悪なったやつって、ジーって音がして傍目にはええ味わいなんですが、ま、近所民にはたしかにかなん話でしょう。
>>「まちを明るく」も何か虚しいなぁ。
原発事故以来、余計そう感じるかもしれません。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2013年10月10日 (木) 18時37分