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2013年8月18日 (日)

谷町六丁目駅構内の鈴虫の音、風鈴の音。

 一昨年まで、夏になると谷町六丁目駅構内で、鈴虫の音を楽しむことができましたこと、覚えてはりますか。
Suzumushi1 Suzumushi2  それは長堀鶴見緑地線の改札口あたりに置かれていて、リーンリーンーと涼しそうな音で利用者に癒しのひとときを与えてくれていたました。写真にある様に、駅職員の皆さんによって育てられているというのも、業者まかせのサービスとは違い、気持ちも伝わってきてとてもええ感じの夏の風物詩でした。
 が、昨年よりその鈴虫が登場しなくなってしまいました。
 何でなくなってしまったんででょうね。市政が代わり、鈴虫の飼育が「ムダ」と判断されてしもたんやないかと私は勝手に解釈してたりするんですが…本当のところはわかりません。なんだかなー
Suzumushi3  で、「今夏はどうやろか?」と待っていましたが、やはり鈴虫の音を聞くことができず。なんか…ギスギスした世の中になっていってる気がしていやな感じです。
 そんなこと思いつつ駅構内を行きますれば「チリンチリン」と風鈴の音。見上げてみればご覧の通り、PETボトルを再利用した風鈴が5つ、天井から吊るされていました。
 リーンリンからチリンチリンへ…音もモノも変わりましたがこの駅員さんたちの想いは今夏も健在ということでしょう。皆さんの密かな抵抗(?)に心から拍手を送りたい気持ちになります。しかしながら…仕事って何なんでしょうかね。切符切りと輸送だけではないと思うんですが。潤いが少しずつ街中からなくなっていく様に思えて…仕方ないんでしょうか。

(於:中央区) 市販の風鈴吊ってあったとしたら、ちょっとちゃうねんなぁ。

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コメント

  中にはこんなことやってる暇があるなら、給料分ちゃんと働けなんて思う人もいるんやろなぁ。

 何事にも人柄が出るもんです。

 高野線の帝塚山駅の駐輪場にも、空き缶を細工した風車が幾つかぶら下がってます。

 仕事サボッてまでやっているとは思えません。

 好きな人はちょっとした暇を見つけては、少しずつ作業をしておられるのでしょう。

 趣味の押しつけみたいですが、癒されている人も多いと思います。

 器用な方が羨ましい。

投稿: 戦後派 | 2013年8月19日 (月) 07時06分

無駄で全て片付けられることじゃない部分もありますよね

鈴虫の鳴き声は都会で働く人の心の潤いになってたんでしょうが・・・

PETの風鈴はホント駅員さん方の抵抗だと思いますねぇ・・

投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年8月19日 (月) 08時08分

 >>コロコローからチリンチリンへ<<
ひゃあ~てっきり職場でサイコロ賭博(チンチロリン)やってんのがバレタんかと(笑)

“ハンドルの遊び”と一緒でやはり人間は適度な“遊び心”が無いとギスギスして暑苦しい(汗)
ホンマ、嫌な渡世だなァ…府政→市政やったか…

お盆過ぎても朝夕一向に涼しくならん!
半沢直樹みたく今年は猛暑も倍返しですかい(涙)

投稿: 難波のやっちゃん     | 2013年8月19日 (月) 09時58分

秋の訪れを知らせる“虫の音”も鈴虫、松虫、コオロギと‥色んな鳴き声があるんですね‥

上から目線でリーンリリンリ(倫理倫理)と言われると‥息苦しいな‥

投稿: ん | 2013年8月19日 (月) 17時04分

●戦後派さま
私が思てることをうまいことコメントしてくれはりました。ほんまその通りですね。私も器用やないもんで、この手の細工モンを見ると、羨ましいなぁと思います。しかしながら帝塚山駅の駐輪場のそれにも、癒されてるひと多くおられることでしょうね。

●阪南市テクノ森田さま
何ぞと言うたら「ムダ」のひと言でやめる方向へ進む…これでは文化文明も育たんでしょ。ちょっと大袈裟ですが。
効率優先、グローバリゼーションを押し進めて行くと息できなくなるということは、最近の若いモンの方がよう知ってるんちゃうかと思うこと多いですが、大人は「弱い」とか「根性なし」と片付けて…ま、一理あるかもしれませんが…って、話それました。

●難波のやっちゃんさま
まず最初に「ごめんなさい」。
本文をアップした後、「コロコローはこうろぎやったわ」と「リーンリーン」に書き換えてしもたので、やっちゃんさんのコメントの最初の部分が意味不明になってしまいました。せっかくいつも通りうまいこと本文取り入れて書いてくれはったのにすいませんでした。
ハンドルの遊びといっしょ…ほんまですねー。そう言えば何か“踏み絵”みたいなことを職員にさせたとかさせるとかもありましたっけ。あ〜しんど。
しかしほんま涼しならん。ですが「はよ秋になれ」とは全然思いませんわ。つくつくほうしが鳴く頃から…さみしいなってきます。

●んさま
秋虫の音をあれこれ楽しむにまでまだ心が成長しとらんですわ私は。さみしいなってくる方が強いですね。ま、鈴虫はそうやないんですけれど。
リーンリンで倫理…なるほど。昔は大事に思ったもんですが、最近は…大きく外さんかったらええやんと思うに至りました。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2013年8月20日 (火) 15時36分

やぁ、たまーに市営交通乗ると四季を感じるアイテムを飾ったりして閉鎖的な地下鉄が明るくなったりしますよね。しかし、駅員さんたちはたぶんかなり悩んでアイデア出したりしてお客様へのCS活動なんやろね。市営交通全駅下車(全路線制覇したので)なんて一度やってみたいものですw因みに大阪市が無料でしてる渡船も制覇しましたよ。なかなか地味にノスタルジックですよ!

投稿: りらっくま | 2013年8月23日 (金) 01時46分

おじゃまします。

子どもとかつて鈴虫を育てた経験を言わせてくださいね。

鈴虫って、死に絶えたあと入れもんをほっとくと卵が生きてて、翌年にまた勝手にわいてくるもんなんですわ。
が、それを新しい虫を入れずに2~3年(ぐらいかな)続けると、たぶん近親相姦のせいで急に全滅するんです。
駅員さん、わいてこなくてビックリしたのかも。

投稿: | 2013年9月 5日 (木) 11時10分

●りらっくまさま
そうですね、マニュアルにないサービスこそ心に響きますし、これからもやってもらいたいもんです。
で、渡船の制覇ですか…これは私もやりましたねぇもう12〜13年前に。ええもんです。しかしながらりらっくまさんは…趣味人ですなぁ。

●さま
そうなんですね。どんな生物も血が濃くなるとダメになるんでしょうかね。植物なんかでもそうなんちゃうかと思うことがあります。うまいことできてるもんですわ。

お二人ともレスの激遅、すいませんでした。

投稿: 山本龍造 | 2013年9月13日 (金) 18時23分

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