琺瑯タンクの余生 24 ● 岡山県瀬戸内市邑久町福谷
連休前にちょっと牛窓まで旅へ。道すがら、やっぱり琺瑯タンク発見。
路端で何かの用途で使われているというより、放置されているといった感じ。中を覗いてみますれば、空っぽの上、草も生えています。タンク側面には何かを消した跡がありましたので近寄って読もうと努めましたがわからんまま。ポツねんとひとりさみしい余生を送っているといった風情のやつでした。
牛窓では高祖酒造さんを訪ねました。訊けばこのエリアの造り酒屋は軒並み廃業し、牛窓だけではなく、この近辺ではこの一軒だけになってしまったとか。“吉備のうま酒”もこの時代にはなかなか大変な様で…この琺瑯タンクもそんな廃業蔵のひとつから放り出されたのかと思うと、余計さみしく見えてきました。
(於:岡山県瀬戸内市) “瀬戸内市”なんか出来ていたとは知らんかった。
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コメント
殆ど依存症の小生は、最近特に酔っぱらうのが目的で飲んでるような気がします。
泥酔や二日酔いするまでは呑みませんが、安酒あおってばっかりで「味わってないなぁ」と反省しました。
燗が冷めたり、氷が解けて薄くなったりするのが嫌でついついピッチが上がるんです。
その程度の味わい方ですワ。
脱デノミの為にもちょっと旨い地酒でも探してみますか。
投稿: 戦後派 | 2013年4月26日 (金) 07時39分
以前浪花正宗さんの酒蔵見学に行ったときにこういうタンクをたくさん見ました。
以前はこの中でお酒が発酵していたんでしょう
寂しいですねー
投稿: 阪南市テクノ森田 | 2013年4月26日 (金) 08時47分
○○市とか○○市とか。。
名前が大きすぎて場所のイメージが湧かないけど、
アイデンティティとか愛着とか、、、持てるのかなぁ。
山本龍造さんも「学会」入られたんですね!
投稿: ぷにょ | 2013年4月26日 (金) 10時30分
●戦後派さま
いや、ほんま言うと私もその傾向がありまして…でも、お酒(日本酒)に関しては「やっぱり文化やし、地元の酒、もしくは頑張ってはる蔵の酒を呑も」と意識しています。20代〜30代には超マニアックに酒のウンチクを吐いてましたが、最近はその蔵でいちばん売れてるレギュラー酒を好んで買ってます。たとえアル添糖添でもそれが看板酒なら、それで良しですね、今では。
●阪南市テクノ森田さま
浪花正宗さんでですか…少しは落ち着いたんでしょうか。大阪イチの生産量を誇ってはったので、琺瑯タンクの数も多かったことでしょう。そこのタンクもこれみたいに放り出されることのない様にと祈るばかりです。
●ぷにょさま
身近の東大阪市って名も「?」って感じですが、今ではすっかりそれなりに定着してるなぁとも思います。大東市や阪南市はどうなんでしょ?。部外者の私はやっぱりこの手の名は好きになれませんが。
で、
>>山本龍造さんも「学会」入られたんですね!
はい、“入信”しました…ってね、略すと意味が違てきますが。凸凹歩きにも参加された様で。ええ天気でよかったですね。
皆様コメントおおきにでした。
レスの激遅、いつもスンマセン。
投稿: 山本龍造 | 2013年5月 1日 (水) 18時39分