置き薬 7 ◎ 奇應丸 / 高田製薬
小児薬に描かれた絵に魅せられて…今回はこれでいってみましょう。どうですか、よろしいでしょ。何とも昔っぽくて。
これは大学生時分に連れからもらったものですから、かれこれ30年以上前のもの。いま思えば何で小児薬のしかも使いさしを持っていたのか不思議。ヤツもじつはこの手のマニアやったのかなぁ。
“奇應丸”…と言えば“樋屋奇應丸”が知られてますが、これも正露丸や陀羅尼助同様、元々昔からあったクスリで、あちこちから売られているもんなんでしょうかね。ちなみに西日本では“樋屋奇應丸”、東日本では“宇津救命丸”が知られているそうです…って、こんなクスリ、私も飲まされていたのかいなぁ。なお、このクスリの製造元は、ネットで探した限り、見当たりませんでした。大阪市の住所になっていますが、たぶん大和高田でつくっていたクスリなんでしょう。
◎『奇應丸』 高田製薬株式会社 大阪市東住吉区山坂町2丁目108番地
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コメント
山本さん!なんて読むんですか?
東の宇津救命丸は幼い時なんか飲まされた記憶があります。幼いながらに怪しいクスリやないか心配なったことありますわ。ま、当時神奈川在住でしたから宇津…なんかも。え、大和高田もクスリで有名なんですか?
投稿: りらっくま | 2013年8月13日 (火) 01時42分
「疳虫、乳吐き、困ったなぁ~♪」
確か、天満橋の辺りで対岸に屋上広告を見た記憶があります。
「神主、乳も○、困ったなぁ~♪」なんてのもありました。
「宇津救命丸」は「救心」の類だと思っておりました。
CMの記憶はありますが服用の記憶が無いということは、元気な幼少期を過ごしたということで両親に感謝したいと思います。
そうそう、めがね印の「肝油」と「エビオス」を飲まされていましたわ。
投稿: 戦後派 | 2013年8月13日 (火) 07時39分
“赤ちゃんは泣くのが仕事!”とは云うモンの…
夜泣き、かんしゃく、ひきつけ等“疳の虫”で、
幼児の時も親になってからもお世話になりました。
これ飲んで効かん時には、“小児鍼”行ってましたネ。
成長と共に三歳くらい迄には自然に治っていきますが、最近は落ち着きがなく・常に体を動かしたり直ぐ興奮する大人が増えました(汗)。
てか、一斉に鳴り出す緊急地震警報、やかましワ!
どうすりゃエエのん(笑)
投稿: 難波のやっちゃん | 2013年8月13日 (火) 07時40分
針中野の由来となった「中野鍼」通ってました‥寝ションベンで(^^;;
肝油、マクニン(回虫駆除薬)イヤイヤ飲んでたなぁ‥
投稿: ん | 2013年8月13日 (火) 08時56分
相変わらず、独特のイラストですねw
うちのボーズたちは夜鳴きもあったけど、こういう薬は使ってませんねー
昔からどんな成分なんか疑問でしたがあえて調べる訳でもなく・・・
今回、樋屋奇應丸HPを見て学習しましたわ
投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年8月13日 (火) 10時35分
●りらっくまさま
『奇應丸』とかいて“きおうがん”と読みますね。で、りらっくまさんは向こうの出身ですか。どうです?大阪って。
それから大和高田がクスリで有名というより、富山同様、奈良も売薬で知られた土地ですね。ほか、滋賀や佐賀もそういう売薬として知られるところです。
●戦後派さま
確かにこの手のクスリを飲んだ記憶がないと言うことは、丈夫に産んで育ててもろたおかげということですね。ついつい忘れがち、改めて感謝の念を抱きました。
で…肝油! これ飲んでましたね。ま、「食べてました」というべきでしょうか。ついでに天花粉シッカロールも思い出しました。
●難波のやっちゃんさま
この手のクスリはホンマに効くんですね。知りませんでした。で…そうか、高齢化社会に向けて樋屋奇應丸も大人用を出す必要があるかもしれませんね。これはええ提案となるのでは。
●んさま
あの「中野鍼」へ通ってはったんですか! なんかかっこええですね、たとえ理由が寝ションベンでも。自慢できますよ。さすがです。
●阪南市テクノ森田さま
あるのは知っていてもそれが何からできているのかって確かに知らんこと多いですわ。しかしながら、飲まんでも何とかなったということは、ええお子やったということですね。すばらしい。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2013年8月19日 (月) 15時48分