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2013年7月29日 (月)

置き薬 1 ◎ はらいた一ぷく / 極東薬品

 今日から数日夏休みということで、懐かしのレッテルやパッケージでお楽しみ。“珍酒票”改め今夏は懐かしの“置き薬”シリーズで。このネタはもう、あっちこっちのサイトにありそうなので、今まで出さずにおりましたが、ま、私の懐かしモン古いもん好きの原点のひとつでもありますので、これからぼちぼちと。
Haraita1a Haraita1b  ええでしょ!、これ。これがもう私好きで好きで。
 このパッケージに出会ったのが私が小学生は高学年の頃。母方の実家にあった薬箱を開けた時の感動は…未だに忘れられませんなぁ。「何なんこの昔っぽいけどかわいい感じは」とあれもこれもと取り出して見たときのワクワク感…あ、もう語り出すと全然夏休みにならんのでこの辺で。
 でまぁ感動のあまり「うちにも来てもろて、富山の薬売り」と母にせがんでそれから数年間は実家にも富山から薬売りが来てくれてましたわ。しばらくした頃…中学生時分ですか、私、しょっちゅう腹痛になってまして、学校にこの薬を持って行っては飲んでましたけど…薬が効いたのか、パッケージに癒されて治っていたのか、今となっては定かではありません。
 なお、このくすり、富山から持って来てはりましたけれど、東京の極東薬品製となっています。現在富山にあるキョクトウという製薬会社が存在しますが、その社がこの極東薬品の後の姿となっている様です。

◎『はらいた一ぷく』 極東薬品株式会社 東京都中央区八重洲5の1

派手なんか地味なんか…妙なカラーリング。

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レッテル類」カテゴリの記事

コメント

あーたまらん!めちゃ良いセンスした薬ですね~(涙)ジェントルマンがいかにも腹痛が通じて来そうですわ!ちょっとパッと見なんと読むんや?と思いましたわはは…はらいたーぷく?はらいたいっぷく?
富山の薬屋さん、リアルで見た事ありませんね。布亀や富士薬品なら見た事ありますが…

投稿: りらっくま | 2013年7月29日 (月) 22時16分

  「配置販売業」なんて言葉があるのですね。

 置き薬はCMや街中で見かける軽4に書かれた「布亀」と、スキー場でお世話になった「三光丸」しか知りませんでした。

 我が家の救急箱は保険加入の際の景品ですが、赤チンをはじめ今では使えないものも入ってました。

 薬品は期限が切れたものから処分しているので、今入っているのはガーゼや包帯と水銀の体温計くらいです。

 今のところ常備薬は医者から出された血圧の薬だけですから、それで充分かな。
 

投稿: 戦後派 | 2013年7月30日 (火) 08時24分

 『越中富山の薬売り』
“鼻クソ丸めて万金丹、それを呑むやつアンポンタン”って子供の頃ヨウ云いましたワ(笑)。

胃腸カタル、渋り腹…これもほゞ死語ですネ(汗)。
慢性の胃炎・腸炎、便意を催すのに排便が無い(又は少量)。

普段は配置家庭薬で、イザの時は町医者も簡単に往診してくれるイイ時代でした。

「先用後利(用いることを先にし、利益は後から)」…後払い(信用)と在庫管理の大切さを子供心に学びました(ウソです!)。

投稿: 難波のやっちゃん     | 2013年7月30日 (火) 08時46分

このイラストほんま効果ありますね

うちは腹痛は「わかのうら」でしたわ

じいちゃん和歌山出身なんで

パッケージはあんまり面白くなかったと記憶してます

投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年7月30日 (火) 08時48分

 うちは四條畷で奈良に近いせいか、置き薬は御所とか高田とかのでした。だるまが自動車に乗ったかなりシュールな絵の、あれ、なんやったかなぁ、ああ、六神丸です、そんな箱があったんですが、残しておいたら良かったなぁとつくづく後悔しています。今も同じ置薬屋さんと付き合いがあって、昔の箱無いの?って聞いたらさすがにそれはないなーと。
 この紳士は「はらいた紳士」とかって呼ばれていませんでした?宝島かビックリハウスで。
 僕も子供の頃は腹痛やらづつうに悩まされていました。なんかいつも体調不良と一緒だったような。

投稿: たのけのあむら | 2013年7月30日 (火) 10時20分

「はらいた」ではなく、内臓の見えている「はらわた紳士」だったかも知れません。

投稿: たのけのあむら | 2013年7月31日 (水) 00時10分

雷が落ちたようなこの感覚、ええですねぇ。
朝の駅の男性トイレの個室はいつも長蛇の列。
男で腹痛に悩まされている人間がいかに多いかですね。

投稿: ぽんぽこやま | 2013年7月31日 (水) 02時13分

お食事中の方はごめんなさいね。ぽんぽこやまさんのコメント見て思わず買いちゃいましたσ(^_^;)あたしは大阪駅で掃除の仕事してますがなんで男性ってお腹が緩いのか…男性トイレを掃除する際いつも汚物まみれになってます…あと、シンクでバシャバシャ顔を洗う姿をよく見ますが…不思議な光景です。愚痴になっちゃいました…すんません

投稿: りらっくま | 2013年8月 1日 (木) 22時13分

●りらっくまさま
「どや!、これが昭和の味わいってもんや」と言いとなりますわ。若い衆にもこの良さが通じる様で嬉しい限りです。
いま、うちには富士薬品さんが来てはりますが、もう全然こんな味わいあるものは薬箱に入ってません。もちろんですから使うことも滅多にありません。「使わなくてもええんで置いてください」と言われてそうしましたが…なんか気の毒でね。やっぱり置き薬は出稼ぎやないと…
それから…そうですか、大阪駅の手洗の掃除をされていると。大変なことでしょうね。ま、考え様によっては今という時代をある側面でリアルに見ることができて、社会勉強にもなりますね…って、毎日のことではそうも言ってられんでしょうが。

●戦後派さま
置き薬と縁のない日々やったんですね…ってまぁ、普通そうかもしれん気もしますね。で“赤チン”…懐かしいですね。一時期なんや身体に毒やとか言われてましたけど、どうなんでしょうか。そう言えばまだ、実家の薬箱には入ってるかも…

●難波のやっちゃんさま
“鼻クソ丸めて万金丹、それを呑むやつアンポンタン”ですか、私らは“鼻くそ丸めて黒仁丹”でした。ちなみのお子は“鼻くそ丸めてポイ”やと言ってます。…変わるもんですね。
ホンマ言われてみたらしぶりはらもカタルも聞きませんね。知らん間にいろんな言葉が死語になって…

●阪南市テクノ森田さま
“わかのうら”…調べてみました。“和歌保命丸”というのがヒットしましたが、これでしょうか。確かにパッケージは素っ気ないですね。
で、和歌山にルーツがあると…と言うことは阪南市でお仕事とは、先祖帰りってことなんですね。

●たのけのあむらさま
そうですね、中学生時分、まわりのひとに聞いたら奈良のクスリが来てるというヤツが割といましたわ。
で、いまもその配置薬業者さんが来てるんですか?それはよろしいですね。最近のパッケージはどんなんなんでしょう?
それで、私もビックリハウサーでしたが“はらいた紳士”も“はらわた紳士”も知りませんですわ。ちなみに何て名のクスリか、これと同様のレッテルは他社のもんでも見たことがあります。

●ぽんぽこやまさま
カミナリっぽいと?…なるほどですね。
で、
>>朝の駅の男性トイレの個室はいつも長蛇の列。
そうなんですね。いかに皆さん神経すり減らして日々仕事に励んではるのかって感じ。もっと世間の人々に知ってもらったほうがええ現実やなぁと思って読ませてもらいました。で、ぽんさんも並んではるんですか?

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2013年8月 5日 (月) 17時56分

りらっくまさんのコメント、わかります。あせって入ったら絶句することがよくあります。
私も電車通勤とはいえ、距離は短いんでターミナル駅は今は使わないんです。ただ、たまに通勤時間に難波やら天王寺に行くことがあって、そこで腹痛起こしたらそら大変です。
体をよじりながら並んでいる人もおります。
ズボンを脱ぐんももどかしい人もいるんじゃないでしょうかね。
人目につきにくい場所にあるトイレをあらかじめ頭に入れておくことも大事かと。

投稿: ぽんぽこやま | 2013年8月11日 (日) 00時53分

渋り腹に効くクスリ飲んだら余計悪夢の超特急やがな(^_^;)

投稿: ん | 2013年8月11日 (日) 08時44分

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