上町台地に、夏が来た。
うちましょ (パンパン) 、もうひとつせ〜 (パンパン)、祝おうて三度(パンパンパン)、めでたいな (パンパン) 本決まり (パンパン)"。
このフレーズが聞こえたら「あぁ、夏が来たなぁ」って思いますな。上町台地に夏が来た。
これらの巡行、上から「枕太鼓」「中太鼓」「子供太鼓」「神輿」と言うそうで、枕太鼓は宵宮の日にトラックで大人が、あとの3つが本宮の今日、子供たちが大人に誘導され地区を練り歩いていました。
中太鼓、子供太鼓は最初に触れた決め言葉+「よいしょよいしょ」と行きますが、最後に幼児さんたちが引く“神輿”は「わぁっしょい」「わぁっしょい」と録音されたラジカセ(死語?)みたいなもんから流される声に合わせてお子たちも言うという…これもこれで、かわいいねんなぁ。いちばんかわいいかもしれませんで。
で、昨日来たトラックによる枕太鼓、確か近年中になくなるはずやったと思います。ちょっと昔ながらのルートを変えて、再び人力でやろという話がでているとか。てなわけでこのトラックバージョンも来年くらいが見納めかも。あと何十年もしたら「トラックに乗せて回っててんて」てなことになるのかな。気になるお方、来年こそあの実質本意なスタイル、目に焼き付けておきましょう。
※なお、生國魂さんの夏祭りのもうちょっと詳しめのことは、拙ブログ、2年前の記事『生国魂神社の夏まつり 太鼓、神輿の巡行』をお読み下さい。
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コメント
あ、生魂はんも夏祭りでしたな!このまくら太鼓もその一環?衣装は天神祭とかで見る願人なんですね!その土地のお祭りっておもろいですよね!しかし、トラックってのも、ある意味子供が少ない都市部ならではって感じがしますわな。こちとら京都に出ておりまして祇園祭の鉾建てが着々と進んでましたわ。
ただ、あまりに暑~てしんどなります。
投稿: りらっくま | 2013年7月12日 (金) 22時47分
最初写真だけ見て、「ん?これってあの会社とちゃうん?」なんて思いつつ本文を読むと、、、、、、龍造センセ(先生)、狙ってはりましたな。
しかしトラックから人力に戻すのはめちゃくちゃ大変でしょうね。
愛染さんの"ほえかご"も数年前から一部台車みたいになりましたが、いくたまさんは時代に逆行?と言うか先祖がえりですな。
投稿: 雀のお宿 | 2013年7月12日 (金) 23時23分
たしかに“トラック”はナンダカなですネ(笑)
どこも地車の曳き手や神輿の担ぎ手が不足して苦労されてますワ…
愛染さんの“宝恵駕籠”やったら担いでもエエんやけど(汗)
投稿: 難波のやっちゃん | 2013年7月13日 (土) 09時24分
トラックですか?
確かに都心は担ぎ手、曳き手が不足しているからでしょうね
こちら泉州も、阪南市の祭りには岸和田の人がお手伝いで曳きにきて、岸和田の祭りには阪南市の人がお手伝いで曳く
こういう相互扶助でなりたってますね
でも祭りが好きだからですね一番の理由は
投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年7月13日 (土) 10時12分
●りらっくまさま
ほんま祭りはあちこち地域によって違いがあっておもろいですね。地車エリアと神輿エリアの違いもとても興味あります。
祇園祭は…あの尋常ではない暑さにめげて、もう一回で懲り懲りって感じ。これからも行くことはないでしょう。
●雀のお宿さま
はは…ばれましたか。そこを狙ってあの場所から撮ってたんですけれどもね…ちょっと刺激キツイかもとか思う部分あって、あの一文、カットしてしまいました。申し訳ないです。しかし“センセ”て…そう言われる歳になったんかなぁ。
さてトラックから人力へ…どうなるんでしょうか。駆り出されんかなぁ。
●難波のやっちゃんさま
トラックは確かに“ナンダカナー”ですが、まぁこれも昭和な光景のひとつかもしれませんね。
少子化進む中で…とか思いましたけど、都心に人口は集中している訳で、ニューカマーを地元民がもっと暖かく受け入れたら可能なんちゃうかといま、ちょっと思いました。
●阪南市テクノ森田さま
>>阪南市の祭りには岸和田の人がお手伝いで曳きにきて、岸和田の祭りには阪南市の人がお手伝いで曳く
こんな相互扶助があったとは知りませんでした。泉州人は…ほんま好きなんでしょうね。
皆さんコメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2013年7月16日 (火) 18時51分