« 幹腐って伐られても生き抜く。 | トップページ | ワイヤ屋さんの玄関にワイヤそびえる。 »

2013年6月10日 (月)

懐かしの大阪市バス風ゼブラバスは何や?

 「何やあのバスは…」と、ここ一ヶ月ほど気になっていたヤツ、ついに撮れました。
Nihonjo1 Nihonjo2 Nihonjo3
 見ての通り、あのゼブラ模様の市バス。「え?、今はやりの復刻塗装か?」と思ったものの、そこには“大阪市交通局”の文字はなく“日本城タクシー株式会社”の文字。行き先には“ライフ西田辺前”となっていますので「これは何やわからんけど、ライフの送迎サービスやろ」と思てましたら否々、今春より赤バスの代替として瓜破西と西田辺を結ぶ日本城タクシーによる路線バス西田辺用の車両とか。
 今日夕刻、南港通沿いのロイヤルホストから眺めていますと、このデザイン以外のものも含めてこの路線のバスが来るわ来るわ行くわ行くわ状態。調べれば何でも1時間に3〜5便も走っているそうで…これは便利ですなぁ。
 しかし何です、カラーリングもさることながら、ちゃんと“しずかに○▲”のマークも記されていてかなり本気で再現されています(残念ながらもちろん市章はありませんが)。で、写真で見て知ったのですがなんと後ろには“EXPO70”、“万国博を成功させよう”と記されたステッカーまで貼られています。これは何なんでしょ? 当時の市バスにも貼られていたのですかね。
 ここまでやってるとなると、ただ単に「あのカラーリングをもう一度」というつもりだけではないということですね。しかしまた何で1960年代仕様のこれを使って走らせているのか…謎ですなぁ。ま、やっぱり見ると嬉しなりますから、別に理由はいらんのですけどね。しかし何だんなぁ、このバス路線と大阪市バスの路線、一部競合してるみたいやというのに、よく大阪市もこのカラーリングにOK出したもんですね。やるなぁ、あの市長も。

(於:東住吉区) この塗装って、地味なんか派手なんかどっちかね?

追記:このゼブラバス仕様を手掛けたお方のブログ(大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記)を見つけました。“ゼブラバス”という記事以外も日本城バスについてあれこれ記されています。おもしろいブログ、ぜひご一読を。

追記2:
Nihonjo4 Nihonjo5  後日、赤信号で停車しているゼブラに遭遇しましたので掲載しておきます。見ての通りゾーンバス時代のリスの看板まで付けてあります…って、この看板付いていた時代は、もうカラーリング変わってませんでしたっけ。現行のよりひとつ前の時代のやった様に思いますが…ま、ええか。

※関連記事:
『市バス待ってたら、ゼブラバスが来たで!』 2014年1月の記事
日本城タクシーのゼブラバスが、より昔風になってる。』 2014年2月の記事

| |

« 幹腐って伐られても生き抜く。 | トップページ | ワイヤ屋さんの玄関にワイヤそびえる。 »

社会」カテゴリの記事

大阪市南部」カテゴリの記事

大阪ネタ」カテゴリの記事

コメント

なんと懐かしいゼブラバスが復活したんですね。なにやら嬉しいものです。
ただ、後ろの〇に難の字は、所属車庫の表示でしょうが、昔はリアガラスに貼ってあったと思いますね・・・。

投稿: fuzzy | 2013年6月11日 (火) 06時12分

確かにインパクトあるカラーリングですね。

残念ながら私にはこのバスの記憶がありません。

大阪府民ではありますが、市内にいたのは3歳までだからかな。

投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年6月11日 (火) 07時52分

  南港通り沿い「ロイホ」の向かいの阿倍野区で、住宅街の細い道から赤バスが現れてびっくりしたとがありました。

 南港通りで見かけた赤バスは大概空席が目立ってましたが、民間が参入するってことは収益が見込まれるんですね。

 公のお仕事は不公平にならない様にとか、制約が多かったんでしょうねぇ。

 てか、地元の有力者の口出しとか、疑ってしまいますな。

 

投稿: 戦後派 | 2013年6月11日 (火) 09時34分

 なんと“酒は紀州の日本城!”が観光事業(笑)

コミュニティバスの草分け(自治体からの補助無し)で、昭和48年から我孫子~河内天美の路線バスをやってるとは知らなんだ(吃驚)

そらベンツやボルボ使こてたら赤(字)バスになるわなァ(汗)

投稿: 難波のやっちゃん     | 2013年6月11日 (火) 11時52分

●fuzzyさま
ね、何や嬉しいでしょ。最初見たとき「え?どういうこと??」とびっくりしました。
で、所属車庫の表示の○の位置ですが、さすがによく知ってはりますね。ゼブラバスの写真を見ると、確かにその通りでした。

●阪南市テクノ森田さま
ちょっとお若いから知りはれへんのでしょうね。ただ…私もゼブラバスの外観は知っていても、乗った記憶はどうにもありません。

●戦後派さま
いやほんま、赤字やから撤退したもんに、民間が参入するというのも妙な話の様な気がしますね。おっしゃる通り、ルートにしても運賃にしても車両にしてもあれこれしがらみがあっては採算合う路線を走れん買ったんでしょう。ちなみに日本城タクシーのこれは、1.2キロまで100円、それ以上は200円とかで、まぁ良心的やないかと思います。

●難波のやっちゃん  さま
我孫子に日本城のバス停があるのを数年前見つけて「へぇ」と思てたら…なんとそんな昔から参入していたとはって感じです。結構上手に交通事業でやってはるんですね。まぁその間、酒の方では失敗というか、一度潰れましたけれど。
で、確かに何であんな外車を車両としてを使ったのか…政治的なもんがあるんでしょうかね。

皆さんコメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2013年6月12日 (水) 18時38分

このバス、大阪市からOKは貰ってないみたいです。話によると、日本城バスの塗装(カッティングシート)をしてはる塗装屋さんがアイディアを出して実現させたとか。たまに我孫子ルートに入るので見かけるのですが、いまは腰部に富士ホームの広告が入ってます。それと、あの「リスマーク」ですが“もっとバスに親しんでもらおう”と西田辺ルート使用車に愛称をつけたんですよ、当然このバスにはリスマークになり「リス号」と呼ばれています。ちなみに、日本城バスは朝日タクシー傘下の日本城タクシーが経営している日本初のコミュニティバスで開業時から現在まで補助を一切受けずに営業してはります。酒の日本城さんとは関係はないようですね。

投稿: よさみのみやけ(旧あのまのかりす) | 2013年7月 6日 (土) 14時29分

過去スレですいません。ぜ、ゼブラバスが復活⁈と、おもてガン見しちゃいました。あたしも先日見てしまいましたw本物のゼブラバスは大阪市交通局の秋のイベントで展示され昔の匂いが感じられて毎年緑木へ行きますwほんまは市電博物館がメインなんですが思わず見てしまいます。大阪らしく派手でよろしおま。福島にまだ赤バスのバス停がポツリと残されてました…

投稿: りらっくま | 2013年9月 8日 (日) 16時50分

りらっくまさま
このカラーリングは、りらっくまさんには派手にうつるんですね。わたしはやっぱり派手か地味かようわかりません。けど“粋(すい)”やなと思いますね。ほんまこの復活ゼブラ、出会うと今でも嬉しなります。

投稿: 山本龍造 | 2013年9月11日 (水) 17時28分

今日(2014/01/28)天王寺区でゼブラバス発見
検索したらここに付きました。
古い生地にコメントしてスマソ
写真UPしました。

投稿: Oichan | 2014年1月29日 (水) 00時46分

●Oichanさま
はじめましてこんにちは。写真拝見させて頂きました。やっぱりカッコよろしいですね。私は正月以来、さっぱり遭遇していません。ま、滅多に見ることができん方が楽しいかもしれません。
報告有り難うございました。

投稿: 山本龍造 | 2014年1月29日 (水) 11時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 懐かしの大阪市バス風ゼブラバスは何や?:

« 幹腐って伐られても生き抜く。 | トップページ | ワイヤ屋さんの玄関にワイヤそびえる。 »