2013年8月31日 (土)
おいしいお酒があります。いつでもとっても美味しい。酒蔵で飲むお酒より、名酒で知られた居酒屋で呑むそれより美味しい。
それは某所で催されるお茶会の点心席で供されるお酒。ケータリングで出される料理もとっても美味しいから、お酒がおいしいというのは当然と言えば当然なんですけれど、そこで口にするそのお酒が、甘露で上品で…今日もそのお茶会に寄せてもらいましたが、やっぱりお酒の美味しさに感銘を受けたのでした。
何で美味しいのか…わからないけど、そこは酒の蘊蓄とは無縁の世界やというのがあるからかもしれません。年に数回その茶会には寄せてもらいますが、四季折々、味も違いますし温度もいろいろ。それでいていつもどれも美味しい。
ついつい「何て名のお酒なんやろ?」といつも思いつつも…訊けずにおりましたが、それでええと思う様になりました。銘柄を尋ねるとは何か無粋な気がして。自分の中で「〇〇正宗」と勝手にその〇〇の部分に茶会の名を付けて楽しんだらそれでええんやないかと。中身がどんなお酒であるかよりも、その席主、もしくは料亭が良しとしているお酒を「美味しいなぁ」と味わう、それでええし、それやから美味しいんでしょうから。
日本酒マニア歴も長かった。今もマニアでありますけれど、マニア魂がフッと抜けたとき、その時こそ美味しくお酒を味わえる…何かそんな気がしました。気楽に楽しむ方が舌にも心にも染み渡ると言うかなんと言うか…青かったなぁ長いこと。ま、今も正味は青々なんですけれどもね。
立派な茶道具いっぱいは…猫に小判状態。これではいかんなぁ。
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2013年8月30日 (金)
仕事で訪れた大正区ではじめて見つけた防火水槽は、こんな感じ。
それはマンションの出入り口横に鎮座していました。ご覧の通りビニールシートとひもで開口部が厳重に封印されていて、「これは…いったい何が隠されているのか?」という気色悪さを漂わせています。よからぬ想像をついついしてしまいますが、消火剤が入っているのやもしれません。
とか思いつつもやっぱり「何が隠されている?」という思いは拭えません。というのも右隣には大振りのプラスチックケースも置かれていて、これも何とも怪しげな感じですから。ついつい2年ほど前の一斗缶事件を思い出してしまうのは…私だけでしょうか。
(於:大正区) マンション前に防火水槽…このシチュエーションも妙やで。
※2013年中に消滅。
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2013年8月29日 (木)
夏休みで広島へ。いつも通り私は何も下調べなしのお気楽運転手。信号待ち時、前方の道路案内板見ますと“筆の里工房”の文字が。
「へぇこの辺は筆の産地なんや」と思いつつ右を見ますればそこに町名看板が。「そうそう、ここにある住所って筆文字やなぁ」と思って少し前から見ていましたら…そういうことやったんですね。
まぁ普通の町名看板ではあっても、この様な書体を使うとそれなりに雰囲気が出るもんですな。町の特産品をうまいことこの様に使って、素直にええなと思いました。
次に訪れた竹原市には、竹製の町名看板があり、「竹原市やから“竹”なんか」程度に思ってふぅんと流していたんですが、帰宅後調べますれば竹原はタケノコや竹製品の産地とのこと。こっちも地場の特産品を町名看板にいかしていたわけで…撮っとかんかったのが残念。あぁ、残念。
(於:広島県熊野町) ほかにどんな町かと調べれば有吉弘行氏の出身地とか。観光大使として県下あちこちで「おしい!」と…
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2013年8月28日 (水)
やっぱりかぜ薬は、達磨さんに“●赤玉入・●黄玉入”が、基本なんですかね。
前に紹介した“ 置き薬 2 ◎ ダルマ一A / ひかり製薬”とは随分パッケージの印象が違いますが、その特徴と売りは同じで…これは間違いなくある時代の置き薬界の定番やったんでしょう。
それはさておき、この名前はどういう意味なんでしょうかね。マルケは○毛か何かのことでしょうか。ピラニンは、調べますればpH感受性蛍光色素とありましたが…関係なさそう。ピラニアに近い響きがちょっと“ん?”な感じを漂わせています。
あと、裏面の4つの絵もなかなかの味わいでこっちもええ感じ。表裏その世界観は違う気もしますけれどもね。
今年の夏休み特別企画(?)の置き薬シリーズは、ここまで。「え、あのクスリは?」って? あれね、ケロリンでしょ。あれは…また来年。ケロール、キョロリンなど取り揃えて用意しておりますので、来夏をお楽しみに…って、ネタ切れのときに出すかもしれませんけどもね。
◎『かぜ マルケ ピラニン』 共栄製薬株式会社 東京都台東区池之端1丁目6−16
何か情けな〜いうつろな表情が…風邪ひきっぽいかも。
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2013年8月27日 (火)
以前紹介しました“置き薬 4 ◎ 妙風顆粒 / 極東薬品”の姉妹品なんでしょうな。
ちょっと視線がこっちの方が上向きで、こちら目線ではないですなぁ。視線をそらしているともとれますし、未来を見つめているともとれます。ちょっとだけこっちの達磨さんの方が親しみがもてる気がします。まぁ“スーパーニット”という何やようわからんネーミングは、何となく付けた感が漂っていて…それもオッケーですかね。ま、そんなところですか。
◎『新かぜ・せき スーパーニット』 極東薬品株式会社 東京都中央区八重洲5の1
なかなかシンプルな割に力強いレッテルやことで。
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2013年8月26日 (月)
で、イプシロンって何かいなぁと思いますれば、小型人工衛星打ち上げ用ロケットとか。
てなわけで今日はこのパッケージを。カゼとクスリと人工衛星とがどういう関係にあるのかもひとつわからんなぁとか思いましたけど、服用を嫌がるお子には、見た目にこれくらいのスペースファンタジーが必要なんかもしれませんな…って、これ、大人用のかぜ薬ですけれども。意匠にこだわりがある割に、商品名が何なんって感じのそのままさも…まぁ魅力のひとつかもしれません。残念ながらこの商品はどうやらもう発売されていない様子。残念ですけど…当たり前か。
◎『新錠剤かぜ』 株式会社廣貫堂 富山市梅沢町2丁目9−1
で、ロケット打ち上げ成功した? ちょっと現在夏休み中。
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2013年8月25日 (日)
垂直型新型ロケット「イプシロン」が明日、打ち上げられる様ですね…って、詳しくはいつも通り知らんのですが。
で、これ。そのネーミングと絵からすると、アポロ11号の月面着陸で湧いたあの頃に登場したクスリではないでしょうか。しかし何です、地球と思われる絵にしっかり日本列島が描かれていて…これやとまるで、アポロは日本から打ち上げられたみたいですなぁ。何でも我がの手柄にすり替える某国と一緒ですがな…ってまぁ、そんな目くじら立てるほどのことではないですな。
月面着陸の話題とロケットのはやさにあやかって速攻で効くという意味合いを込めたであろう“かぜ月光”…見ているだけで治りそうな置き薬パッケージの王道をいってますな。
◎『かぜ 月光』 保生堂商会 富山市水橋町849
マークにある“タム”と読める字は何なんやろ?
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2013年8月24日 (土)
必要あってのことやとは思いますけども。
これだけ杭が埋め込まれている道を見るのははじめてです。全部を線でつないでいくと、弧を描くわけで、境界が曲線やと、こうせな仕方ないということですな。
しかし境界がこうでブロック壁がこう作られていて何とも妙な感じ。細い土地なんですかね。まぁ考えられるとしたら、元々は用水路だったか、今も下に下水道が流れてるといったところでしょう。ま、ここはこの様に明確にしてありますが、曖昧なままどないなってるのかわからん境界っていっぱいありそうに思えてきました。
(於:城東区) いつから土地って私有財産になったんやろか。
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2013年8月23日 (金)
信号待ち時に何げに見た看板。ちょっと…ひっかかりまんな。
何でチーズには“はい”ってついてるんやろ。不思議や。
(於:京都府城陽市) “うまいもん”も…
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2013年8月22日 (木)
ゴミがゴミを呼ぶと言うなぁ。
しかしそれにしても何でこんなえげつないことになってるんやろ…って、この写真ではなかなか伝わらんか。
ここは4年前に“街中の ただの草むら 懐かしわぁ”という記事で書いたところ。それがいまこんな風に完全にゴミ捨て場になってしもてます。まぁ元々そないにきれいなとこではなかったけれど、これでは子供も探検ごっことかしよらんでしょうなぁ。
しかし何です、よく見るまでもなく同じ銘柄の缶コーヒーばっかり。それらはGEORGIAのカフェオレ。混じって懐かしの定番、UCCのミルクコーヒーも混じってますな。ということは…これ、甘っちいコーヒー牛乳好きが毎日飲んではここにほかして歳月経ったらこうなったってことちゃでしょうか。通勤時に飲んではポイと。やとしたらこれはゴミがゴミを呼んだんではないか。その貯まっていく有様を楽しんどるな。趣味悪いやっちゃで。
(於:東大阪市) BOSSのカフェオレほか森永マミーとかもある…糖尿なりまっせ。
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2013年8月21日 (水)
発泡スチロールのトロ箱にこんなごっつなる木を植えてからに…しかも2本も。かろうじて立ってるけれど、これ、コケてきたら難儀でっせ。葉っぱトゲトゲのひいらぎですわ。バサッとこっちに倒れてきたら顔やら腕やら傷だらけの血まみれになりまっせこんなん…って、ならんか。
ま、確認できませんでしたけれど、きっと根っこはセメントと縁石との隙間から地中に入り込んでいることでしょうけど…それでもやっぱり不安定で…ここ通る人は要注意でっせ。
(於:旭区) ま、電柱がガードしてくれるか。
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2013年8月20日 (火)
まだまだ見かける看板ですけど、よく見たら結構古っくっさいですなぁ。
まず視覚的に古いと言うか懐かしいのが書体。この手の水玉っぽいと感じの字って、昔は何かよく見た気がしますが、流行っていたんでしょうか。きっとおしゃれというか近代的なモンを感じさせていたのでしょう。
それから…名前。“フランスベッド”ってまぁ、子供の時からフランスベッドであって別段何とも思わなんだんですが、考えてみたらヨーロッパの国名+ベッドで妙な感じ。きっとこれもライフスタイルの西洋化にあこがれを持たせるのにきっと威力を発揮したんでしょうなぁ。当然のこと(?)ながら、フランス国家とは何ら関係がないということの様。もちろんフランス仕様やという意味でもないみたいです。ま、“芦屋〇〇”とか“KOBE□□”とか“京△△”とか…グルコサミンですら「世田谷生まれ」が売りになることを思えば、未だその精神性は何も変わってへんということですけどね。
ま、ベッド生活があこがれでも何でもなくなった現在では…やっぱり変な社名かもですね。私はいまも布団人生ですが。
(於:旭区) 中学生のとき洋風生活にあこがれて、ベッド買ってもらったなぁ。わがままなガキや。
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2013年8月19日 (月)
今日は堺市は西区で仕事。早く着いたので某大型ショッピングモールでひと休み。腰掛けたベンチをふと見ますれば…こんな落書きが。
「世知辛い」か。三つも書いてある。何があったんか知らんけど、珍しいタイプの落書きや。その左は裂かれているけど、そうせんことにはやりきれんほど「世知辛い」を実感しはったんやろかいな。昨日の記事やないけれど、確かに今の世の中世知辛い気がする。けど、あかんわ、落書きしたら…ってそういう許す気持ちのなさこそが世知辛いって? それはちゃいますわ。
(於:堺市西区) よく見ると最初のふたつは“世知辛り”や。
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2013年8月18日 (日)
2013年8月17日 (土)
盆踊りの季節…と記しながら、まだ今期は耳にしてないなぁ、河内音頭。
春先、藤井寺の旧村を歩いていますと、この様な貼り紙が目に留まりました。“河内音頭教室”…こんなんあるんですね。中河内の出である私ですが、ああいう音頭取りの人たちってまわりのにもいてないので、旧村だけの独特の人脈で伝承されてるんやろなぁと思てましたが、この様に広く櫓にのぼる人たちを受け入れてるんやなぁと思った次第。あ〜そうなんや。しかも割と安値で教えてもらえるとなると、行きたいなぁ…って、ま、自分が高校生のときにこの看板に出会っていたかったなぁ。楽器も三味線、太鼓からシンセ、ドラムまでか…この貪欲さ…というか無節操さ(?)、さすが河内音頭。どれも楽しそうやけれども、やっぱり河内音頭といったら“エレキギター”ですかね。
…とか記しつつも私、幼少期より河内音頭に親しんでいたわけではなくて、「夏になったら遠くから音頭が聞こえるなぁ」程度にしか認識してませんでしたが、その良さに気づかされたのは高校生の頃。しかも逆輸入的に。当時東京のライブハウスで行われた『サルサv.s河内音頭』というイベント音源をFMラジオのある番組で聞いてからという…なんだかね。その時の三音家浅王丸さん率いる“三音会オールスターズ”の演奏は、エアチェックしたテープがすり切れるほど聞いたけど、今もかっこええなぁと思いますね。ま、それから本場、常光寺の盆踊り行って「なんやこれは!」となったわけです。
その割に近年は「暑いしなぁ」と踊りもせん、聞きもせん夏を過ごしておりましたが、ちょっと「あの頃こんなんが近所にあったらなぁ」と残念な気分でついついこれに見入っていたのでした。
(於:藤井寺市) 菊水丸さんは隣の校区の同世代。同時は全然知らなんだ。
※関連記事:『地蔵盆で盆踊り@常光寺』 2009年8月の記事
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2013年8月16日 (金)
この第118号は、前回紹介の第117号と同じ工場の敷地内に鎮座していました。レンガの上、赤茶色のシャッターの前、ドラム缶の横というシチュエーションがやはり前回同様不自然な感じもしますが、妙に溶け込んでいるという気もします。植物の生えた感じもやっぱりこれまたこの場にしっくりきてる様に思います。
改めて見るとドラム缶が小振りに見えてくるのもこれまたええ感じ。ブロックのカマシを含む床部分に施された緑のペンキも目をむく様でいてええ仕事してますな。鑑賞するたび「ええ感じやん」と思わせる第118号、なかなかなヤツです。
(於:城東区) 防火水槽も戦争遺産やとは、日頃ほとんど感じてないなぁ。
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2013年8月15日 (木)
2013年8月14日 (水)
ここは…元々店舗やったんでしょうか。
民家の玄関、表札の横にデンと貼られた黒く煤けたブリキ看板。何やいなと近寄りよく見れば…これか。
そう言えばジュースやというのに爽やかな色合いではなくて、黒の缶で売ってましたね、HI-Cって。確か当初は40%とか50%とかの果汁比率やったと思うんですが、何やどんどん薄なって20%ほどになって「どういうことやねん」と思てるうちに、見かけなくなったといった印象があります。wikiで見ると、HI-CとHI-Cエードの2系列あって前者が濃くて後者が薄いもんやったそうですが、そんなん知らんで一緒くたにしてただけなんかなぁ。
しかしながら何でこんなところにって感じ。ここのお方が気に入ってここに掲げてはるんかもしれません。溶け込んでいるようで「ん?」と思わせるこのシチュエーション。なかなかよろしいな。
(於:城東区) 8月14日はHI-Cの日…かな?
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2013年8月13日 (火)
小児薬4連発の最後を飾るのはこれ、“小児かぜぐすりS”。何とも工夫のないネーミング。せめて最後が“Z”なら響きは今風なんですけれどもって何のこっちゃ。ま、そんなことよりもどないです、この絵は。風邪で疲れたお子はこんな顔になる? 何とも不思議というか気色悪いというか…服用させる気になりませんなぁ。
これは15年ほど前でしょうか、仕事で訪れた総社市で購入したもの。発売元を訪れてあれこれ訊きますれば“越中売薬”同様、このあたりは“備中売薬”の本拠地として西日本を中心に置き薬を展開していたそうですが、昭和…いつだったか確か55年の薬事法改正の折、備中売薬の製薬会社はその製造を止め、富山や奈良の製薬会社に製造を委託することになって、今に至ってるということでした。新薬事法に適合する工場を新設するのに費用がかかりすぎるためとの説明だったと記憶しています。
大峰山の陀羅尼助も同じ様な経緯で今では共同で工場を作ってそこで製造されているみたいですが、クスリである以上、やはり国が管理する必要があるのでしょうが、昔から伝承されてきた薬がこういうかたちで淘汰されてしまうのも、惜しい気もします。
富山や滋賀、奈良の置き薬は知っていましたが岡山にもあったとは…当時思いましたが、今はどうなっているのでしょうか。最近では地元に人々でさえその存在を知らないひとが増えていると記された記事もネットでは見かけましたが…
◎『小児かぜぐすりS』
発売元:キング製薬株式会社 岡山県総社市駅前1丁目3−6
製造元:渡辺薬品工業株式会社 富山市水橋町555
やけにおっさんくさいねんな、この女児の顔つき。
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2013年8月12日 (月)
小児薬に描かれた絵に魅せられて…今回はこれでいってみましょう。どうですか、よろしいでしょ。何とも昔っぽくて。
これは大学生時分に連れからもらったものですから、かれこれ30年以上前のもの。いま思えば何で小児薬のしかも使いさしを持っていたのか不思議。ヤツもじつはこの手のマニアやったのかなぁ。
“奇應丸”…と言えば“樋屋奇應丸”が知られてますが、これも正露丸や陀羅尼助同様、元々昔からあったクスリで、あちこちから売られているもんなんでしょうかね。ちなみに西日本では“樋屋奇應丸”、東日本では“宇津救命丸”が知られているそうです…って、こんなクスリ、私も飲まされていたのかいなぁ。なお、このクスリの製造元は、ネットで探した限り、見当たりませんでした。大阪市の住所になっていますが、たぶん大和高田でつくっていたクスリなんでしょう。
◎『奇應丸』 高田製薬株式会社 大阪市東住吉区山坂町2丁目108番地
知らん間に“樋屋奇應丸”って正露丸の大幸薬品から発売されていたとは…
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2013年8月11日 (日)
これは、以前富山へ行ったときに自分用みやげとして買ったもの…と言ってもう四半世紀ほど前のこと。当時でさえ「えらい古っちい感じや」と思ったもんですが、いま見ると、もっと「ほんまに?」って感じがします。
オイヒ…どういう意味なのかは解りませんでしたが、いまも廣貫堂から堂々売られている様です。が、さすがにそこに描かれている絵は、今日的…とも言えないかなぁ。やっぱりちょっと古いかもって感じたんですが…どうでしょ?
まぁ「レトロ感がたまらん」と売れるより、「よく効くわ」と売れてこその製薬会社の存在でしょうから、時代に応じたパッケージにするのが当然といえば当然なことですかね。そう思うと、何十年と変わらないのに、いまだそのイメージが古くさくならないカップヌードルのそれは…たいしたもんですな。
◎『散剤 オイヒ』 株式会社廣貫堂 富山市梅沢町2丁目9−1
オイヒは老い日…か? いや「おいしい」で「おいひー」の「オイヒ」か。
おまけ
本日も酷暑。夏風邪でもひとつスカッとせんので体温はかろうと水銀の体温計の温度下げよとしますと、どうも36℃あたりより下がらん…なんぼ遠心力で下げよとしても気温より下がらんことを発見。知らなんだなぁ。
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2013年8月10日 (土)
これは…当初「子供がうちにも来てほしい言ってますんで」と母が言ったコトバを聞いて薬売りさんが「小さいお子が言ってるんやろ」と思い込んで薬箱に入れてくれていたクスリですね。当時私はもう中学生でしたから、こんなクスリは要らなんだんですが、開封した跡があるところを見ると…服用したんですね。15歳までOKみたいですし…
ま、どんなクスリやったかはさっぱり覚えていませんが、この何とも言えんお子様の表情とポーズがたまりません。はいはいしているのか、お化けごっこしているのか…不思議な絵。やっぱり置き薬には、この妙さが必要ということですかね。
◎『バンビ』 極東薬品株式会社 東京都中央区八重洲5の1
ディズニーに怒られへんのかと思たけど、“幼い”という意味のイタリア語とは…知らなんだ。
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2013年8月 9日 (金)
「意外と」というか「やっぱり」というか、それなりに反応頂きました“懐かしの置き薬シリーズ”ですが、今日からまたしばらく夏休みということで、しばらく数々の名作(?)でお楽しみください。
一泊二日で温泉旅に出たものの、旅館の冷房キツすぎて完全に夏風邪状態。てなわけでかつて風邪のときにお世話になったのがこの『妙風顆粒』でした。これは、その名の通り、顆粒状のクスリでしたが、その顆粒がピンクと黄色の2つで構成されており、服用するときにちょっと楽しい気分になったのを覚えています。ニオイはビタミンくさく…臭覚の記憶というのも残るもんですね。
どうやら“妙風散”というクスリが昔からあって、それを現代風に顆粒化した製品みたいなのですが、詳しくはわかりません。
服用していた当時はパッケージに描かれたおっさんをよく理解していなかったのですが、これは達磨さんなんでしょうか? だとしたら、『置き薬 2 』で取り上げた風邪薬もダルマの絵が描かれているわけで、達磨さんは風邪を治すと昔からいわれているのでしょうか。他社の風邪薬にもダルマの絵が描かれているものが多数あります。
しかしこの達磨さんは、風邪を治してくれそうな雰囲気がありますなぁ。いまも手元にあったなら…この夏風邪もスカッと治してくれることやろうになぁ。
◎『妙風顆粒』 極東薬品株式会社 東京都中央区八重洲5の1
もひとつ面白みに欠ける様な気もするけど、視覚的効き目はありまっせ。
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2013年8月 8日 (木)
2013年8月 7日 (水)
廃業して店名を切り抜いて消し去ったのでしょうか…
しかし見事に店名だけ抜け落ちて…町の酒屋さん同様、お米屋さんも大変な時代ではありますが…って、ま、たまたま通りかかったときには閉まっていただけかもしれません。
この物件、Googleのストリートビューで見てみますれば、シャッターは閉まっていますものの、“新米”とノボリが立っていたりでまだ営業されている様子で、もちろんこのテントの店名部分も普通の状態でした。
その後なんでこうなったか…屋号の部分だけ劣化して抜け落ちた様にも思えますが、それなら上下の字も抜けるはずで…でも“穀”の部分はまだちょっと残っている…画数が多くて切り抜くのがめんどくさくなったとも考えられますか。
(於:生野区) 抜け落ちた文字越しに見上げる空も、なかなかええもんでした。
※関連記事
『“ん”抜け、手打うど 。』 2013年1月の記事
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2013年8月 6日 (火)
都合ええからこうしてるのはわかるけども、や。
最初は「こうしておいて、どっかで休憩でもしてはるんやろ」と思て見てましたけど、いつこの前通ってもこの状態。高さ的にもちょうどええしってことで、自然とホウキ立て代わりに使われ始めたんでしょうなぁ。わざわざ収納小屋設置するより便利で安上がりで…とか考えてたら、これ、ええアイデアやと思えてきました。ただ、「ここに置いといたら、片付けてくれはるやろ」ってことか、空き缶置かれたりしていますこと思えば、やっぱりこの木がかわいそうかな。
(於:東住吉区) よく見たら、チリ取りやかとりせんこうの缶まで…
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2013年8月 5日 (月)
阪急京都線の車窓からよく見えるこの広告塔も、ええ加減懐かしい雰囲気がありますなぁ。
よく目立ってこの辺りではまだまだランドマークとして君臨していると言えますが、何とも昔ながらというか古くさいというか…これでは乙女心(=死語か?)くすぐりませんでって感じ。ただでさえ短大は苦戦を強いられているのに。
まぁそれでも他所モンにはなんかその時代のギャップ感がたまらんええなぁ程度に見ていたんですが、調べてみればこの薫英女子短大、2012年度より新規募集を停止してたんですね。そして同系列の四年制“大阪人間科学大学”と統合するとか。そうやったんか…知りませんでした。と言うことは、あと数年でこの広告塔を見ることもできなくなるんでしょうかね。ちょっと残念の様な仕方ない様な。あ、とりあえず撮っておいてよかった。
(於:摂津市) そもそも学校名を広告塔で宣伝するってもの変わってるなぁ。
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2013年8月 4日 (日)
阪急京都線の高架下に道があるけど…
…橋に記された橋梁名を見ると、これは“悪水路”やと。と言うことは水路をクルマが走ってるという…こんなことが許されていいのでしょうか!…とか何とか。
埋め立てられ、川が道になってもそこをまたぐ橋の名前はそのまんまなんですね。そう言えば京阪牛乳も牛乳ヤメてもこの社名ですし…って、例えがマイナーすぎますか。ほな紡績ヤメてもカネボウ化粧品とか、もう今ではサプリと化粧品屋やのに富士フイルムとか…って話それてきましたすんません。
(於:吹田市) 8月4日は“橋の日。
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2013年8月 3日 (土)
オーリエンタルー♪マースカレー♪太陽の味マースカレー…その昔は普通に売っていたこのカレーも知らん間に関西市場ではさっぱり見かけん様になりましたが、少し前、生協のチラシで見つけまして当然のことながら購入。届いたそれは…うん、まさしく当時の印象のまま。
箱を開けますれば中には粉末のカレーとケチャップの様なビニールボトル…そうそうこれこれ、マースチャツネが。これも昔のまんまですわ。何であれこれ覚えているのやら…と思いを巡らしてみると、幼少の頃、台所の手伝いをしていてこのチャツネを絞り出した記憶があるからやと気づきました。
同封のキャンペーンハガキにはきっちり“がっちり”の文字も見られます。そうか…この会社は“がっちり買いまショウ”のあの時代で止まっているんやなぁ…ってまぁ、あれこれ新商品も手掛けてはいてはる様ですが。
パッケージの裏に記された作り方に従い(…といってもジャガイモは入れませんでしたが)2時間ほどで出来上がり。調理例の写真が…これまた泣かせますなぁ。懐かしいコンロに最近すっかり見かけなくなったアルミの片手鍋。アルミのおタマもやはり知らん間に使わなくなったアイテムですわ。あ、もちろんこの写真を参考にコンロも鍋も当時ものもをひっぱり出してきて作りましたと言いたいところですが、そこまでの気力はありませんでした。
さて食してみましょう。まず色。これが…きょうびのカレールーではまぁ滅多に見かけることのない黄色さでまず「懐かしい」。香りはあまりスパイス感を感じません。で、味わい。これが…おいしい!。素直においしいんです。「どや!、カレーや」といった嫌な主張がなくて不自然なコクもありません。こくまろとかとろける、2段熟、その上を行く“こいとろける”など“濃い味”が主流となっている今では、この控えめな味わいは、むしろ“売り”になるのではないでしょうか。妙なコクがない分、カレー感というか、スパイス感は食べてからじんわり伝わってくる様な奥ゆかしさ。これは…売ってたらぜひともまとめ買いしたいカレールーやなと思いました。
余談ですが先の夏休み期間、中部圏と関西圏のはざまへ旅に行ってたのですが、名古屋のラジオから“オ〜リエンタルカレェ〜♪”と古くっさいCM曲が流れてましてちょっとびっくり。帰りしな、スーパーへ立ち寄りますればハウス、S&Bに席巻された売り場で細々とでしたがちゃんと“オリエンタル即席カレー”が並んでいて当然購入。ま、こっちもどや感の低い味わいですから我慢するとしましょうか。マースカレー…懐かしいだけではない、ほっとする我が家好みの味でした。
品名:カレールウ 原材料名:小麦粉、食用油脂(豚脂、牛脂)、カレー粉、食塩、砂糖、トマトペースト、コーンスターチ、粉乳、リンゴペースト、ピーナッツバター、ニンニク、醤油、ビーフエキス、香辛料、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳化剤 〈チャツネ〉リンゴペースト、砂糖、リンゴ酢、玉葱、マンゴ、トマトペースト、レーズン、生姜、食塩、ニンニク、香辛料、カラメル色素、調味料(アミノ酸) 製造者:株式会社オリエンタル 稲沢工場 愛知県稲沢市大矢町高松1の1
マースはMARSでMango Apple Raisin Spiceの略とはじめて知った。
※関連記事:
『外国語のローマ字表記 14 ◇ HAYASHI DOBI』 2013年1月の記事
『“オリエンタル即席ハヤシドビー”を食す』 2013年1月の記事
『“オリエンタル即席カレー”を食す』 2009年10月の記事
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2013年8月 2日 (金)
道にまで根を張るこの植物ですが、その上部は見ての通り植木鉢の形してますわ。これは…ガジュマルかな。やとしたらやっぱり見事にがじゅまってる根っこやこと。とは言えキツかったことでしょうなぁ。まるで纏足…ちょっと違いますか。
引いてここを見れば植木鉢や味噌樽(?)に植えられた植物いっぱい。見えはせんものの、きっと地植え化が進行していることでしょう…とか思いましたけど、その手の植物は少なそうですな。何となく残念。
(於:城東区) アスファルトの舗装きっちり!、ええ仕事してはりまんな。
※関連記事
『ガジュマルの根、見事にがじゅまってる。』 2011年9月の記事
『またもガジュマルか?根がえらいことになってる。』 2012年1月の記事
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2013年8月 1日 (木)
夏休み企画(?)は一旦昨日で終わりまして今日からしばらくはいつものアホげ。
この現場をこんな普通の防火水槽で守れると言うのか…ご覧の通り酸素やアセチレンが置いてある様な工場の隅にこの第117号は置かれていました。
まぁさすがに「これでは消せんで」ということでしょう、ご覧の通りツンとした葉の植物が植えられています。ま、それもほったらかされているといった風情ですが。それでも殺伐とした工場という環境を和ませつつきっちりそこに収まっていて、それなりに存在感のある余生を過ごしている様に見受けられました。
(於:城東区) まわりの赤錆色や灰色がこれまたええ味だしてる。
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